高校野球 神奈川・新潟比較論


地域によっていろいろ風情に違いが見られる高校野球の地方大会。
私の特に思い入れのある神奈川・新潟両県の高校野球の様子を
 いろいろな面から比較してみました。

なお、当ページの情報は、ここ近年のものとさせていただいていますが、
少し変わっている部分もあるかも知れません。
今後、神奈川・新潟いずれかの大会を観に行かれる方の
参考になっていただければ幸いです。

※なお、この両県以外でも、「この県ではこういったものがある」等の情報がありましたら、
掲示板の方にお気軽に情報をお寄せ下さい。

情報提供 K・E・Nさん、なおみさん、たむさん、Masayoshiさん、かじりかけのリンゴさん、
NATSUさん、宏鈴法師さん、島商魂さん、静高94期生さん

どうもありがとうございます。


入場料金・チケット

 神奈川・新潟共に大人500円
(ちなみに神奈川は中・高校生\200、小学生以下無料。新潟は高校生\100、中学生以下無料)

 チケットについては神奈川の方は使用球場名なども印刷されていて、他県と比べてもデザイン的にはトップレベル。
 新潟の方は、色画用紙のような材質の紙でデザイン的にもちょっとお粗末・・・(球場によって色が違います)
 (チケットに年号が記載されていないので、同じものを何年も使い続けているものと思います)


 

左:新潟大会、右:神奈川大会(いずれも2001年夏)のチケット


※参考までに
\700東京都(東・西共に)、大阪府兵庫県
\600千葉県(05年夏)、栃木県(01年関東大会)、山梨県(05年秋)、静岡県京都府滋賀県奈良県和歌山県
\500南北海道(00年夏)、宮城県(02年東北大会)、茨城県(03年夏)、群馬県(04年夏)、埼玉県(03年夏)、富山県(99年北信越大会)、石川県(04年北信越大会)、長野県(04年夏)

 ※春・秋の神奈川大会は、3回戦までは入場無料。
 ※長野県・石川県は、入場時にチケットを係員に渡す方式なので、チケットが手元に残らない。



主要球場へのアクセス

 大会の行われる全ての球場を挙げるときりが無いので、両県の主要6球場づつの公共交通機関利用の際のアクセスを比較してみます。(評価は5段階)


●横浜スタジアム
 JR・市営地下鉄の関内駅から歩いてすぐ。付近にはバス路線も沢山通っていて、全国の球場の中でもアクセスの良さはトップレベル。(評価5)
保土ヶ谷球場
 相鉄・星川駅から徒歩約15分だが、急坂があるため、歩くのは大変。JR横浜駅・保土ヶ谷駅からのバス路線もある。(評価3)
相模原球場
 JR横浜線・淵野辺駅からバスで約15分。しかし本数が1時間に約2本と、ちょっと少ない。JR横浜線・相模原駅と小田急・相模大野駅からのバス路線もある。(評価3)
●平塚球場
 JR東海道線・平塚駅からバスで10分ほど。バスの本数も多い。(評価4)
大和引地台球場
 小田急・桜ヶ丘駅から徒歩約10分。大和駅からも徒歩15分ほど。(評価4)
●等々力球場
 JR・東急の武蔵小杉駅からバスで5分ほど。本数も多い。(評価4)

●新潟・鳥屋野球場
 JR新潟駅からバスで約20分。本数は1時間に4〜5本程度(万代口、南口両方合わせて)。(評価3)
●長岡・悠久山球場
 JR長岡駅からバスで約15分。本数も1時間に約3〜4本と、アクセスはまずまず。(評価3)
●三条市民球場
 JR東三条駅から市内循環バスが出ているが、期日限定で、本数も極めて少ない・・・ タクシー利用が無難か。(評価1)
●柏崎・佐藤池球場
 JR信越本線・茨目駅から徒歩約10分。但し、この駅に停まる電車は上下共に1時間に1本程度。(評価2)
新発田・五十公野公園野球場
 JR新発田駅からバスで10分ほどだが、バスの本数は非常に少ない。タクシー利用が無難。(評価1)
●上越市営球場
 JR高田駅からバスで5分ほど。路線の数も多く、本数もそこそこ多い。駅から歩いても15分ほど。(評価3)

