2000年11月27日更新 |
2000年ミレニアム秋GI篇 ジャパンカップスペシャル |
2000年ジャパンカップ&ジャパンカップ・ダート
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競馬ファン初の嬉しくも悩める週末GI二連発。
テイエム中心のJCと初物JCダート。
ええー皆さんは映画が好きですか?私の住む街は田舎のせいか、映画というと二本立てなのです。そういえばいろんな映画を観ましたね。ただ思い出せば田舎の二本立ての場合は大抵、面白い映画とつまらない映画の抱き合わせが多く、全てが理想の組み合わせとならないことも多いのです。今回、中央競馬初のGI二本立てが開催されます。海外ではアメリカのブリーダーズ・カップに代表されるように、 同日複数GI開催は少なくありません。ただ土日に分かれるとはいえ、日本で同一週にGIが開催されるのは快挙(ちなみに地方競馬では日本版ブリーダーズ・カップが計画されているといいますから、それも楽しみ)。そしてその第一日目がジャパンカップ・ダート、二日目の大一番がご存知ジャパンカップとなります。
まずジャパンカップ・ダート。芝競馬の本場がヨーロッパなら、ダート競馬はアメリカが中心となっています。だから先述のブリーダーズカップのメインもダートコースのクラシックであり、三冠路線もダートです。そして特徴的なのが、ダートコースながら芝コース並の勝ちタイムというペースの速さです。これは日本の生ぬるい競馬にはないもの。一緒に競馬をすれば潰されるでしょうし、ついていくのがやっとでしょう。ただ昨今日本競馬のレベルは少なからず上がっていますので、そうした意味からもダートとして初めての試金石的なレースといえるでしょう。さて予想ですが、外国馬二頭の参戦という寂しい部分もあるものの、おかげで馬券的には買いやすくなりました。やはり外国馬二頭の層の厚さは否めず、中心しすべきです。ただこの東京二一〇〇メートルのダートコースは案外、先行が難しく差し馬の台頭が目立ちます。そこでユーカー、ロードスターリングの二頭から以下の馬に流します。ウイングアロー、サンフォードシチー、ファストフレンド、タマモストロング。あと距離の問題がありますがゴールドティアラまで。
ジャパンカップ
さてこちらは二〇世紀最後のジャパンカップですが、ご存知の通り日本馬の血統レベルの高さ、地の利は有利。ペース不問、相手なりにきっちり勝つシンザン型。やはりそんな日本最強馬テイエムオペラオー中心です。相手は日本馬ではメイショウドトウ、以下は全て外国馬。ドバイの刺客ファンタスティックライト、ゴールデンスネイク、ティンボロア、そしてジョンズコールまで。特にファンタスティックライトは鞍上デットーリが魅力。牡馬だけが挙がりましたが、ただJCを観始めてから日本馬以外の牝馬は連対していないんですよね。それだけのこと。まあジャパンカップというレース自体、少ないデータから当てねばならないギャンブル性の高いレースですから、あまり無理はしない方がいいでしょう。
さて今週は土日と競馬場へ出掛けます。最高の二本立てになるように馬券はきっちり当てて、最高のエンディング(有馬記念)を迎えられるようにしたいものです。古馬任三郎(ふるうまにんさぶろう)でした。
| JCはテイエムから ◎:テイエムオペラオー ○:ファンタスティックライト ×:メイショウドトウ ▲:ゴールデンスネイク △:ティンボロア 注:ジョンズコール (中〜ハイペース良馬場予想) 馬連8-10、8-13、2-8、7-8、8-12。 テイエムからの流し馬券のみで勝負。 |
JCダートは上位二頭から ◎:ユーカー ○:ロードスターリング ×:ウイングアロー ▲:タマモストロング △:サンフォードシチー △:ゴールドティアラ 注:ファストフレンド (中〜ハイペース良馬場予想) 馬連5-7、6-7、7-11、1-7、7-18、7-9、5-7、5-11、1-5、5-18、5-9。 上位二頭からの流し馬券。やや当てに行った格好。 |
| 特別寄稿 どん底から歓喜への二日間、ドキュメント・ジャパンカップ2days。
