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2003年/果たしてサプライズできるか篇-宝塚記念- |
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| 2003年宝塚記念
あなたの、そして私の夢が走っています。果たして私の夢は・・・・ ええー、今年春のGIシリーズもフィナーレとなりました。結果を思いだすのもツライばかり。観戦後記を読み返すと、レースに対する読みやツメの甘さを痛感。しかしペース判断にウイークポイントなんかは割と鋭く突いていたりして。そして今春は多くの人にとって難解だったのも大きな事実。牡馬クラシックを除けば、全てが大波乱であった結果が裏付けています。GIでの武豊の不振、レースレベルの低さ、さらにリニューアル東京開催等々、挙げていけばキリがありません。
そして今週は宝塚記念、例年ならメンバー不足、少頭数、盛り上がり不足で我々競馬ファンのテンションは意外と上がりませんでした。ただ今年は少し違います。昨年の年度代表馬に春シーズンを沸かせたメンバー、中でも今春の二冠馬参戦はビッグニュース。このレースは本来、キング・ジョージVI&クイーン・エリザベスSを範にしています。欧州のこのレース、実は三才馬参戦が多く、今回の宝塚記念の目的の一つでもありました。そうした事からも意義が大きいです。ただ高校野球が突然プロと試合を始めるようなもの。ペース、レースレベル、見えない障壁。二冠馬の参戦を阻むものは少なくありません。 やはり古馬の壁は厚い。さらにシーズンオフゆえに順調に来られるかも大きなカギ。むしろこのレースを狙って参戦する馬こそ、選ぶべきでしょう。そこで本命に選んだのがタップダンスシチー。本格化、劇走した昨年の有馬記念以降は連勝。しかもどう見ても今春の宝塚に合わせたローテーション。休み明けを無難に走るシンボリクリスエスよりも、ステップ上こちらを上位に取りたくなります。すなわち「あなたの、そして私の夢が走っています。私の夢はタップダンスシチーです」という事。相手は劇的復活したアグネスデジタル、シンボリクリスエス、ツルマルボーイ、バランスオブゲーム、マイソールサウンドまで。とりあえずいつも通り、同じ枠連もおさえておきます。それではまた。秋まで放電・・・いやこれまた失礼、充電期間に入ります。古馬任三郎(ふるうまにんざぶろう)でした。
タップダンスから馬連2-16、5-16、9-16、12-16、4-16。 同じ枠連1-8、3-8、5-8、6-8、2-8。 三連複2-16-5、2-16-9、2-16-12、2-16-4。 |
| 観戦後記 気がつけばまたも波乱。誰もが驚く真夏の昼の夢。 豪華メンバー、目を皿にして軸馬探しに躍起となった今年の宝塚記念。前日の雨、しかし急激に天候が回復し、人にとっても馬にとっても暑い阪神競馬場。そんな中、ぶっつけの年度代表馬にクラシック二冠の三才馬の参戦。誰の目もその二頭に集中していた。しかし筆者的にはタップダンスシチー。ちょうど観ていたテレビ神奈川「中央競馬実況中継」。インタビューに答える佐々木晶師も饒舌、レース後「タップダンスを踏まないかなぁ」。かくいう筆者自身もそれを望んでいた。だが世の中、同じように人気馬二頭以外に目を向けた人は少なくなかった。そうあの馬にも...この点については文末で触れたい。 さて急激に回復した馬場。ファンファーレと共に宝塚記念はスタート。だがやや後手を踏んだネオユニヴァースは後方待機、そして我が軸馬タップダンスシチーも半完歩出遅れたように見えた。しかしすぐに馬群の中団につけた。ただリズムに乗れたかどうか、不安は尽きない。マイソールサウンドが作ったペースは平均。しかし追い掛ける馬にとってはややスロー気味。これにバランスオブゲーム、アサカディフィートらを作る先団を追い掛けるタップダンスシチーとシンボリクリスエス。力ずくで有馬記念を決めたこの両頭で再び夢を、とスケベ心が思い浮かぶ。しかし馬場を回復させた太陽は、ジリジリと年度代表馬のスタミナを搾り取っていた。 4コーナー、タップダンスシチーがマクリ気味に先団にとりつこうとした時、ペースは上がった。どの馬もタップダンスを目標にレースをしていたのだろう。ここでレースは動いた。先団が崩れる中、タップダンスシチーが先頭。だが内にはシンボリクリスエス。しかし鞍上に手応えはない。差が縮まらないままゴールは間近と思ったその瞬間、外から伸びて来る馬が二頭。買っていたツルマルボーイはすぐに判った。しかし驚いたのはヒシミラクル。またまたコイツなのか?そして二頭が並んでゴールイン。5枠のゾロ目、軸馬は三着に消え、枠でおさえた奇策も不発に終わった。もちろん万馬券、気がつけばまたも波乱となった。 今回の宝塚は順調さがカギだった。人気になったシンボリ、アグネスデジタルは不可解な敗戦。天気の良化に夏の暑さが堪えたのかもしれない。そしてネオユニヴァースは明らかなローテーション上の難しさ。これに対しヒシミラクルは昨年のこの時期に台頭してきた馬。しかも阪神二二〇〇メートルは勝ちを収めている。だがあまりにGI勝ちがステイヤーを意識させる戦績のため、ヒモにおさえていても、軸にする人は少なかっただろう。しかし世の中には凄い人がいた。新聞報道の通り、安田記念で当てた1,200万円をそのままこのヒシミラクルの単勝一本買い。配当は2億に届く程の結果となったという。これぞ実録「のるかそるか」。ただ何故安田で幸運を与えてくれたアグネスでなくヒシミラクルなのか?謎は深まるばかりなり。こんな疑問を持つ筆者、だから今回当たらなかったのだ。正直、この話題にレースの事よりも強烈なインパクトを受けた。たぶん週末、これに刺激を受けた競馬ファンたちは競馬場やウインズを多く訪れるだろう。だが2億など夢のまた夢、まさに真夏の夜の夢ならぬ「真夏の昼の夢」なのだから。 |
宝塚記念の結果
<払戻金・給付金>
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