ウンカ・ヨコバイ ミニ図鑑2001
ニイニイゼミ
Platypleura kaempferi(Fabricius) 
☆三郷・流山・水元で観察できる
<セミ科>

 翅端まで32〜40mm

 翅の不透明な小型のセミである。

 人里に多く、古くから親しまれているが、近年関東の首都圏近郊では急激に減少している、と言われる。この理由はハッキリしていないが、地中の湿度が下がって乾燥気味になったことが原因ではないか、と言う説もある。

 羽化はあまり分散しないで行うため、発生木には集中して脱皮殻がついていることがある。幼虫には短毛が多く生えているため、体表に土がこびりついており、他の普通種との識別は容易。

 チィーーーーと連続的に鳴き、尻上がりに高音を出し、その後また鳴き出しの時の高さに引き下げる、という緩やかな音程の変化を繰り返す。集団で鳴く中に立っていると、キーンという耳鳴りを感じることがある。

 南方の島々には近似種が多いが、本土では識別にこまる種はいない。

 三郷・流山・水元エリアでは、普通。

 ニイニイゼミにつく幻のセミヤドリガがいると聞くが、再発見された話は聞いていない。

 
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