フォルクスホッホシュ−レ日記 11月


ここの州では、11月の第1週目学校は休みになるそうです。
フォルクスホッホシュ−レも、おやすみ。というわけで、2週目から始まり。

11月第2週


11月8日(月)

休み明け。受講生が何人か増えた。どうも、この時間隣のクラスでやっている、同じコンパクトコースの(3)から移って来たらしい。

このクラスのメンバーは、ほぼ3分の2が「夫がドイツ人」または「夫(ドイツ人ではないが)の仕事の関係」のためドイツにいる専業主婦、というパターン。あとは、「オーペア(住みこみのお手伝い)をしながらドイツ語を勉強している」「休暇でドイツに来ている」「旅行の途中友人宅に居候している」などなど。
最近ずっと隣に座っているユーメイは中国天津市から来たエンジニア、2ヶ月ほど観光とドイツ語研修を兼ねて滞在中で、ホテル住まいをしているそうだ。フォルクスホッホシュ−レは住民じゃなきゃ受講できないのかと思っていたけど、そうではないらしい。

新しく覚えた単語:

schlagen(打つ)  merken(気づく)  gemeinsam(共通の)
einsam(孤独な)  darum(だから)  beraten(助言する)
miteinander(互いに)  das Ziel(目的) 
der Nachbar(隣人)  schweigen(黙っている)


11月10日(水)

始めに18課のおさらい、休憩後にテスト。

過去形の作り方。ふむふむ、規則変化の場合は語幹にteをつけるとね。わかってるよーん。

不規則変化の場合、一見まったく変幻自在のように見えながらもそれなりにパターンがあるそうで、テキストには過去分詞形も含めタイプ1から10まで、母音の変化具合によりグループ分けされていた。

この、「母音の変化」を覚えるための「ごろ合わせ単語」(???日本語で何と説明したらいいのかな?)がけっこうおもしろい。

schreiben, bleiben, schneien などは、「Wai」グループ。
schreiben - schrieb - geschrieben と、ei - i - i と母音が変化するから。

fliegen, verlieren などは「K」グループ。
fliegen - flog - geflogen と変わる。

やれやれ、ここで「キモノ」って言葉を聞くとは思わなかったよ。

他には「アイーダ」、「ピカソ」などなど。中には「これ何?」って感じのもある。「Matura」とか、「Beate」とか。私が無知なだけ?まあ、「ひとなみにおごれや」みたいなもんで仕方ないのかな。


11月11日(木)

19課に入る。
テーマは、「環境」。

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11月第3週


11月15日(月)

朝起きて窓の外を見ると、うっすらと雪景色。ひえええぇぇぇぇ、寒いはず。
この雪は夕方までとけなかった。講座の帰り道、耳がちぎれそうな寒さ。

「なんとかかんとか、um○○zu△△.」で、「○○が△△できるように」の構文を学習。そうか、英語だとthat節が必要になるところ、ドイツ語ではum 使って不定詞でも言えちゃうのね。あと、「なんとかかんとか、damit××」というのを学習。


11月17日(水)

「今日はまずここの課題をします。これで18課が全部終わるので、そのあとにテスト。テストといってもやったことの確認ですから、どれくらい身についたか確かめるつもりで気楽に。そのあと時間があれば、次の課の語彙をやりましょう。」

驚いた!先生の最初の言葉が、全部はっきり聞き取れて理解できた。突然霧がからっと晴れて、すっきりまわりが見渡せたような感じ。なんだか静かに感動した。


11月18日(木)

帰りに先生が「もうヴァイナハツマルクトの準備始まってるよ。」と教えてくれたので、ちょっと遠回りをしてミュンスタープラッツに行ってみる。

ほんとだ。出店の小屋がもうほとんどできあがってる。けっこうしっかりしたつくりだなあ。電気もしっかり引いてあるし、私が昔住んでた住宅より立派かも。

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11月第4週


11月22日(月)

関係代名詞。基本的に英語とほとんど変わらないのでけっこうらく。
らくとはいっても頭で理解できるというだけで、実際使うとなると大変だぁ!頭の中で名詞の男性・女性・中性がぐるぐると回り出す。
それにお決まりの、副文では定形が最後、を忘れずにと・・・ああ、もう!

紙の上でやる練習問題なら、えーとこれこれね、ってできるんだよなあ、機械的に。
うーん、この、「機械的に」ってのがやっぱりよくないんだろうな。言葉は生きてる人間が使ってるものなんだから、「これとこれではこうなります」って、電卓で答えを出すような作業だけで身につくわけがない。

一つ一つの言葉が持つ音の響き、出てくる順番、それにまつわる生身の感情、そういうものひっくるめて経験していかなきゃだめだよな。


11月23日(火)

今日は講座のない日、午前中宿題をやる。1時間くらいで終わるだろうと思っていたのに、3時間もかかってしまった。
二つの文を関係代名詞でつなぐだけの単純な問題なんだけど、前置詞がわからない!!!

「その島で」は auf der Insel なのに、「その市で」だと、 in der Stadt、
「その国で」も in dem Land。
で、なぜ「その市場では」が auf dem Markt なの?
島だからauf、〜の上に、っていう感覚はなんとなくわかるけど、マルクトになぜaufを使うのよ〜!

