ローレンツ収縮仮説とその運命

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水崎拓著 秀和システム(2005.07)

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アインシュタインの「光速度不変」、ローレンツなどの「エーテルによる物体収縮仮説」などが提出され(ローレンツ収縮仮説)、どちらもマイケルソン-モーリーの実験結果に矛盾しませんでした。 状況は混沌としたのですが、マイケルソン-モーレーの実験から40年以上経って、 当時最先端の技術を結集して、ついにローレンツの物体収縮仮説と光速度不変の雌雄を決する 実験が行われたのです。

図1.4.1 ローレンツ収縮仮説
ローレンツ収縮仮説

図では、右側からエーテルの風が吹いているものとします。 マイケルソン-モーリーの実験では、 予想に反して、分かれた後の光の往復時間差が装置の回転につれて変化しませんでした。 ローレンツ等による地球収縮仮説では片方の経路が短くなるため、 この現象を説明することができます。

アインシュタインの光速度不変が正しいのか、 ローレンツ等による物体収縮仮説が正しいのか、 決着を付ける時が遂にやってきたのです。

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