新潟大会遠征記
(2005,7,17〜19)



 ●7月17日 見附運動公園野球場

 7月15日に開幕した夏の新潟大会。
 鳥屋野、悠久山、五十公野などの主要球場には既に行った事があるので、今年は見附、小針などの未制覇球場に行ってみようと計画を立てていた。
 これらの球場は、主に1・2回戦にしか使われないため、必然的に開幕してからすぐの遠征となる事になった。

 例年、夏の新潟大会は、広い県下での選手の移動の負担を避けるため、1・2回戦は近隣の高校同士の『地区予選』制となっているが、マンネリを避けるため、3年に一度、地区予選なしの『全県一区』制となり、今年がそれに当たる。

 まず遠征一日目は、1回戦の2試合が行なわれる見附運動公園野球場に行く事にした。
 この球場は、交通の便の悪さからか、最近、高校野球の試合にはほとんど使われなくなったが、昨年10月の新潟県中部地震により長岡の悠久山球場と柏崎の佐藤池球場が大きな被害を受け、今夏の大会に使用出来ないため、今年の夏、使用される事になった。

 東京7:12発の『Maxとき305号』に乗車。長岡に8:52着。

 球場に売店が無い事が予想されたので(実際そうだった)、長岡駅構内のコンビニで食べ物を買い込み、長岡9:06発の新潟行き普通電車に乗り、三つ目の見附で降りる。

 駅前にはバス停があるが、本数がとても少なく、どのバスが球場近くを通るかよく分からなかったので、タクシーに乗って行くことにした。
 このタクシーで駅前の通りを走り抜け、田園地帯の中を通り、5分ほどで山の中腹の運動公園の中のこの球場に到着。

 第一試合は海洋−長岡というカード。
 地元・長岡の少年野球チームの小学生の始球式の後、プレーボール。
 
 海洋は、部員が16人で全員がベンチ入り。応援席は父母のみでちょっと寂しい風景…
 3回表、長岡は1死3塁で4番打者が左中間を破る3塁打。送球がそれる間に打者走者も生還し2点先制し。5,8回にも1点づつ追加。
 4投手の完封リレーで4‐0。まずは初戦突破。

 この日は日曜日ということもあってか、それとも地元に近い長岡高校の試合だったからか、交通の便の悪い球場としてはまずまずの客の入り。家族連れも多くいた。

 

左:長岡高校の応援席にはダルマが置かれていました。
右:試合終了。投手と捕手がハイタッチ。

第一試合
海 洋
長 岡


 第二試合は松代−新潟西
 松代も部員が16人で全員がベンチ入り。攻撃中、声援もほとんどなく、ちょっと寂しい光景…

 だが、この試合は一点を争うシーソーゲームとなり、4‐4の同点で迎えた9回表、松代の2塁走者が3塁へ盗塁。捕手が3塁へ送球するも、これを3塁手が後ろにそらし、この間に走者が一気に生還し、決勝点。松代が本当に久々に夏の初戦を突破!

 

左:先制点は新潟西  右:勝利の瞬間。松代バッテリー

第二試合
松 代
新潟西


 試合後、球場から携帯でタクシーを呼んで駅まで戻り、普通電車で新潟へ。

 この日、新潟スタジアム・ビッグスワンでJリーグ・アルビレックス新潟の試合があり、観に行ってみようかと考えたが、野球観戦だけで疲れきっていたので、さすがにそれは止めることに(笑)

 この新潟遠征には買ったばかりの一眼デジカメを持って行ったが、撮影した画像を新潟駅前のヨドバシカメラでプリントにしたり、デジカメを直接、ホテルの部屋のTVに接続して画像をチェックしたりと、いろいろ便利に使える(^^)


 ●7月18日 新潟市小針野球場

 新潟大会はこの日から2回戦。この日は新潟市内の小針球場に行ってみることにした。

 新潟からJR越後線に乗り3つ目の青山駅で下車。前もって地図で球場のおおよその場所を調べておいたのだが、この周辺はどこにでもあるような普通の住宅街で、目印になるようなものがあまり無く、かなり遠回りをしてしまったようだが、何とかたどり着く事が出来た。

 この球場でも試合前に小学生の始球式があり、その後の第一試合は阿賀野−巻というカード。
 阿賀野は同校と安田、水原の3校による合同チーム。は昨年夏の準優勝校。

 初回、は長打攻勢で2点先行するが、その後は緊迫した互角の展開に。
 巻の先発投手は背番号11の富井で、5回からエースナンバーを付けた相沢がマウンドへ。しかし3塁打と暴投で2‐2の同点に。
 だがその後、は6回に勝ち越し、9回にはスクイズで1点追加。
 相沢投手はコントロールに苦しみながらも球威で抑え込み、辛勝。
 