さて初日となるJCダートは、友人の友人(つまり馬ダチ)がJRAカードでB指定席をゲット、スタンド上段からの観戦となった。まず手始めに十レースから、サクラフォーエバー中心に馬券を買ってみる。予想中、となりの友達に「ロバーツの馬はどう?」と聞かれたが、マークに夢中になりカラ返事。そして競馬場で馬耳東風とはまさにこの時のこと、終わってみればそのロバーツの馬が突っ込み、二万円をつける万馬券。これこそ後悔先に立たず。それを発端に歯車の狂いを感じ、JCダートの馬券攻略を見直すことにした(しかしこれは歯車の狂いではなかったのだが)。ハイペース必至、やはり「ハイペースで先行する外国馬二頭は潰れるのでは?」という思いが強くなってきたのだ。ウイングアロー...日本馬ならこの馬の差し脚と考えたものの、HPのコラムを重視、初志貫徹で外国馬二頭から日本馬へ流すことにした。
ゴールドティアラの放馬、除外というハプニングはあったが、ウイナーズサークルに立つ小田和正のナマ歌「Wow Wow」が場内に響く。イントロで「レースで負けている皆さん、ゴールドティアラの馬券を買ったみなさんに捧げます」と粋な小田のコメント、何か得した気分になった。その後、あっけないファンファーレの後、レースは始まる(第一回目だからね)。ただ意外だったのは、ユーカーでもロードスターリングでもなく、日本馬レギュラーメンバーの玉砕的な逃げで始まったことだ。そして一〇〇〇メートル位の通過タイムを見て、これは差し馬の展開だと確信した。ただロードスターリングなら本場の底力を見せてくれるはずと、ある意味祈りに近い状態でレースを見つめていた。しかしそれは叶わなかった。日本馬による無謀な逃げ、そして一旦軸馬にしかけた馬による先頭ゴールと着順表示板の赤い表示が眩しいレコード決着だった。結局、展開を正しく読みながら、馬券は読み間違えていたのだ。茫然自失、数分間は声が出ず放心状態、最終的には今回の馬券自体が玉砕だったかもしれない。 ちなみにその後買ったロサード本命の京阪杯は的中したものの、金額を間違えてその日はマイナス収支になる始末。初日のB指定席は高くついてしまった。もちろんその夜、友人達とのJC本番前夜祭で、カロリー過多な食べ物と久々のカラオケで憂さを晴らしたのは云うまでもない。泊まりはいつものようにカプセルホテル。就寝前、次の日の馬券検討を済ませて明日に備えた。ただ昔なら午前様に寝る前のラーメンが定番だったのに、この日は早めの就寝。思えばもう若くはないのだ。 二日目は朝五時半起床。その後六時に町田のカプセルを出ると、七時前には東京競馬場に着いた。しかし府中本町からの通路は人だかり。ただその状況は例年並ではあった。しかしいざ開門となると、半分となったスタンドは遥か遠く、席が見えた頃には既にそこはほとんどが埋まっていた。そして仲間の分を含めて六席確保が必至だったのだが、席はあっという間になくなっていた。そのためスタンド最後方の床に陣取るハメになってしまう。二〇世紀最後の府中開催という日。前日の指定席とは違い、直に床へ座るという、まさにどん底からの再出発となった。
まず手始め。十分な馬券検討をしなかった第一、第二レースは外れて一念発起、午後のレースに全てをかけることにした。第六レース、軸馬はデットーリ鞍上のノンタ。そこから数点に流した。お好み焼き(店の女の子が可愛かった)で空腹を満たした後、レースを観戦、そして的中。二〇倍強の馬券となり、前日からの負けを大きく上回り、ここから一転、プラス収支に転じた。続く七レースは買った軸馬が故障し馬券にならなかったものの、続く八レースは再び的中できた(事前にPATにてオッズを取得。急な軸馬変更、買い目配分計算の際はTarget Frontierが大活躍、これぞモバイル競馬の真骨頂)。 そして九レースを外した後のメインレースはいよいよJC。しかし今度の初志貫徹の馬券作戦は幸いに転じた。レースは意外なステイゴールドの逃げに始まったが、一〇〇〇メートル通過六十三秒、予想通りのスローペース。またの名をオペラオーペース。戦前、オペラオー包囲網が噂されていたが、それが逆にスローを導いたのだ。