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2001年JC&JCダート |
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2001年ジャパンカップ&ジャパンカップダート GI六連敗に絶句・・・ ええー、ボクサーに大切なものは何でしょうか?ハングリー精神。そして野生の勘です。スポーツには独特の匂い、雰囲気があって、それを感じて瞬間判断できる事がプロとアマの違いと云われます。馬券も一日考えたレースより、五分程度で結論に行き着く馬券のほうが当たったりしますからね。 さて同時多発テロの余波で心配された国際GI競走ジャパンカップでしたが、無事にやって来た招待馬。JCダートは五頭、JCには七頭。特に目立つのはアメリカからの参戦馬。ダートの本場とはいえ、昨年の最先着が三着。しかし今年は米GI馬の来日でその真価が問われるところ。ただ少なくとも日本馬のトップレベルはその水準に近づいている事は確か。昨年しかり、今年のドバイワールドカップもしかり。 そして度肝を抜いたのが天皇賞を除外されたクロフネの走り。その勝ちタイムは驚愕の一言。とはいえマイル戦と二一〇〇メートル戦の違いと難しさ(芝ならリンクするんだけどね)。これらが絡み合って今年のJCダートの予想は難しさを極めます。本命は昨年の覇者ウイングアローにしました。先行、追い込み、戦法を問わない脚質。さらに鞍上は横山典。ペースはやや速くなるかもしれませんが、彼の判断、野生の勘に期待します。相手はクロフネ、リドパレスのボックスを中心にミラクルオペラ、ハギノハイグレイドの二点へ流したいです。 一方、JCの方は秋の一連のGIレースが凡戦続き。唯一の激戦が牝馬路線という始末。そこで思い切ってトゥザヴィクトリーに本命を打ちました。昨年のように必ずしもハイペースにならなくなったJC。鞍上の四位もある意味、横山典を彷彿とさせる野生の勘の持ち主。天皇賞でも見せた好判断。ゲートが開いた後の判断に期待します。もちろん同馬こそ今年のドバイワールドカップの二着馬、日本馬の強さを証明した一頭でもあります。 相手はナリタトップロード、テイエムオペラオー、ジャングルポケット。外国馬はパオリニしか買いません。米国中心だとハンディキャップホースが多いんですよね。なお今回は東京競馬場で生観戦します。GI六連敗中、自分も現場で野生の勘を取り戻したいと思ってます・・・古馬任三郎(ふるうまにんざぶろう)でした。
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| 観戦後記 生観戦、レコード、名勝負、この秋最も熱かったジャパンカップ2days 土曜昼前、Webの校正を終えて府中に向かった。今までと比べて何かわからないの部分がつきまとう今年のJC。距離、ペース、過去の戦績...当てはまらない。JCダートは米国GI馬の本格参戦、昨年の三流馬とは違う。一番人気のクロフネは前走レコード勝ちもダート二一〇〇メートルは未知数。考えれば考えれば考える程わからない。でも体の方は正直なもの。空腹...道中、小田急線でロマンスカーに乗り換え、崎陽軒のチャーハン弁当を食べる。ゲン担ぎ?そういえば昔、府中に通っていた頃、登戸でチキン弁当を買っていった事を思い出す。やっぱり腹が減っては戦はできぬ。 府中に着いたのは午後二時を過ぎた頃。9レースが終わった直後の場内、友人たちと落ち合う。変わらぬ面々、冗談を交わす。今日の目的は10レースとメイン11レースJCダート、とりあえずPATでオッズを取得する。10レースはほんのジャブ程度とし、JCダートに目を移す。一番人気はクロフネだが、馬連一番人気はクロフネとリドパレスの組み合わせ。本線はクロフネとウイングアローからの馬券だが、一応の押さえは必要と考えた。要は当てる事に重点を置いたのだ。"ジャブ程度"で考えた10レースの結果は軸のセイコーサンデーの頭に抜け目のビッグゴールドが突っ込んでハズレ。GI七連敗の恐れなのか?急に不安が募ってくる。 九万人集まった東京競馬場。何が観られるのか、何が起きるのか、GIのファンファーレが鳴り響き、十六頭がゲート入り。三十二番柱辺り、ウイナーズサークルの後ろでレースを見守る。ただ席はなく、立ち見でコースは見えない。ターフビジョンでの観戦である。しかし大観衆、競馬場のライブ感が堪らない。そしてレースも我々のテンションを上げるのに十分な展開を見せる。
