◆ビジネスマンの基本◆

 ■早起きは三文の得

 朝はいつまでも寝ていたい・・・。これは誰もが思うことでしょう。しかしここが肝心です。人と同じことをやっていては頭一つ抜け出すことはできません。
 朝が強いことは以下のメリットを生み出します。
  ◇電車が空いている(場合によっては座れたりする)
  ◇新聞が楽に読める
  ◇会社に余裕を持って到着し、始業時間からエンジン全開できる
 明日から一本早い電車に乗ってみませんか?街の表情も違ったものに写るでしょう。

 ■日本経済新聞を読もう

 朝の通勤電車の中で少年ジャンプ、マガジンなんかを一心不乱に読んでいるスーツ姿のサラリーマンを結構見かけます。少年っぽさを忘れないことは大切かもしれませんが、ふりがな付きのマンガは卒業したほうがよいでしょう。
 ビジネスマンなら日経新聞は常識です。これは大学受験のときに青春出版社の「試験に出る英単語」を憶えたことに共通しています。時代が変わって試験に出ないとわかっていても、この本だけは目を通したでしょう。これを頭に入れておかないと人が知っている単語を自分が知らない、という危険性を大きくはらんでいたからです。
 全部読めとはいいませんが、一面の記事や経済・産業面の見出しくらいは目を通しておきましょう。それも会社に着くまでに一通り目を通しておくのがベターです。電車が混んでて新聞が読めないよ、というあなたは家をでる前か、家を早く出て会社で必ず始業時間前に済ませておきます。
 また、日経新聞だけでは記事の内容や論評に偏りがあるため、朝日・毎日・読売等の他紙にも目を通しておきたいところです。

 ■給料は何の対価か考える

 給料(月俸)と所定の月間労働時間から自分の時間給を計算してみましょう。高いと思う人、安いと思う人それぞれでしょう。
 次に、自分の担当する仕事がどのくらい時間がかかるのか考えます。期待されている成果とかかるコストはバランスが取れていますか?
 年俸制や能力給・成果主義の導入によって、給料は「もらうもの」から「もぎ取るもの」へとその性格を大きく変えつつあります。
 給料は自分が担当する会社内での業務や、会社に与えた利益・貢献に対して支払われるものです。8時間の「拘束料」ではありませんよ。

 ■満員電車での情報収集

 新聞や本が読めないほどの満員電車の中でも、車窓から見える景色から情報収集が可能です。特に私は建設会社の営業部門に勤務しているため、どこでどの会社が工事をしているかは重要な情報収集です。
 また、地下鉄の中では電車の中吊り広告を有効に利用しましょう。週刊誌の見出しを見ることで最新の話題やトレンドがわかります。大型デパートの広告では消費のポイントがわかるでしょう。
 その他にもヘッドホンステレオで音楽や英会話のテープを聴いたり、ラジオのニュースを聞いたりと、有効な過ごし方は数多くあります。電車の中で携帯型のDVDプレーヤーで映画を観ている人も見かけたこともあります。
 満員電車の中での人間ウォッチングもトレンドをつかむ一つの方法ですが、関西では「メンチきった」と因縁つけられない程度にしておく注意が必要です。(笑)

 ■雑学は人間の幅を広げる

 物知りな人は、特に営業活動において面談者との話題作りに有利になることは明白です。
 付き合う年齢層が自分と近い年代に限定される学生と違って、社会人になると親よりも年上の人から弟・妹よりも年下の人まで、幅広い年代層と付き合う必要があり、話題作りも大変です。それだけに雑学ともいうべき多くの知識は、あらゆるシチュエーションで自分を助ける大きな武器になります。
 社外・社内を問わず幅広い年代と接するにあたっては、雑学が人間性の幅を広げ、また人脈をも広げます。
 しかし、うろ覚えの知識や専門的な知識をひけらかすことは、場合によっては大きなマイナスとなる危険性があり、細心の注意が必要です。

 ■良い仕事は円満な家庭から

 会社にいるとき、仕事をしているときは集中力が大切です。熱中できる仕事をしているときは、時間が経つのもあっという間ですね。
 しかし家庭に悩みごとを抱えていては、会社での仕事にも身が入りません。集中力を欠いたためにミスを犯し、そのミスによって萎縮してしまいまたミスを重ねる、という悪循環に陥ります。
 会社では上司や部下との人間関係に悩み、そして家に帰ったら妻や子どもとの問題を抱えているようでは、気が休まる時間がありませんよね。
 週末には家族で出かけたり、家族でできる趣味を持つことは円満の秘訣です。それは翌週への英気を養うことにもなります。
 ビジネスマンは今日も明日も、雨の日も風の日も愛する妻や子どものために働いているのです。