| 急遽、8月11日から15日、北海道旅行へ出掛ける事にした。今年前半忙しかった自分に対するガス抜きである。北海道は三年前にもひとり旅した土地。とはいえ、ガス抜きになるか、充電できるか、単なる漏電に終わったのか、日記で振り返ってみたい。 |
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前夜祭<05年8月10日(水)>
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| ホテルでブロードバンドは当たり前 |
今日は会社を午後半休。それから支度を進めて羽田空港近く、大鳥居に宿を取った。前回と同じ東横インである。ここはブロードバンドがひかれており、ネットするにも好都合。ボクのバイオC1は10BASE-Tポートが準備されていないため、PCカードの登場となった。ここのところ、ずっと無線LANでしか使ったことがなかったが、難なくネットに接続。普段と同じように常時接続できている。この旅、中盤はネット接続できないため、これを最後に通信を途絶えるだろう...札幌入りするまでは。
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| ジョナサンで一人晩餐 |
ひとり旅、俺だけの旅。いつも食事はひとりだけ。という事で前夜祭はジョナサン。静岡では珍しいチェーンだが、何となく久しぶりにファミレスで食事がしたかった。ビーフシチューハンバーグにご飯の和食セット、さらにビールをジョッキで食す。特にボク的にビールは珍しい。飲み会以外でアルコール類を飲む事はまずない。会社の呼出がありうるゆえ、お酒はご法度なのだ。別にタクシー使えば、と思われるだろうが、それも気が進まない。会社はそこまで面倒を見てくれない。だから今夜はぐいっとビールを飲み干して至福の時。今夜は眠りが早そうだ。ただ明日は午前4時半起き。気をつけなきゃなぁ。
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第一日目<05年8月11日(木)>:
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| 札幌到着 |
午前4時起床、午前5時出発、東横インの羽田空港までの送迎バスに乗った。空路出発は午前6時40分の全日空機。ただ今回はエアドゥの共同運航便らしく、そちらに乗る事になった。別にサービスに変わりはないし、マイルも貯まる。慣れない飛行機の離陸と道中の揺れも、外の景色と睡眠で、一時間弱のフライトは呆気なく終えた。なおこの飛行機では機内専用販売という「カルピス夕張メロン」が売られていた。試飲させてもらったが、学生時代に食べた夕張メロンの味が確かにしていた。夕張メロンとカルピス、そして北海道行きの飛行機とのタイアップが面白い。いやそれよりも味が興味深い。
午前8時15分着。新千歳空港に着いて何処の牧場を選ぶか、正直迷った。吉田牧場に行けば、フジヤマケンザンに会えるが、放牧していれば...という条件付。前回、ゲリラ的に行ってしまったが、やはりタクシーで乗りつけてなんて事はしたくない。仕方ないので、社台スタリオンステーションへ直行することにした。タクシーで約5千円。9時半に着くと、そこでは思わぬ光景に出くわした。馬がいなかった。放牧場に変わりはない。しかし馬が放たれていなかった。三年前の同じ時期に訪れた時、馬引き、馬を展示する時間は決められていたようだが、それ以外は放牧がなされていた。とにかく呆然とした。テレホンサービスは聞いてはいたが、まさか放牧もないとは。タクシーは返してしまったし、どうすればいいか。ただ展示は11時から5分間、13時から5分間の二度のチャンスは設けられている。ならば寝た待つしかない。すぐに腹をくくった。 |
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| 当日の案内 |
11時までの間、何台か車が訪れては、掲示板を見てはため息をつき、出て行く。それを見つつ、11時を待っていると、東京から来たご夫婦、ご主人が声を掛けてくれた。やはり去年のここの状態との違いに驚いたみたいで、すかさずその話から始まった。馬を見るまでに一時間、もう一組を見るため、間に二時間待たねばならないのは疲れた様子。でも話して掛けてくれてこちらも助かった。待ち時間、空と大自然を見つめているのは癒しになるが、同時に空しくもなるからだ。しかしこの出会い、そして昼食から意外なところに展開するが、それは後で書く事にする。