ダートの本場アメリカのリドパレスを含む外国馬は見るも無残。七着までを日本馬が独占した。日米のダートの差。スピード偏向の日本の馬場には向き難い事も確かだが、それ以上に問題だったのが、来日馬の調教量不足。リドパレスは馬体こそ素晴らしいがそこまで。陣営は日本馬の力を甘くみたようだ。これではJC同様、外国馬の信頼性は年々低くなるだろう。おそらくドバイへ向かうクロフネ。海外の馬場適性が試金石。スピードは世界を制するのか?果てはアメリカ、BCを狙うか?来年が楽しみになった。 さてその日は大敗もせず、でも当てに行っただけの競馬となってしまった。その点は反省。だがGI七連敗は免れた。「明日も頑張ります」と武豊が云っていたが、自分も頑張ろうと密かに胸に誓う。 そして夜はいつも通りに町田で仲間内の一杯会。これも十年目になった。漂うバカさは相変わらず、毎回新鮮である。いや新鮮ではないかもしれないが、飽きが来ない。これが十年続けられる秘密なのかも。二次会はいつものようにカラオケへ行き、終わってからはカプセル(ホテル)でホースメン会議。明日の出馬表を見ながら、魚肉ソーセージをほおばる。JCが難問である事は皆の一致した意見だった。 朝六時出発、七時前には府中に着いた。スタンド工事のために席数は少ない。ダービーの時と同様、正門へ向かう。ダービーよりもやや少ないものの多い人数。七時半開門にややダッシュぎみでスタンドへ向かった(ダービーで転倒したため、今回は駆け足程度)。席はほぼ埋まっていたが、間もなく二つ、三つと空席が生まれた。そのおかげでメンバー分の席がいつの間にか確保された。ダービーの観戦の時よりはラッキーな結果。今日はツイている。 自分の勝負レースは4、7、10、11Rに絞っていた。4Rの本命はアグネスデキシィ。だがコイツは二十五ヶ月ぶりのレース、見事馬群に沈んだ。今年の年初、長期休み明けの軸馬のレースは買わないと決めたのに...昼にカツカレー(ゆで卵をプラス)を食べた後の7Rも軸馬のヨシフサキングが四着。ウィンブレイズか、ヨシフサか迷ったのにハンデ差で後者を取ったが、これが失敗。JCに暗雲が立ち込める。それを助長したのが、この日の武豊の活躍。四勝一連対、9Rまでにこれほどの結果を出されると、何故か不安になる。まして「明日も頑張ります」JCダート終了後に飛び出したセリフが気になってくる。それにしてもちょっと頑張りすぎでしょ... JCは馬連を本命トゥザヴィクトリーと対抗ナリタトップロードから数点買うことにした。勝ちタイム二分二十五秒前半位か?時計勝負になった時にオペラオーが飛ぶと判断。良馬場、ハイペースで後方一機の競馬を想定したのだ。だがそれともいつも通りに遅く、オペラオー(マークのスロー)ペースになるのか?そんな迷いが買い目を増やした。だが万一オペラオーが絡んでもいいように考え、枠連を三枠から買っておいた。ジャングルポケットは連下には加えているが、秋二戦が力を出し切れていない結果でやや軽視。ただ単にスペシャルウイークやシンボリルドルフが三才時JCを勝てなかったからである。 前日以上の大観衆と共にレースは始まる。ファンファーレは高鳴るが、周りほどに拍手をするノリは心にない。もう若くないのだ。腕を組んでじっと見守る。気持だけはベテランだ。一〇〇〇メートル通過が六十一秒六、七枠両頭がレースを引っ張るも前半はそれ程速くない。すると女王トゥザヴィクトリーが先頭に立つ勢い。「四位、おまえ何すんねん」そんなセリフが頭をよぎる。ここからチェンジオブペース、十一秒台のラップが続いて厳しいペースを刻んでいく。そして願ってもないハイペースとなった。きっとトゥザヴィクトリーがスローペースばかりの牡馬GIに喝を入れたのだ。 直線に入り、テイエムオペラオーが坂の上で先頭に立つ。しかしオペラオーは止まらない。やはり大阪杯の時計勝負は危惧だったのだ。そしてナリタが来た。ナリタトップロードが来たと思った瞬間(ほんの一瞬だけ馬連的中を予感したが...)、その間を見覚えがある勝負服が駆け抜ける。ジャングルポケットである。壮絶な叩き合いを持ち前の切れ味と瞬発力、そしてクレバーな鞍上ペリエが豪腕で御す。それはダービー馬のジンクスを破り、現役最強馬を破った瞬間でもあった。テイエムとはクビ差、三着以下とは三馬身半引き離し、まっすぐ走ったジャングルポケットがJCを制した。東京向きをこれほどまでにアピールしたトニービン産駒はいないだろう(有馬に出てきたら心配だが...他馬もレコード並みの走破タイムで疲れが...)。
祭りは終わった。その余韻を楽しみながら、レース回顧にふける。それにしても帰りに奢ってもらった広島風お好み焼も美味しかったなあ。 |
ジャパンカップ&ジャパンカップダートの結果
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