神奈川大会決勝戦遠征記

2004,7,28 横浜スタジアム


 参加校数が200校を割ったとはいえ、195校出場と依然、全国一の出場校数を誇る神奈川大会。(2004年現在)

 この年の決勝戦は、春季関東大会を制してダントツの優勝候補に挙げられ、その名に恥じず順当に勝ち上がってきた第一シード・横浜高校と、ノーシードの公立ながら武相、平塚学園、横浜創学館、横浜隼人といった強豪私立を次々に倒して一戦ごとに力をつけて勝ち上がった神奈川工という、全く対照的な両校の対決。

 2000年から『ヤングマガジン』(講談社)に連載されている高校野球漫画・『甲子園へ行こう!』の横浜第一高校と鎌倉西高校そのままのような雰囲気(笑)

 夏の神奈川大会は、5回戦まではどこの球場も共通のチケットなので、前もって買っておいたチケットで入場したりも出来るが、準々決勝以降のチケットは日付、球場名がしっかりと指定されているので、そういった使い方は出来ないようになっている。



決勝戦のチケット。
日付・球場名がしっかりと印字されていて、5回戦までのものとは様式が異なります。


 JRで関内駅に到着したのは10時頃だったが、その時には既に入場券を買い求める列が出来ていて、炎天下、ずっと並ぶことに。
 入場券発売開始が10:45で、窓口でチケットを買い、さらに入場口の列に並び直し、開場が11時ちょうど。

 入口を入ってすぐのところで(多分)朝日新聞の係員がうちわや紙製のメガホンを入場者に配布していた。



入口で配られていたメガホンとうちわ


 この日は台風が近付いているということもあり、多少風が吹いていて、雲も出ていたが、それでも真夏の太陽が照りつけていて、これまでに加え、さらに日焼けをすることに(^^;
 開門直後はまださほど客が入っておらず、決勝戦にしてはちょっと寂しいかなという雰囲気だったが、ちょうど試合が始まる頃に、内野席がほぼ満席となり、試合中に外野席が開放された。



試合開始後に外野席も開放され、多くの人達が外野席に移動していました。


 前半は、神奈川工もランナーを二人、三人と出し、得点のチャンスが巡ってきたが、要所をエース・涌井投手(この年のドラフトで西武ライオンズに入団)に抑えられ、横浜高校はランナーを手堅く二塁・三塁に進めきっちりとヒットで走者を返すという攻撃。
 神奈川工も決して弱くはなかったと思うが、投手力・守備力は全国レベルで、しかも準決勝・決勝に合わせてきっちりと調子を上げてきたと思われる横浜高校との力の差は歴然。

 

左:プロ注目の横浜高校・涌井投手。 右:神奈川工の2年生エース・坂間投手。


 9回表、神奈川工も最後の打者が三振に終わり、ゲームセット。試合直後のインタビューで横浜高校の主将が涙を流していたのが印象的だった…


 

左:優勝決定の瞬間、マウンド付近に駆け寄る横浜高校の選手たち。
右:敗れた神奈川工にも盛大な拍手。




君たちにはまだ来年もあるぞ!


 その後、閉会式が行なわれ、優勝・準優勝校に賞状、旗、メダル等の授与が行なわれ、さらに準決勝で敗れた横浜商大・横浜隼人の選手も3人づつ列に並び、表彰を受けていた。
 そして最後に、横浜高校・神奈川工の選手がグラウンドを一回り行進して閉会式も終了。



優勝旗授与


 横浜高校には甲子園で勝ち進んでくれる事を期待し、また神奈川工も、大敗したとはいえ強豪私立を次々に破って決勝まで進出したのはお見事。投手二人が2年生、そして捕手は1年生であるし、今秋、そして来年とさらに頑張ってもらいたいものである。

神奈川工
横 浜
12


横浜高校 準決勝までの戦跡

神奈川工 準決勝までの戦跡
2回戦
23‐0(5回コールド)上溝南
2回戦
13‐0(5回コールド)鶴見工
3回戦
12‐1(6回コールド)平塚工科
3回戦
6‐1多 摩
4回戦
5‐4日大藤沢
4回戦
4‐3(延長12回)武 相
5回戦
6‐1桐蔭学園
5回戦
5‐2平塚学園
準々決勝
5‐2桐光学園
準々決勝
6‐4横浜創学館
準決勝
16‐3(7回コールド)横浜商大
準決勝
4‐1横浜隼人


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