高校野球の写真撮影について
これまで、高校野球関連の写真を撮影して、
気付いた事や注意点をいろいろ掲載したいと思います。
試合のプレー中の写真を撮る場合、行き当たりばったりではなかなかうまくいかず、ある程度、試合展開を読んでいないとうまく撮れないものです。
例えば、2塁ベース上でのクロスプレーの写真を撮りたい時は、主にランナーが1塁にいる時。本塁上でのクロスプレーの瞬間を撮りたい場合は主にランナーが2塁または3塁にいる時など…
それに、こういう一瞬の写真を撮る場合は、一発勝負ではなかなかうまく決まらない事が多いので、連写機能を使って撮影すると良いでしょう。(多少、フィルムの枚数を浪費してしまいますが…)
それから、投手が投げているところの撮影をする場合も、一発勝負できれいに型の決まった写真を撮る事は非常に難しいので、これも連写機能を使う事をお勧めします。
ベース付近でのプレーを撮影する場合は、前もってベースにピントを合わせておくと良いです。
試合の終盤で接戦になった時や、試合終了の瞬間などは、いいアングルが多数見つかると思いますので、これも狙い目です。
(ホームインしてガッツポーズをしているところや、勝って喜んでいるところ、負けて悔しがっているところなど・・・)
どうしてもアングルのアイデアが浮かばない時は、新聞のスポーツ面などに載っている写真を参考にしてみると良いと思います。
観客席から撮影する場合、どうしてもネット越しになる事が多いですが、レンズの先をネットに付けるくらい、思い切りネットに近づいて撮影した方が(もちろん、レンズも出来るだけ長い焦点のものにして)、かえってネットが写真に写り込みません。
それから露出の設定については、シャッター優先AEを使用し、シャッター速度を自分で設定(1/250秒〜1/500秒あたりが良いと思います)して、多分割測光で絞りをカメラ任せにしてシャッターチャンスを探すという方法が良いと思います。
シャッター優先AEの機能の無いカメラの場合は、マニュアル露出で、まずシャッター速度を設定(この場合も1/250秒〜1/500秒あたりが良いと思います)し、カメラ内蔵のTTL露出計で外野の芝生(明るい緑色)に露出が合うように絞りを設定して、そのままの値の露出で撮影すれば露出が大きく外れることはありません。
特に、ネガフィルム使用の場合はこれで充分です。
300mmクラスの望遠レンズを使用する場合でも、1/500秒くらいの高速シャッターを使用すれば、手ブレの心配もほとんどありません。
グラウンドでプレーしている選手については、試合をしている所がTVに映ったり、新聞に写真が載ったりすることもあるので、まだ良いと思いますが、観客席で応援・観戦している人の中には、撮影されると都合の悪い人もいるかも知れません。
特に女子生徒・チアガール等は、あまり近づいて写したりすると、学校関係者や警備員の人に怪しまれる可能性もあるので、撮影する場合は出来るだけ遠くからにする事をお勧めします。
※決して、遠くからならどんな写真を撮ってもいいと言っているわけではありません。 こういう写真を撮る時は、『どこまでの範囲なら良くて、どこからがいけないか』という判断基準は非常に微妙だと思いますが、他人に怪しまれる事の無いような節度ある行動をお勧めします。
写真を撮る方は何も悪意が無くても、写真を撮られる方は、『どういう写真を撮られているのか』、『その写真がどういう使われ方をするのか』といった事が気になってしまうでしょうし…
当HPでは、グラウンドでプレーしている選手以外の人物については、顔のはっきり写っている写真は掲載しないようにしています。(もちろん、他の目的にも使用しません)
以上の事は高校野球に限らず、大学野球やプロ野球等にももちろん当てはまります。
プレー中や応援風景に限らず、工夫次第でいろいろなアングルが見つかるのが、高校野球撮影の楽しいところです。
高校野球の主役はあくまで、プレーをしている選手や応援をしている生徒ですので、『撮影をさせてもらっている』という謙虚な気持ちで良識のある行動をお願いします。
※ここ最近、高校野球の試合の行なわれる球場に、『営利目的の写真・ビデオ撮影を禁止します』という張り紙がよく見られたり、商業目的の写真を撮影する場合は事前の許可が必要な事もあるようですが、当HPでは金儲けは一切行なっておりません。