スローペースに我慢できず三コーナー手前で人気のエアシャカールが掛かったのか、ぐっと上がって行く。やはりサンデー産駒はスローに弱いのか?あるいは大幅マイナス体重が災いしたのか?馬群はダンゴ状で進んでいく。そして直線やや苦しい形となったオペラオーだったが、馬群をこじ開けて持ち前の瞬発力と勝負根性で内のメイショウドトウと外ファンタスティックライトの追撃を封じた。現役最強馬当然の仕事にスタンドは大歓声に包まれた。 終わってみれば着差はクビ差。やはりこの馬はシンザン型のなのだ。勝ちタイムは二分二十六秒一、一流馬同士ながらまたもや遅い決着となった。この馬の力はタイムに表わせない。そして抜かせない力を大観衆に、そして世界に知らしめたことは確か。ただ残念なことに海外遠征の予定はないという。元々、カイ食いが細い同馬ゆえの選択らしいが、大声援に動じない態度の何処にそんな繊細さが潜むのか。できればロンシャンでその勇姿を観てみたいのは私のみではないはず。ただその前に有馬で前馬未到の年間重賞八連勝を達成して欲しい。
なお私がコラムで「日本馬ではオペラオーとドトウまで」と述べた通りの結果。五着にダイワテキサス(秋天の本命馬)が入線するなど先週のマイルCSと相反し、こちらは四才馬があえなく撃沈。短距離路線の場合、多くの馬の大一番がマイルCSとなるのに対し、中・長距離路線では古馬が秋天=>JC、四才馬は菊花賞=>JCという二つのピーク(あるいは有馬まで三つ)を維持しなければならない。近代競馬、特に秋のGIシリーズでは消耗戦の様相が強く、それこそ体調維持は難しい話なのだが、エアシャカールの馬体重マイナス十四キロをみると、その思いを強くする(ただそれ以前にダービー馬の惨敗と共に、この路線での今年の四才馬のレベルの低さは認めざる得ない)。またその難しさを撥ね返したオペラオー陣営、そしてオペラオーの強さを再確認させられた一戦だった。 さて大一番JCの当たり馬券のコピーを済ませると、最終レースを勢いで購入。軸馬はダイワジアン。芝実績があるが、前二走はダートを使われて負けが続き、やや人気を落としていた。そこから数点、そして急遽、JCで苦杯を飲んだデットーリの乗るサクラフューチャーを加えてレースに臨んだ。結果は読み通り、ダイワが先頭ゴール、デットーリのサクラが二着で馬連四十倍の高配当をゲット。二レース連続的中、払戻所での御父さんたちとの会話も楽しい。当れば皆、饒舌になるのだ。もちろんこの日は前日の負けをカバーし、十分にプラス収支を記録。仕切り直しの午後からは六戦四勝。昨日の失敗から、そして冷たい床観戦から這い上がった結果となった。 今回、中央競馬初の二日連続、GI二連戦を観てきたわけだが、これぞライブの楽しさなのだろう、直線の勝負では久しぶりに大声を出し、どのレース勝っても負けてもそれなり楽しむことができた。そして今回のJC二本立ては波乱万丈ながら、最良のエンディングを迎えられた。ただ丁度、競馬を始めて十周年となる二〇〇〇年節目の年、東京開催の最終日を勝ちで終えられたことが最も大きな喜び。私のスタンスは少額で高配当が身上なので大きなプラスはないが、これも一つの競馬の楽しみ。そして帰りの焼肉屋で友人達にちょっとだけおごれたことがなんとなく嬉しい。それにHPに載せた予想コラム、その結果を書きながら一喜一憂するのも、これまた楽しい。CMと同じ、緒方拳と同じように私も競馬関係者なのかもしれない。 |
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| 第20回ジャパンカップ 4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2400m 16頭立 |
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第1回ジャパンカップダート 4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 2100m 16頭立 |
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