伝説のきつねくんに遭遇   2006.5.23

■ラボ通い
私は風景写真を趣味としていて、作品を撮影するには今だにフィルム(もちろんリバーサルです)。デジカメは使わない(使えない)のだ。理由は、またの機会にするとして週末撮影に出掛けたあとは、一刻も早く結果を見たいものです。・・・と云う訳で3時間で上げてくれる、水道橋にあるのに『クリエイト神田店』との名のラボを利用しています。勤務先の近所なので、朝出勤途中にフィルムを出し、昼休みに受け取り、職場で仕事のドサクサにまぎれて『FUJIFILMラノビア』にてスキャンという体制ができあがっています。余裕があればHPへのアップロードまでやっちゃいます。

そんな『クリエイト神田店』ですが、週明け昼休みにいつものよに、フィルムを受け取りにいくと・・・、先客になんだか暑苦しいじい様がいるなぁと思いつつカウンターに向かい、引換券を出しました。となりのその暑苦しい彼は現像を出しに来たようです。彼がぶっきらぼうに店内を出たあと、なにげにその伝票袋を見ると名前の覧に○□×○□×とありました。えーーーっ!あの、きつねくん(仮名)だったのか。まあずいぶんと老け込みましたなあ。(人のこと言えんが・・・)

■事の発端
きつねくんは、サークル結成は何代目になるか不明だが、現在某写真サークルのボスであり、その起源は、たぬきくん(仮名)がボスであった某写真サークルを乗っ取ることからスタートしている。きつねくんは、写真表現の技術も高い上に(筆者個人的には嫌いな作風だが)、几帳面で面倒見もよく実にマメで説得もうまく、会員をかき集めるのは特技にも見えた。一方たぬきくんは写真表現のレベルも高いのではあるが、性格的にはズボラでおおざっぱで多少面倒見はいいが説得が下手なのが災いしてか、みごとに泥舟に乗せられてしまった感があった。

当初、たぬきくん側は、会員をほとんど持っていかれてしまい、悔しい思いをしていたのですが、風の便り等で(意外と会員の横の繋がりがありますね)、きつねくんの目的は、写真サークルにかこつけて女性にお近付きになりたいのが本音であることが発覚。女が好きならそれはそれで結構なことだし、否定する程のことでもないのだが、同時に複数の人に手を出すのは御法度と思うし、配偶者に絶対バレないよう配慮しないどころか、あくまでサークル上の指導だと言い張る『きれいごとにかこつける』という公明党みたいな手段を使うのはいささか可愛げが無いと思った。一方、たぬきくん側の会員はその後、じょじょに増えていくのだが、中には、きつねくんの面接を受けようとしたが、配偶者(または候補)の有無を聞かれて怪しいと感じて思いとどまった会員もいました。そんなきつねくんに騙されたたぬきくん側も、いつしか会員も増え、都内有名ギャラリーにて念願のグループ展(写真作品展)を開催することができて、これをもって、きつねくんへの最大の仕返しともなったのでありました。

■伝説となったきつねくん
月刊カメラマンの「サークル募集」覧によく彼の名前を見かけた。募集要項は、どこの企業よりも厳しい年齢制限20代となっていた。男女雇用機会均等法には遵守しているようであったが、風の便りから察すると、女性にお近付きになるためであることは明らかであった。それでも、採用条件を満たした女性が会員となるようで、大したものである。ある面うらやましくもある?。しかし、きつねくんの論法は重大な誤りがあったのだ。苦労してゲットした女性会員に、暫くすると目的が見抜かれてしまうのだ。あんなに説得上手、口説き上手のきつねくんでも、その状態を継続するための対策を忘れていたのだ。会員同士の横のつながりを計算に入れていなかった。にもかかわらず、性懲りもなくサークル結成に精を出すきつねくんは間抜けなところもあり憎めないのだ。



今やスペーシアが新宿から出る時代であり、MacがIntelチップを搭載する時代であり、予想が覆されることはよくあることであります。当然、アナログ系と思われていた、きつねくん本人もネットサーファーである可能性を否定できませんし、この記事にやって来るかもしれませんので、『南房総事件』等、もっと色々書きたいこともあるのですが、このへんで終りとします。



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