群馬大会遠征記
(2004,7,10〜11)


 ●7月10日 高崎市城南野球場

 一足早く始まっている茨城県を除き、関東各都県で一斉に高校野球の大会が開幕する7月10日。仕事がちょうど休みということもあり、今年は群馬大会を観戦に出掛ける事にした。

 群馬大会を観に行こうという気になったのは、これまでに群馬県で行った事のある球場は県営敷島球場の1球場のみであるという事、開幕日から2球場で5試合が行なわれるという事、参加65校という組み合わせの都合上、1回戦は1試合のみでそれ以外の高校は全て2回戦からの登場ということになり、序盤からシード校・有力校の試合が観られそうだという事などだった。

 JRで高崎駅に到着。ここから球場へは歩いて15分くらい。『美術館通り』から『城南野球場通り』を進んで行くと、右前方に球場が見えてくる。
 距離的には上信電鉄の南高崎駅の方が近いが、上信電鉄は本数が少ないこともあり、高崎駅から歩いていく人が多いようである。

 球場に着いた時にはもう既に入口付近に沢山の人だかりが出来ていて、自然に気分も盛り上がる(笑)
 ちなみにこの日、開会式は早朝から県営敷島球場で行なわれ、城南球場で試合の行なわれる高校の選手たちは開会式の後、この城南球場に移動してきたそうである。



球場正面付近に掲げられていた組み合わせ表。


 第一試合は前橋−関東学園大附というカード。
 古豪・前橋が相手のミスにつけ込み初回から着々と得点を重ね、5回で早々と決着を付け初戦突破。

 関東学園大附はチアガールも繰り出しての応援だったが古豪の前に力及ばず敗退。
 前橋高校は県立ながら男子校のようで、父母会以外、応援は男子生徒のみであった。

第一試合
関東学園大附
前  橋4x
10
(5回コールド)

 続く第二試合は藤岡−高崎工というカード。
 試合前のノックを観る限り、両校ともに第一試合の二校よりも明らかに守備力は勝っていて、好試合になりそうな予感。

 大会パンフレットによると藤岡高校は、学校の統合が予定されていて、3学年揃って試合が出来るのは、今年が最後だそうである。

 なおこの日は第一試合の途中から雨雲が広がり始め、第二試合開始直後には雷も鳴り響き、これにより試合が一時中断に。
 これと関係あるのか、それとも単なる表示ミスの修正なのかどうか分からないが、電光式のスコアボードの表示も灯いたり消えたりのくり返しだった(笑)



雨の中、応援を続ける藤岡高校の応援団。


 高崎工の先発投手はやや不調で2回途中で5失点。ここで2番手の2年生・須藤投手に交代。この須藤投手が好調で藤岡打線をこの後、無失点に抑え込み、打線も7回に同点に追い付き延長戦に突入。

 後半になってからは高崎工が押し気味ながらなかなか決勝点が入らず、「もしかして延長15回引き分け再試合?」という雰囲気も漂った14回裏、2死2塁で、遊ゴロの一塁送球がショートバウンドになり、これを一塁手が大きくそらす間に走者が一気に生還してサヨナラゲームとなり、意外とあっけない幕切れ。
 試合終了後もベンチ前でずっと泣き崩れていた藤岡高校の一塁手の姿が印象的だった…

 土曜日でしかも開幕日ということもあるだろうが、この日、内野席はほぼ満席。群馬県もなかなか高校野球熱の高い地域のようである。

第二試合
藤 岡
高崎工1x
(延長14回)

 ●7月11日 伊勢崎市野球場

 10日夜は高崎駅近くのホテルに一泊し、この日は朝9時から3試合が組まれている伊勢崎市野球場に行く事に。
 伊勢崎は高崎から両毛線の電車に乗り約30分。

 伊勢崎駅の裏側の方から真っ直ぐ続いている一本道を延々と歩き約20分、そして『華蔵寺公園』の中を10分ほど歩きやっと球場にたどり着く。
 朝、高崎を出る時にはいい天気だったものの、公園に着いた時に急に雨雲が広がり激しい雨に。球場に着いた時にはグラウンドにシートも被せられていた。
 試合が予定通り行なわれるかどうか不安だったがこれは通り雨で、第一試合の高校のノックが始まる時にはあっという間に夏らしい青空が広がっていた。

 

球場に着いた時には雨のため、グラウンドにシートがかけられていましたが(左)
あっという間に青空が広がりました(右)


 第一試合は桐生西第四シードの樹徳というカード。樹徳が初回、相手投手の立ち上がりに付け込みあっという間に5点先取。
 桐生西も必死に食い下がり、小刻みに点を返すが結局初回の5点が響き、コールドを免れるのが精一杯という感じで10−4で試合終了。

第一試合
桐生西
樹 徳
10


 第二試合は富岡−藤岡北というカード。
 富岡高校は県立ながら男子校のようで、ブラスバンド演奏は無く、太鼓とメガホンだけの応援だったが、父母会も交えてなかなか元気のある応援だった。

 富岡は2回表、2死1・3塁でダブルスチールにより1点先行。その後も小刻みに加点。
 富岡の先発は背番号9番の小林投手。背番号からも分かるように本来のエースではないようだが、長身からの速球とカーブを武器に、テンポのいい投球で9回を投げ切り完封勝利。

 この後、第三試合もあったが、時間の都合で第二試合を見届けて球場を後にすることにした。



好投する富岡・小林投手。

第二試合
富 岡
藤岡北



なお、この両球場について詳しい事は、野球場写真館の
高崎市城南野球場 伊勢崎市野球場 でどうそ


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