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「住民基本台帳法」施行記念? 全世界で熱狂的人気を誇った伝説のTVシリーズ まるごと1ページを「プリズナーNo.6」で埋め尽くす シリーズ「ページまるごと」の第2弾! |
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イントロダクション. |
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イギリスのある組織に属する情報部員(P・マッグーハン)。ある日、自分の上司に辞表を叩きつけ、部署を後にした。帰宅すると荷物をまとめる中、突然彼はガスに包まれる...気がつくと知らぬ場所にいた。そこは世間と隔離され、村と呼ばれる場所で村の人々は名前を持たず番号で呼ばれるのであった。彼に与えられた番号は「No.6」。統括する姿無き「No.1」とその直属の指令を下すリーダー「No.2」。彼らは執拗にNo.6へ迫る。「辞職の理由」そして「情報をよこせ」と。毎回代わるNo.2とNo.6の頭脳戦、そして脱出を試みるNo.6。果たしてNo.6は村を脱出し、自由を獲得する事ができるのだろうか。 |
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主演のパトリック・マッグーハンが自ら立ち上げた企画を「サンダーバード」でおなじみのITCが配給(製作は別)。元々は七話のミニシリーズで計画されたが、紆余曲折を経て、最終的には全十七話のシリーズとなった。本国イギリスでは1967年から68年にかけて放送。勧善懲悪、シンプルな作りの多かったTVドラマにSFの要素を織り込み、不条理で難解なストーリー。管理社会への警鐘等、多くの解釈が生まれ、謎が謎を呼び、No.6とNo.2を含む彼ら組織を繋ぐ真の目的が判らないために視聴者は翻弄され続ける。この作品こそ、その後、多く生まれた不条理ドラマの原点といっても過言ではない。そしてその一本通った筋に、秀逸な各エピソードが魅力が加わり、マッグーハン演じるNo.6のキャラを支えている。今も全世界でこの作品を根強く愛するファンは多い。 初回当時、日本ではNHKがこのドラマを放送(1969年3月2日9時30分から放映開始)。ある意味、当時NHKが放送していた「少年少女シリーズ」にダブる部分が無くも無い。そして「機動警察パトレイバー」の押井守、平成「ガメラ」シリーズの金子修介等、日本の映像作家でこの作品を推す人が多く、彼らの作品にもそのテイストを垣間見るケースも少なくない。自分が初めてこの作品を観たのは地方局の深夜。噂は昔購読してたバンダイの情報誌「模型情報」の広告(写真上右)で知っていた。それはバンダイは自ら立ち上げた映像レーベル「エモーション」のリリース作品にこの「プリズナー.6」を選んでいたからだ。そこで触れられた解説は自分の興味を捉え、観る機会を待望していたのだった。その時観た第一話に唖然。以後脱出パート、選挙戦、スパイ合戦、西部劇、そして超SFと一見ゴッタ煮とも思える世界観だが、一本筋の通った謎に惹かれていた。そして最終回に控えるインパクトはあの「新世紀エヴァンゲリオン」を大きく先んじるもの。それを意図したかのマッグーハンに自分も魅せられてしまった。先頃発売されたDVDボックス(発売元:東北新社)は親しみ深い日本語吹替が一部英語+日本語字幕使用というやや残念な仕様となったが、現時点ではパーフェクト。是非興味を持たれたら、ビデオも含めて世に出ているメディアを通し、本作に触れて欲しい。 |
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| 登場人物. このドラマに登場する主要登場人物を紹介。
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| キーワード この作品には様々なキーワードが登場する。遊舟的に少しだけ解剖してみたい。
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| 恒例、各話ひと言解説. 放送されたシリーズ全17話(本国放送順:日本初回放送時は途中順番が異なる)に紹介。
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| ソフト関連紹介 現在入手できる映像、音楽メディアから、筆者所有のものを紹介。
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| まとめ. サスペンス、スパイアクション、SF、...ひと言で語りつくせないストーリー。哲学な匂いに謎を呼ぶ行間。この作品の魅力、掴みどころの無さが何となくでも感じてもらえたと思う。そして最終回、あなたが本作から感じるものは何か。マッグーハンはDVD化の際のインタビューで「質問に対する答えは全て、シリーズのエピソードの中にある」と答えている。だが明確な答えを出す事が物語の結末ではないのだ。 くしくも日本では住民基本台帳法が2002年に施行、多くの物議をかもした。個人情報の漏洩、国民総背番号制がもたらす問題。その一端が本作でも描かれている。それゆえにNo.6は脱出のたびに再び村に戻されてしまう。見えない糸。物語冒頭、No.6が発する「番号なんかで呼ぶな!私は自由な人間だ!」というセリフにもあるように、番号という名の糸が引き起こす問題は大きい。これは本作で描かれる大きなテーマだ。 なお前述の通り、映画化が決まっている本作。製作総指揮はマッグーハン、「トゥームレイダース」のサイモン・ウェスト監督で進められているが、予定では2004年が公開予定との事。キャスティングは未定。果たして誰がNo.6を演じるのか、どんなストーリーが待っているか、本放送から40年を経ても興味は尽きない。 |
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