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イヤホンと難聴について以前体験したこと 2006.3.29
「iPodで難聴に」との見出しの記事を見かけたが、悪いのはiPodではなくイヤホンだろが。こういう馬鹿な記者のせいでiPodが悪者にされている。Appleがかわいそうである。 かなり以前の筆者若き頃、ウオークマンを筆頭にカセットプレーヤーが流行していた。参入メーカーも多かった。私はAIWAの「カセットボーイ」を愛用していたのだが、これの前に使っていたのは値段が安いとの理由だけで購入した、機種名は忘れたが「サンヨー」のカセットプレーヤーを使っていた。で、この機種でイヤホンを耳につっこみ音楽を聴いていると、まず耳の奥が痛くなってきて、やがて頭も痛くなってくる、私から見れば重大な欠陥商品だった。どういことかと云うと、蚊の鳴くような小音量でも症状が起きるのだ。しかしながら家に帰ってオーディオセットで今はなきYAMAHAのHP-2というヘッドホンで外の音が全く聞こえない程の大音量で音楽を聴いてたにもかかわらず、耳の痛みや頭痛などついにおきることはなかった。 当時もヘッドホンやイヤホンによる難聴問題があったのだが、「ロック奏者は難聴になりがちだが、クラシック奏者はならない」との見解もあり、私はこれを聞いて、そういうことだったのかと思ったのである。私はオーディオの知識から、単なる大音量よりも、波形がピークでつぶれた音(われた音とか歪んだ音とか表現される)の方が、むしろスピーカーを壊し易いということは知っていた。歪んだ音は機械だけでなく人間の耳にも悪さをするということなのだ。つまりピークが潰れて割れた音は小音量であっても耳を壊す恐れがあるのだ。先のサンヨー製のカセットプレーヤーは、一聴しただけで、中音域の周波数特性はメチャクチャであるとわかる程で、それに加えて歪みもかなり多い音であった。当初は値段が安いので音が悪いのは承知の上でガマンするつもりだったが、耳にダメージを与えるとは気が付かなかった。結果『悪い音は耳にダメージを与える』ということを自分で人体実験してしまったのだ。サンヨーのものを他のヘッドホンで聴いてみたところ音の傾向は変わらず、イヤホンだけでなく本体も粗悪なものだったと判明した。当然サンヨーのものは使用を中止し叩き付けて捨てた。次の購入はラジカセメーカーで人気のあったAIWAのものにした。ヘッドホンタイプで音も良く、歪み感はあまりなかった。極端に大音量にしない限りは耳が痛くなることはなかった。 結論として、難聴の要因は必ずしも大音量ではなく、割れた音・歪んだ音の影響力が大きいと思うのである。家に設置してある一定水準以上のオーディオセットならば良質な録音物を聴く限り、大音量にしても急速に歪んだ音にはならないからこそ、安心して大音量で聴けるのである。対してiPod等の音楽プレーヤーでは、音量を上げ過ぎると歪みが急に増え、耳にダメージを与えてしまうのだろう。もしiPod等で大音量で聴きたいのならば、ちょっとダサイが家用のでかいヘッドホンで聴けば安心であると思う。 あと公共の場での音に関連することで気になっていた事がある。それは、船橋ららぽーと内にあるファッション系の某お店で、どこでもBGMを流しているのだがその中に、恐ろしい歪みだらけの身の毛がよだつような汚い音、それも結構な音量で流していた店があった。耳を壊す恐れもあり、当然そんな店にはどんなに良い商品があっても絶対入りたくないし、店の外の通路にまで聴こえてきて大迷惑である。これでお客を逃がしているのではないかと思う。 |
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