施工概要

仮設工事...水盛り、墨出し、外部足場(シート養生)、内部脚立足場、        床・仕上げ材諸養生、整理清掃片付け、発生屑材処分、工事        用電力盤設置、工事用用水設置、仮設トイレ設置等     基礎工事...基礎工事は建築する上で最も重要な内の一つで一般的には、        木造建築では、布基礎が多いが、地盤によっては、表層改良        したり、べた基礎にしたりする場合がある。               その他、鉄筋の配筋、コンクリートの強度・厚み、ボルトの        数、防湿シート、防湿コンクリート等の仕様も確認しておき        たい。                         木工事....木部造作工事全般(大工さんが施工する部分)              木造り→棟上げ→垂木取付→野路板(コンパネ)張り→根太        上げ→間柱・本筋交い取付→開口部下地→床下地(構造用合        板)→サッシ取付→外壁構造用合板張り→軒天貼り→天井下        地→和室敷居・鴨居・廻縁・付け鴨居・長押・畳寄せ・天井        板貼り→床板貼り→階段取付→窓枠取付→建具枠取付→収納        →天井ボード貼り→壁ボード・コンパネ貼り→廻り縁・巾木        取付→建具取付                     屋根工事...カラーベスト:防水紙(ルーフィング)貼り→金物取付→                カラーベスト釘打ち施工→棟換気等取付          洋瓦:防水紙貼り→ひっかけ桟取付→瓦釘打ち施工            日本瓦:防水紙貼り→引っかけ桟取付→土のせ→瓦釘打ち施        工                           板金工事...銅板、カラー鉄板の一文字葺き、瓦棒屋根の施工、庇の屋根        水切り、笠木取付、その他                ラス工事...防水紙貼り→サッシ回り等防水テープ貼り→メタルラス施工       (壁の強度を上げるには、ダブルラスを施工するとよい。) 左官工事...外壁:下地モルタル(養生期間5日前後)→仕上げモルタル        基礎巾木:モルタル鏝押さえ(又は、刷毛引き)あるいは、             洗い出し                          犬走り:モルタル鏝押さえ                       和室:入洛塗り、漆喰塗り等                      土間:下地モルタル→目地棒入れ→仕上げモルタル     サッシ工事..サッシ枠、シャッター雨戸等は、大工さんが取付             建具、雨戸、網戸、面格子、建て付け調整は、サッシ屋さん        が施工する。                      木製建具工事.既製品は、枠、建具共大工さんが取付                  和室回りの障子、襖、和・洋室の取り合い建具などは、現場        の寸法取りをして、建具屋さんが作成、取り付けする。   タイル工事..一般的に下地は、モルタル塗りで櫛目仕上げにしておき、         タイルの割付、墨だし(糸張り)を行う。                モザイクタイルやキッチン用タイルなどは、下地に圧着ボン        ドを塗っておき、追掛けてタイルを張っていき、目地セメン        トを入れ、タイルを拭き取って仕上げる。                小口タイル等厚みのあるタイルは、下地と共にタイル裏面に        も圧着ボンドを塗って施工し、目地セメントを塗って目地押        さえをし、タイルを拭き取って仕上げる。                風呂などは、タイルの裏面にモルタルをのせ下から一段ずつ        順次積み上げていくだんご貼りでの施工が多い。             玄関やポーチなどの土間は、水勾配の墨だしをし、モルタル        のから練りを敷き、のろを流してタイルを貼る。      サイディング工事・水切り取付→透湿紙貼り→サッシ回り、開口部回り防水        テープ貼り通気工法之の場合胴縁釘打ち→コーナー役物取付        →ジョイナー取付→本体施工→窯業幕板・破風板等取付→コ        ーキング下地プライマー塗り→マスキングテープ貼り→コー        キング施工→テープ剥がし                塗装工事...塗装する場所や下地、環境により多種多様な塗料、塗装方法        があるが、代表的な塗装を幾つか上げてみよう。             外壁:吹付けタイル、リシン等塗装方法で、それぞれセメン        ト系、アクリル系、その他の塗料で、下地処理(シーラー、        パテ等)をした後3、4行程で仕上げる。                外部:スレート瓦や窯業系無塗装品などは、アクリル系、ウ        レタン系等の、耐水性の高い塗料で塗装する。木部も同様の        塗装、又は、透湿性のある防虫、防腐性のある。塗料を使う        内部:外部同様塗装方法の他、木部は、オイルステイン、ワ        ニス、ラッカー、ウレタン等の塗装が多く、仕上がりや下地        に応じた塗料を選ぶ。                  内装工事...クロス工事:下地処理(パテ、シーラー等)→クロス糊付け        →クロス貼り→カッターで切る→コーキング→はみ出た糊を        拭き取る施工方法か、下地処理→クロス糊付け→入り隅、巾        木回りに裏コーキング→クロス貼り→ヘラを当ててカッター        で切る→はみ出た糊を拭き取る施工方法で貼る。             CFフロアー工事:あら切り→専用の接着剤塗る→CFを貼        る→壁付きをカッターで切る。                     カーペット工事:壁ぎわに、グリッパーを取付→アンダーレ        イ(下敷き材)を敷き込み→カーペットを貼る施工が最も多        い施工法で他に直か貼りや両面テープ貼りなどがある。          畳工事:現場採寸→畳作成→防虫シート貼り→畳敷き込み  樋工事....塩ビ製を使用する場合が多いが、銅板製を使用する事もある 防水工事...FRP防水:下地処理(充分乾燥している事)壁際や入り隅        に面材取付→シーラー塗→樹脂塗→ガラスマット敷き→樹脂        塗→ガラスマット敷き→樹脂塗→色付け                 その他、ピッチ(アスファルト)防水、シート防水、塗装防        水などの施工法も多い。                 防蟻工事...土台から1mの高さまで構造材に防虫・防蟻剤に塗布する。        土壌にも同材を撒く。(保証期間は5年)         断熱工事...建物の外気に接する部分(天井、壁、床)に断熱材を入れる        グラスウール、ロックウール、発砲系素材が多く使用される        開口部(サッシ)に、ペアガラスや二重サッシを使用すると        より高い断熱効果が得られるとともに、結露防止や防音効果        も高まる。                       洗い美装工事.サッシ廻り、水廻り、玄関土間や外部タイル等の洗い、床や        化粧材の養生を取り除き、建物内各所の清掃、フローリング        等のワックスがけを行う。