旅と鉄の盲腸 > 旅の小ネタ。 > 駅のエスカレーター「左空け」の境界線 > 近鉄南大阪線・長野線コース
はいっ、こちらは「近鉄南大阪線と長野線コース」です。近鉄のもう一つのターミナル・大阪阿部野橋から一路南を目指します。他の近鉄幹線系統とは違い、レール幅がJR在来線と同じ狭軌(1m6cm7mm)の南大阪線、他の近鉄路線とは独立していることもあってか、大阪線や奈良線とはまた違った、独特の雰囲気があります。電車も2,3,4,5,6,7,8両編成とさまざま、日中は4,5両編成が中心という、他の近鉄路線と比べて輸送規模がコンパクトなところも特徴です。
なお、長野線を先にご覧になりたい方は、こちらをクリックしますと、ページ下部、長野線の駅にジャンプします。
では、阿部野橋から行ってみましょう。
大阪阿部野橋駅Osaka-Abenobashi
(大阪市阿倍野区)
近鉄・大阪側のもうひとつのターミナル、阿部野橋です。区名は阿倍野、駅名は阿部野橋と、微妙に表記が違っています。道を挟んで、JR天王寺駅がすぐです。
計測場所:改札外(天王寺口)
計測時間:日曜午前9時21分〜9時51分
| 右側に立った人 | 572人 |
| 左側に立った人 | 53人 |
| 真ん中に立った人 | 2人 |
| コメント | 1基だけでの計測だったのですが、やはりターミナル駅だけあって、人数が多いですね。これは上りエスカレーターですが、下りのほうは到着した電車からの乗客が一挙に集中するので、ぐちゃぐちゃになっていました。またこの時間帯、同様にぐちゃぐちゃだった東JRコースの天王寺駅は、きれいに左が開いていました。時間帯が違うと、かなり違うものですね。 ということで、この駅は左空けの駅です。 |
さて、ここから電車は南へ進みます。これから先、大阪市内は高架線が続き、エスカレーターのある駅も多いのですが、ここは端折って次の準急停車駅である河内松原まで行き、そこで様子を見てみたいと思います。
河内松原駅Kawachi-Matsubara
(大阪府松原市)
大和川を渡り、松原市に入りました。待避線もある立派な橋上駅です。ちなみにここは、今回初めて下車しました。直線距離だと自宅からも割と近いのに、知り合いが居なかったり、路線が違うと案外降りないものです。準急停車駅。
計測場所:改札内
計測時間:日曜午前10時20分〜10時50分
| 右側に立った人 | 47人 |
| 左側に立った人 | 3人 |
| 真ん中に立った人 | 1人 |
| コメント | 下りホームで計測しましたが、やはりしっかりとした左空け駅でした。左空けの聖地?大阪市に隣接しているからなんでしょうかね。結果はしっかりとした左空け駅でした。 |
続いて先に進みます。ここからは、エスカレーターのある駅各駅に停まります。次の停車駅は、藤井寺です。
藤井寺駅Fujiidera
(大阪府藤井寺市)
藤井寺です。普通電車はここまでの区間電車が数多く存在し、準急はここから各駅に停まります。大阪近鉄バファローズのかつてのホームグラウンド、藤井寺球場は駅から至近です。
計測場所:改札内外(2基)
計測時間:日曜午前10時57分〜11時27分
| 右側に立った人 | 121人 |
| 左側に立った人 | 14人 |
| 真ん中に立った人 | 2人 |
| コメント | この駅も、ホームから改札外のエスカレーターが見えますので、電車に遮られて向こうが見えない間を除いて、改札外のエスカレーターも合わせて計測しました。 こちらもしっかりとした左空け。左空けと右空けが10人対1人くらいの割合の駅が続きます。 |
続いて参ります。次は、古市です。
古市駅Furuichi
(大阪府羽曳野市)
長野線が分岐します。この駅での増結・解放が多く、運輸上一区切りとなる駅になっています。阿部野橋を出た急行は、ここで初めて停車します。ここまで止まらないんですね、急行。
計測場所:改札外
計測時間:日曜午前11時43分〜午後0時13分
| 右側に立った人 | 79人 |
| 左側に立った人 | 11人 |
| 真ん中に立った人 | 1人 |
| コメント | そんなに利用者は多くないのかなあ、と漠然と考えておりましたが、この時間帯でこの人数、多くの方が利用されています。改札外で計測しましたが、増結・解放、この駅仕立(始発)の電車も多いので、電車がひっきりなしに行き来し、計測していても飽きませんでした。 蛇足ながら四天王寺国際仏教大学って、ここにあるんですね。ということで、南大阪線のエスカレーター設置駅では大阪府最後となるこの駅、左空けの駅です。 |
