|
ニセモノのリサイクル
最近は見かけなくなってしまった『ちり紙交換』。よかれと思って自治体や住民単位で古紙回収運動をやった結果、古紙の価格が大暴落して、せっかく昔から確立されていたリサイクルシステムを潰してしまったのだ。今のリサイクルは本末転倒なことがあまりに多い。エネルギー無駄使いの最たる牛乳パック再生など消費者は、よかれと思って回収にまわしているのだから、さらに始末が悪い。古紙使用商品についている『エコマーク』は『エゴマーク』の間違いである。エコマークの本当の意味合いは、木を伐採してないよというポーズとりの『免罪符』であって決して少エネでもリサイクルでもない。 森林を枯渇させないためには、植林すればいいのである。植林伐採を計画的に行えば、木は無限のエネルギーを生み出す。無限である太陽の光と熱が形を変えたものである。この前提がなぜかないがしろにされて、再生することに躍起になっている。再生も一旦商売となれば、利権もからむであろうが、あと40年で枯渇という説のある有限資源である石油を使ってまで、しかも、古紙の漂泊では塩素使用によるダイオキシン発生があるにもかかわらず、「環境に配慮うんぬん」をうたう奴らは後をたたないし、リサイクルは有限資源である石油を大量に食い潰すものがあることは誰も言わない。 そんな中、トイレットペーパーの『エリエール』は100%バージンパルプ使用をうたっている。『エリエール』の大王製紙こそ良識ある企業であると思う。本来は無駄なエネルギ浪費やーダイオキシン発生がない、この商品を買いたいのだが価格が再生のものよりも高いのでやむをえず再生を買ってしまっている。後ろめたい気分である。パルプ100%のほうが価格が安くできそうな気がするが、不可解ではある。 世間の風潮として、ものごとの全体像を見ないのである。目に見えるところでしかポーズをとらない。あるいは消費者としては、見えないところは丸投げで何も考えようとはしないことなど、憂鬱です。それとエネルギー浪費問題とは少し意味合いが違うが 「環境に配慮うんぬん」という文句は突き詰めれば、人類の存在を否定しなければならなくなる。某自動車メーカー、某石油会社、液晶画面で成功した某電機メーカーはこの文句を前面に出しているが、あまり多用すると、かえっていかがわしいものになると思う。 |
| 不定期記事一覧へ | HOMEへ |