ああ、もうやんなっちゃうなあ。


11月24日(水)

宿題、半分はあってたけど、半分はちがってた。
やっぱりまだaufとかanとかinとか、前置詞の感覚がよくわからない。

それと、副文の主語と述語を出題からただ書き写しただけだったので、されるべき動詞変化がぜんぜんできてなかった。これは反省。ちゃんと頭を使わなきゃ。

授業の後半、使っていたプリントのいくつかの文を使い、なんたらかんたらで疑問文を作りなさい、という先生の指示。この指示がもうまったく理解できず、泣きたくなった。みんながやっているときに個別に教えてもらってやっとわかる。
プリントの文をもとにworhin woher worauf などで始まる疑問文を作りなさいとのこと。

書いてある「何々しなさい」という指示は、辞書を引かなくてもほとんどわかるようになってきた。
ergaenzen, notieren, sammeln などなど。

でも、口頭だけの指示だと、時として全然理解できない。「授業で使うドイツ語」の語彙力のなさのため。
そうだ、「時制」、tense ってドイツ語でなんていうんだろう、調べとかなきゃ。
今は、先生が「ナントカカントカ?」と聞くとみんなが「過去」とか「現在完了」とか答えるので、「そうか、時制を聞いていたのか。」と理解している状態。


11月25日(木)

前半7週間コース最後の日。何人かの生徒は今日で終わり。授業の始めに先生が人数を確かめていたが、7,8人はこのまま後半7週間のコースもとるようだ。

「たまに歌でもやりましょう」ということで、楽譜も何もなしに口移しでドイツの(たぶん)子どもの歌を歌う。

Mein Hahn ist tot, mein Hahn ist tot.
Mein Hahn ist tot, mein Hahn ist tot.
Er kann nicht mehr singen Dudu da dududa
Er kann nicht mehr singen Dudu da dududa

私の雄鶏死んじゃった
私の雄鶏死んじゃった
もうデゥデゥダって歌えない
もうデゥデゥダって歌えない

いやに簡単に覚えられたなあと思ってたけど、数時間後突然思い出した!この歌、知ってる!

日本語の歌詞は、

コッコケコッコー夜が明けた
お空は真っ赤な朝焼けだ
元気よくさあ飛び起きて
朝のあいさついたしましょう
みなさんおはようございます

リズムはちょっと違うけど、メロディーラインはまるで同じ。そういえばキャンプで歌う歌じゃなかったかなあ。

NHKのラジオ講座で去年、「ドイツからの歌」として、「ちょうちょ」や「こぎつね」、「ぶんぶんぶん」なんかが紹介されていた。他にもあるかと思って子どもの歌のCD買って聴いてみたら、聞き覚えのある曲が次々出てくること!小中学校の音楽の教科書で、リコーダー練習用とか輪唱用として載ってる短めの曲、ずいぶんドイツからだったんだなあ。


11月26日(金)

朝起きて、ベッドの中でうつらうつらしながら文を作ってみた。

Gestern Abend habe ich nach der Schule mit meinem Man
auf den Weinachtsmarkt gegangen.
「昨晩私は学校の後で夫と一緒にクリスマス市に行きました。」

声に出して言ってみる。するとさっそく夫の添削、

「habe ich じゃなくて、bin ich 」

そうだった!またもや同じ間違い。現在完了で言おうとすると、どうしても口が「ハーべ イヒ」と動いてしまって、gehen (行く)や kommen(来る) にはsein動詞を使う、というところまで頭がまわらない。まだまだ会話の「量」をこなしてないんだよなあ、「〜に行った」って文をたくさんしゃべらなきゃ。

午後、テレビでセーラームーンを見る。主人公の「月野うさぎ」は、ドイツ語版では「バニー」という名前らしい。

Ich kann heutzutage Kinder nicht mehr verstehen.
「最近の子どもって、ほんっと理解できないわ!」

が聞き取れた。

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11月第5週


11月29日(月)

講座は今日から後期に入る。人数は10人ぐらいに減った。全員前期から引き続いてのメンバー。

文法は、「接続法第2式」
うーん、なんだかぐっと大人になったような気がするなあ。ドイツ語を始めてからこの「接続法」なるものしょっちゅう耳にしたけど、ずっと上級で私にはまだまだ無縁の話だわ、と、あこがれつつもきちんとやったことがなかった。無視していた、といってもいいくらい。
実際やってみたら英語の仮定法とほとんど同じ、さほど難しくはなかった。

そういえばこの英語の仮定法、高校生のときは全然わかんなかったなあ。
「過去の事実と反対の事柄を述べる」なんだそりゃ???

大人にになってしみじみ過去を振り返ることが多くなり、sould have told you、「シュダヴ トゥルジュー」(言っとけばよかった)とか、could have done、「クダヴ ダン」(できたのに〜)とか、切ない後悔の気持ちと言葉の音とがセットになって体に染みついてきたら、できるようになった。

授業中、私はいつもおとなしい。
今までは、なにがなんだか全然わからず、何か言おうにも皆目見当もつかない、という場合がほとんどで、それも仕方なかった。でも、今日は先生の問いに対して、「○○だ」とすぐ思いつくことが何回かあった。
しかしなかなか今までの「おとなしいあんこ」から抜けだせず、思いきって声を出すことができない・・・・・。

これではいかん。反省。

次回から、わかるときはとにかく声を出そう。
「言葉は間違えながら、恥をかきながら覚えていくもの。」って、さんざん人に言ってきたではないか!

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