次に進みます。ここからは電車の両数も短くなったり、ここ始発の普通電車は2両のワンマン運転だったりと、ちょっとローカルな雰囲気になります。電車は緩やかな坂を上り、大阪府から奈良県に入ります。次は、尺土です。
なお、古市から分岐する長野線につきましてはこのページの下、長野線部分をご覧ください。
尺土駅Shakudo
(奈良県葛城市)
尺土です。特急以下、全ての種別が停車します。御所線はここから分岐します。ラッシュ時には阿部野橋から直通の準急も運転されているようです。
計測場所:改札内1・2番のりば
計測時間:日曜午後0時50分〜1時20分
| 右側に立った人 | 19人 |
| 左側に立った人 | 3人 |
| 真ん中に立った人 | 1人 |
| コメント | もっと人数が多いかな、と思ったんです、特急停車駅ですし。でも、当日は雨だったからか、人数は少な目でした。改札外にもエスカレーターはあるのですが、計測不能を避けて、改札内で測ってしまいました。妥協。 結果は左空けです。 |
続いて参ります。次にエスカレーターのある駅は、高田市です。
高田市駅Takadashi
(奈良県大和高田市)
大和高田市には3つの大きな駅がありますが、ここはそのうちのひとつです。特急以下が停車する大きな駅です。大阪線の大和高田よりは若干こぢんまりした印象を受けます。
計測場所:改札内(2基)
計測時間:日曜午後1時32分〜2時2分
| 右側に立った人 | 28人 |
| 左側に立った人 | 6人 |
| 真ん中に立った人 | 2人 |
| コメント | この駅も時間帯からかはたまた天候からか、訪れたときは利用者は少な目。駅全体の印象は大和高田と似たような感じですが、こちらはこぢんまりしています。大和高田市にはちょっとずつ離れて大和高田、JRの高田、そしてこの高田市と3つ大きな駅がありますが、エスカレーターはここと大和高田のみにあります。 上下ホームで計測しましたが、結果はやはり左空けでした。 |
さて、南大阪線をエスカレーターを追って順に見てまいりましたが、エスカレーターのある駅はここまでです。ここから先、橿原神宮前までと、橿原神宮から先の吉野線にはエスカレーターのある駅はありません。そこで、一旦古市まで戻り、こんどは長野線を見ていくことにしましょう。
ということで、長野線、古市から先にエスカレーターのある駅は、川西です。
川西駅Kawanishi
(大阪府富田林市)
準急停車駅。単線ですが高架の立派な駅です。単線高架を5両の電車が行き来するのは、何となく珍しい風景かもしれません。PLの花火が近くに見えそうなところですね。
計測場所:改札内
計測時間:日曜午後2時35分〜3時5分
| 右側に立った人 | 12人 |
| 左側に立った人 | 0人 |
| 真ん中に立った人 | 1人 |
| コメント | 高架駅とあって、しっかりエスカレーターが整備されていますが、時間帯が良くないこともあって、やはり人数が少ない。電車は結構来るんですけどね・・・。あわや計測不能か?と思いきや、ギリギリで2桁に乗ってくれました。助かった♪ ということで、こちらもしっかりとした左空け駅でした。 |
次にエスカレーターのある駅は、終点・河内長野です。
河内長野駅Kawachi-Nagano
(大阪府河内長野市)
長野線の終点、南海高野線との乗換駅です。南海は2面4線のホームを持っていますが、近鉄のほうは1面2線のシンプルな構造。「南海の駅を間借りしている」という印象が強い駅です。
計測場所:改札内
計測時間:日曜午後3時14分〜3時44分
| 右側に立った人 | 39人 |
| 左側に立った人 | 5人 |
| 真ん中に立った人 | 1人 |
| コメント | 乗換駅なのですが、駅自体を見た場合「南海の駅である」という印象が強いため、改札外のものは南海の河内長野駅で計測することとし、近鉄編では改札内にあるエスカレーターで計測しました。 この駅だけ右空けだったらびっくりしますが、そんな衝撃的なこともなく、よくある左空けの駅、という結果になりました。 |
なお、近鉄はここで終点となりますが、乗り換えとなる南海高野線のエスカレーターにつきましては、南海高野線コースをご覧ください。
ということで、駅のエスカレーター「左空け」の境界線、近鉄南大阪線・長野線コースは
境界なし(全区間左空け)
でした。