先ほどのご夫婦と話している最中、奥さんが「あっ来た」と一言。見学用放牧地の奥から、坂を下って二頭がひかれて降りてきた。先に現れたのはトウカイテイオー、三年ぶりの再会である。そしてその後ろにはクロフネ。三年前も居たが、放牧には現れなかった。実は三年前訪れた時、サンデーサイレンスが危ない状態だったので、社台サイドとしてはそれどころではなかったと思う。ご夫婦の話では去年放牧はされていたとの事。一体、何があったのか。それはさておき、二頭は柵の間際までひかれて、二箇所に別れての撮影会が始まった。現れた二頭に夢中でシャッターを押す、わずか5分の勝負。二頭の前には人だかりができている。トウカイテイオーは人懐っこいが、担当者の御されて大人しい。クロフネは今やシロフネでは?と思うほどに白く変貌。こちらは首も震わせないほどに大人しかった。二頭は約5分の撮影会を終えると、また同じルートで戻っていった。5分のために一時間半待ったが、そんな事は忘れていた。次の13時の撮影会はシンボリクリスエス、キングカメハメハが待っている。 |
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| ジンギスカンで昼食を |
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| さすがは社台!ギャラリーも多い |
二時間のため、いや空腹を満たすため、このスタリオンに併設された食堂で昼食をとった。前回来た時とはお店が違い、「味の源八郎」さんというお店がノーザンホースパーク(社台スタリオンステーションとほぼ隣接)からテナント依頼を受けたらしい。メニューはラーメンとジンギスカン。ボクは何処かでジンギスカンを食べたかったので、すかさずここでとる事にした。もちろん先ほどのご夫婦と隣席。お互いの話をしながら、時間を過ごした。テレビでは高校野球の中継。昨年優勝の駒大苫小牧の試合が放送されていた。実はその時、このお店の店長さんが話に入ってきた。駒大苫小牧はここから20分ほどのところにあるという。まさに地元中の地元!。お店のお兄さんも「さすがキャプテンの林クン」とすかさず言葉を入れてくる熱の入れよう。そこにここのスタリオンの事情を織り交ぜつつ、いろいろ話させていただいた。放牧には天気が重要で、虫が出る時期、あまり暑い時期は出さない。昨日は天気が良かった面が裏目に出たのかもしれない。三年前は確かに曇り気味の天気だった。ここのスタリオンなら7月が良いらしい。もちろんジンギスカンも美味しく食べさせていただいた。空腹を満たせば、気も楽になる。
13時からはトウカイテイオーとクロフネと同じルートで、キングカメハメハ、シンボリクリスエスが現れた。二頭とも立派な馬体が目立つ。特にカメハメハは昨年のダービー馬。今から走ってもいけるくらいの雰囲気を持っていた。クリスエスも現役時代を彷彿させる印象だった。シャッターを押しただけでなく、動画も少し撮ってみた。新調したデジカメ、キャノンPowerShot
S2 ISも面目躍如。ただ512MBあったメモリーはあっという間、容量残り二割を切っていたのには驚いた。恐るべし500万画素! |
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| 勇払(ゆうふつ)駅にて |
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| 日高本線でいざ静内! |
撮影を終え、先ほどの食堂に戻るとアイスコーヒーで一服。そこで店長さんの好意で、店員さんが近くの駅まで乗せてくれる事になった。ひとり旅を見かねた好意だったのかもしれない。お店自体は展示が終る14時ごろまでの営業との事。すかさず好意に甘えさせていただくことにした。初日早々、声を掛けてくれたご夫婦共々、人の人情に触れた気がする。これだから旅は止められない。ご夫婦とは「また競馬場で!」と声を掛け合ったが、会えるだろうか(苦笑)。苫小牧方面に行く途中まで、乗せていただいたお兄さんとお話。実はこのお兄さん、駒大苫小牧のOBとの事。「さすがキャプテンの林クン」声の主である。実は山梨からの帰省。夏休みの間、地元で親戚たる店長さんを助けに来たという。しかもあの高校野球山梨代表日本航空高で働く職員さんでもある。両校の応援もあるが、お店をとったらしい。ただ駒大苫小牧も日本航空高も勝ち上がって、次回は直接対決。このお兄さん的には、まさに痛し痒しな展開となった。そればかりでなく競馬への想いは地元だけに強い。ステージチャンプが好きだと会いに行った話、「やっぱ馬は目がいいよね」と聞いているだけで盛り上がる。本当にお世話になりました。また次回、お店で会えるといいですね(駒大苫小牧優勝おめでとうございます)。
あとは乗り換える事もなく、日高本線で静内まで。ここからは前回通り。二時間弱の列車の旅を終えると、すぐに事前にネット予約したトヨタレンタカーへ。駅までの送迎、そしてカワイイ女の子の説明を受け、ヴィッツを借りた。その後はホテルサトウさんで宿泊。活性の湯、そして日替わり定食と言いつつ、豪華な食事が嬉しいホテルである。心身共々癒されて、20時を過ぎたらいつの間にか寝てしまった。 |
| (次のページへ続く) |