 球場アクセスの面では、神奈川の方が圧倒的に上。


東京都は、特にアクセスの不便な球場は見当たらない。
千葉県は、成田大谷津球場、市原臨海球場以外は、便のいいところが多い。
茨城県は、土浦市営球場以外は、全体的にアクセスが悪い。ただし水戸市民球場・ひたちなか市民球場は夏の大会期間中、臨時バスがある。



スコアボード

 神奈川大会は、どこの球場でも1回戦からスコアボードに選手名が表示される。
 (選手名をボードに書いたり、ボードをひっくり返したりしている方々、本当にご苦労さまです)

 新潟大会は、スコアボードに選手名が表示されるのは準々決勝あたりから(?)で、それ以前は、ポジションの数字のみが表示される。(全国的にはこの様な感じの所が多い)
 ただし、三条市民球場は、スコアボードが電動式(磁気反転式)で操作しやすい為か、1回戦からしっかりと選手名が表示される。


東京都も、準々決勝前後から選手名が表示される。
千葉県は、天台球場、市原臨海、千葉マリンが電光式の為、選手名が表示されるが、他の球場は表示なし。
茨城県は、水戸市民球場、ひたちなか市民球場は電光式で、1回戦から選手名が表示される。(春・秋の大会は県大会から選手名表示)
埼玉県も、スコアボードが電動式の球場(大宮公園・市営大宮など)は選手名が表示されますが、手動式の球場(川越初雁など)は選手名は表示されないようです。



大会冊子(選手名簿)

 2001年夏の神奈川大会の冊子は、本文が176ページというかなりのボリュームで、値段は700円。座談会方式による大会展望が10ページ以上にわたって掲載されていて、本当に凝った内容。
 しかし、700円という値段は、軽い気持ちでふらっと観戦に来た人が買うのには、ちょっと高いと思う・・・
 ※2004年は800円。

 同年の新潟大会の冊子は本文91ページ200円。本文中に広告が沢山入っている(つまり、スポンサーが沢山ついている)ので、200円という低価格に抑えることが出来るのだろう。
 軽い気持ちで観戦に来た人でも買ってみようかという気持ちになれる値段。
 おそらく新潟大会の冊子くらいの内容が、全国的には標準レベルなのでは。
 (春・秋の県大会(ベスト16以降)でも登録メンバーの冊子が出る)

 これについては、神奈川・新潟ともに値段、内容に一長一短がある。


東京都(2002年夏)は800円。(東西一緒になっています) 大会直前の『出場選手変更・追加名簿』というのも付いています。
埼玉県(2007年夏)は500円『真夏の球宴』という表題が付いています。
茨城県(2003年夏)は500円
千葉県(2005年夏)は400円
群馬県(2004年夏)は500円
長野県(2004年夏)は200円
山梨県(2006年夏)は500円

大阪府500円
京都府、兵庫県200円
和歌山県無料で何部でも自由に貰える。
奈良県は、新聞社作成の号外形式のメンバー表があるのみ(無料)



食べ物

 新潟大会の開催球場の売店で売られているものは、ジュース類、パン、おにぎり、かき氷にその他少々といったところ。
 (球場によってカップラーメン、菓子などもあるところもある)

 神奈川大会の主要球場(横浜・保土ヶ谷・平塚・相模原など)では、上記に加え、ビール、焼きそば、アイスクリーム、菓子、つまみ類など様々なものが売られている。

 前者は、「何とか空腹が凌げる」といった感じで、後者は、「事前に食べ物を用意して行かなくても、食べ物には全く困らない」という感じ。
 新潟大会の開催球場は、周辺に食べ物等を売っている店が全く無い所も多いので(三条、佐藤池、五十公野など)、売店のスペース、品物の納入などの問題もあると思うが、一考をお願いしたい。

横浜スタジアム(神奈川)は、スタンド裏の通路に売店が多数あり。スタンドにビールの売り子も来ます。
保土ヶ谷球場(神奈川)は、スタンドにビール・焼きそばの売り子もやって来ます。(02年夏)
秦野球場(神奈川)は売店はありません。(06年夏)
藤沢八部球場(神奈川)は、ジュース類、パン、アイスクリームのみ。(02年夏)
等々力球場(神奈川)は、球場内に立ち食いそば・うどんの売店があり、ここでビール・酒も売られている(この他の売店は無し)。(02年夏)
伊勢原球場(神奈川)は、2002年秋季大会では売店なし。
大和引地台球場(神奈川)はジュース類、弁当、おにぎり、パン、菓子、アイスクリームなど(酒類なし)。(04年夏)