 3校合同チームの阿賀野も、昨年準優勝の巻と互角の試合をするが、惜しくも及ばず…

 

左:円陣を組む巻ナインと声援を送る控え部員。部員の数は多いようです。
右:ネット越しに声援を送る阿賀野のマネさんたち。マネさんも3校からの集まりのようです。

第一試合
 巻
阿賀野


 第二試合は小千谷と優勝候補の一角・新潟明訓。明訓にとってはこの試合が初戦。

 2回裏、明訓はエース須貝自らのタイムリーで1点先制。
 3回表に同点に追いつかれ、なおも1死満塁というピンチを抑えるとその裏、集中打で一挙7点奪い大量リード。8回にも長打2本で1点追加し、手堅く初戦突破。
 しかし、あとヒット1本出ていればコールドという場面が何度かあったがものに出来ず、今後に多少、課題の残った試合内容であった。

 第一試合もまずまずの客の入りだったが、第二試合は優勝候補・明訓の登場とあって、観客席は満席(決して収容人数の多い球場では無いけれど…)。最上部には立見客も沢山いた。

 

左:スタンドで声援を送る明訓の控え部員たち。大きなボードを掲げています。
右:3回、五十嵐選手の満塁の走者一掃の3塁打。

第二試合
小千谷
新潟明訓


 日程表をよく見ると、今年の夏の大会で、この小針球場が使用されたのは、16日と18日の計4試合のみ。
 この球場で観戦する事が出来たのはラッキーだったのかも(^^)


 ●7月19日 上越市営球場

 新潟遠征最後の日、この日は上越市営球場へ行く事にした。
 この上越市営球場に行けば、夏の新潟大会に使用される球場完全制覇という事になる(^^)

 新潟7:54発の特急『北越2号』に乗車。直江津で長野行きの普通電車に乗り換えて、2つ目の高田駅で下車。(10:19着)
 特急を使っても同一県内の移動に2時間以上もかかるほど、新潟県は広い…(^^;

 上越市というのは、新潟県では新潟市、長岡市に次ぐ第三の都市で、駅前から賑やかな商店街が続いている。

 駅のコインロッカーに余計な荷物を預け、構内のコンビニで食べ物を買い込んで球場に向かう。

 駅から歩いてすぐのところに城バスの営業所があり、ここから曽根行きのバスに乗り、5分ほど(料金\140)大手町十字路というバス停で下車。
 (なお、この近辺には他にもバスの路線が沢山通っているので、バス利用の際は営業所で聞いてみると良いです)

 このバス停から球場の照明塔が見えるので、公園の入口を入り、この照明塔を目指して歩いて行くと球場にたどり着く。
 内野席は全て土盛りで、ネット裏の席は支柱が目障りで観戦しづらく、新潟県第三の都市の球場にしては貧弱な設備ではあるが…

 球場に着いた時にはちょうど第一試合が終わるところでこの試合が直江津3‐1長岡向稜というスコア。
 続く第二試合は新潟産大付−北越

 産大付が初回に2点先制。その後も相手のミスをから着々と加点しリード。
 北越は8回、2死満塁で投手に代打を出すも右飛で無得点。
 その裏、産大付に3ランHRが出て8‐1というコールドゲームに。

 

左:新潟産大付の5番・江部選手のバッティング 右:北越、2回戦突破はならず…

第二試合
北 越
新潟産大付3x
(8回コールド)

 第三試合は初戦で関根学園を破った村上と、春の県大会準優勝の新潟県央工

 初回、県央工がタイムリー2本で2点先制。県央工の一方的な展開になると思われたが、村上の富樫投手の粘りの投球でその後ゼロ行進。
 8回に県央工は4番・鈴木のレフト場外への2ランHRでようやく2点追加し、9回にもスクイズで1点追加。

 県央工の好投手・吉澤はサイドからのキレのある球で村上の打線に付け入るスキを与えないピッチング。
 9回、村上は無死からヒット2本で1・2塁のチャンスを作るも後続が凡退し無得点。シード校の県央工が完封発進。

 

左:県央工の好投手・吉澤のピッチング。
右:村上高校の控え部員とマネさんたち。必死で声援を送っています。

第三試合
新潟県央工
村 上


 この後、高田から信越本線の普通電車で長野に出て、長野から『あさま530号』に乗って帰京。
 新潟大会を観戦して長野新幹線で帰京するというのは何だか変な感じもするが、高田というのは長野まで普通電車で1時間ほどの距離なので、こういうルートが便利になる。
 終わってみればあっという間の3日間。

 3日間ともいい天気で、しかも観客席に屋根の無い球場ばかりだったので、だいぶ日焼けをしてしまった…(笑)


なお、以上の球場の様子については、野球場写真館の
見附運動公園野球場新潟市小針野球場上越市営球場 でもどうぞ。


高校野球観戦遠征記にもどる