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ガードナー・R・ドゾア(Gardner R. Dozois)、ガードナー・ドゾア表記あり。ドゾワに統一。
『異星の人』は、フィリップ・ホセ・ファーマーの『恋人たち』のドゾワ版。作品の内容としては、すばらしい作品ではあると思う。が、『恋人たち』は越えられない。やはり先駆者たる何かが『恋人たち』にはあるのだ。異星人との生殖テーマということで、ウィリスやティプトリーにも、作品はいっぱいあるけど、つまりだねえ、『恋人たち』のようなアプローチをしてしまうと、先駆者たる作品を乗り越えるには、何かが必要なんだ。単なるオマージュでない何かが。とは、いうもののゼラズニイの「伝道の書に捧げる薔薇」のように、ある種「泣き」を求めるなら、「読み」なんだ。
中編「海の鎖」は、埋もれてしまった名編。宇宙人と交流できる子どもは、異質さを身にまとうため、父から暴力を受け、先生から異端児と思われ、心やさしき子どもは母をかばいながら、ついには感化院送りにされてしまう。カットバックで宇宙人の状況を交えながら、書かれた破滅テーマの傑作。これも「泣き」なんだよなあ。
ウルトラマンだっけ、メフィラス星人だったかな、あれと状況は似てるけど、子どもをからませると弱いんだよね。でも、なんとか救えないのかなあ。
『異星の人』 Strangers (1978)
『ハンターズ・ラン』 Hunter's Run
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