鳥屋野、三条市民、悠久山、佐藤池などは、春・夏・秋ともに出店。五十公野などは夏のみ。新潟小針、上越などは基本的に売店なし。(いずれも新潟県
五泉市営球場・見附運動公園野球場(新潟)も売店なし(03年・05年夏)

東京都は、ビール、焼きそば、パン、アイスクリームなどを売っている球場から、売店の無い球場までさまざま。

長野県(諏訪湖スタジアム、松本市野球場)は、01年秋季北信越大会でも売店なし。(00年春季北信越(長野オリンピックスタジアム)の時は売店あり)

※天台球場(千葉県)では春・秋でも県大会では売店が営業している。紙パック入りの牛乳、コーヒー、麦茶などが一つ100円で売られている。他には焼きそば、おにぎり、サンドイッチなど。

※栃木県営球場(栃木県)では、弁当数種類、カレーライス、菓子、つまみ類など。(酒類は無し) (01年秋季関東大会)

※大宮公園球場(埼玉県)では、ジュース、かき氷、カレーライス、焼きそば、おにぎり、ゆで玉子、つまみ類、冷しきゅうりなど。(酒類は無し) (02年夏) 
※川越初雁球場(埼玉県)では、ビール、ジュース、焼きそば、せんべい、今川焼、たこ焼き、かき氷など(03年夏)
※熊谷公園野球場(埼玉県)は、ジュース、アイスクリーム、パン、おにぎり、焼きそばなど(07年夏)



応援風景

 神奈川大会は、ほとんどの高校がブラスバンドによる応援をしている(夏の大会の時)

 新潟大会では、ブラスバンド応援をしている高校はほとんど無く、スタンドで控えの野球部員がアカペラで歌って応援をしている。
 (使用しているのは太鼓とメガホンくらい)
 新潟県では、優勝が決まった後にブラスバンド隊が結成され、甲子園に行くまでの間に練習をするという感じだと思われます。

 これについては、好みの問題もあるので、どちらの方が優れているとは言えません。(一応、参考までに記述してみました)


東京都も、ほとんどの高校がブラスバンド応援をしているが、全体的に都立高校より私立高校の方が応援機材は充実している。
 (春・秋はブラスバンドを使用しない高校も多数あり)
茨城県、埼玉県、群馬県も、ほとんどの高校がブラスバンドを使用している(夏の大会の時)
千葉県では、都市部の県立高は、夏でもブラスバンドのいない高校も珍しくない。
静岡県も、夏の大会はブラスバンドがよく使われている。

大阪府は、鳴り物の使用は禁止で、声だけの応援。
兵庫県は、春・夏・秋ともにブラスバンド応援あり。
京都府、奈良県、和歌山県は、夏の大会ではブラスバンドが使われる。



TV中継

 神奈川大会では、テレビ神奈川(TVK)が、開会式(横浜スタジアム)、そして1回戦から保土ヶ谷球場の全試合を中継し、他球場の経過も頻繁に流される。
 準々決勝(二球場で二試合づつ)は二元中継、準決勝・決勝(横浜スタジアム)ももちろん中継する。

 新潟大会は、新潟テレビ21NT21〜テレビ朝日系)が開会式から中継。試合は午前、午後に分けてニ〜三元中継。準決勝以降はNHKラジオ、決勝戦はNHK総合TV、BSNラジオでも放送される。


千葉県では、千葉テレビ(CTC)が、天台球場または千葉マリンの試合を中継。
茨城県では、茨城放送(ラジオ)が1回戦から決勝まで水戸市民球場の試合を中継。3,4回戦は水戸局が水戸市民、土浦局が土浦市営の試合を中継。他に、土浦の地域限定ケーブルTVで、放映される地域の高校の試合が土浦市営球場で行われるときに放送される。

(関東各都県の決勝戦は、NHK総合・教育TVで中継される)

静岡県は、静岡朝日テレビ(SATV)が、その日の好カードと思われる試合を中心に放送。NHKラジオは準々決勝から、NHKテレビは準決勝から中継。
和歌山県は、全て紀三井寺球場で開催され、TV・ラジオで完全生中継。(WTV和歌山TV・WBS和歌山放送ラジオ)

※いずれも夏の大会の時



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