土星(Saturn)

Since : 2000/06/25
Last Update: 2001/02/18



直径:120,660km

1年の長さ:29.46地球年

平均軌道速度:9.64km/s

太陽からの平均距離:14億2,904km

1日の長さ:10時間39分

軸傾斜:26.7度

輪の厚さ:1.5km以下

輪の直径:約25万km




 土星の表面には木星ほど鮮やかな縞模様は見えませんが、実際には土星の大気には
強い風が吹いており縞模様や大赤斑に似た渦が存在することがわかっています。
土星は10時間39分で1回転します。
これだけのスピードで自転しているため遠心力の作用によって赤道方向にふくらんだ楕円体になっています。
赤道方向の直径が極方向の直径よりも11%も大きくなっています。

 土星の周りには−地上からの観測により10個の衛星が発見されていましたが、
ボイジャーはさらに8個の衛星を発見しました。(18個の衛星があります。)
そのうち最大のタイタンは厚い大気を持っていて、一番遠いフェーベは、
太陽までの距離の半分も行ってしまうほど土星から離れています。

 土星の大気は、上層では非常に低温ですが、下に行くにつれて濃く温かくなります。
しかし、固い地面はありません。土星はその内部で、重いヘリウムは水素から分離し、しずくとなって下に沈み、
その摩擦熱で、太陽から受け取るエネルギーよりはるかに大きな熱を放射しています。
土星の容積は地球の760倍もありますが、質量は地球95個分しかありません。
ということは、惑星の中でもっとも密度の低い、巨大なガスのかたまりということになり、
密度は水の約70%しかありません。

 土星の雲の上を回る薄く幅の広い環は、氷の粒でできています。
土星の環は、常に同じ向きに傾いていますが、地球から見ると土星の位置によって、
その「帽子の縁」の傾きぐあいが違ってきます。
例えば、1971年から1980年までは環の上側が、1980年から1995年までは
環の下側が見えるというように、環を異なった角度から眺めることになります。

 土星の環は望遠鏡では単なる円盤のように見えますが、実は無数の環からなる微細な構造を持っています。

 粉々に砕けてしまった衛星なのか、それとも、ついに衛星に成り損ねた物質なのか、
土星の環がどのようにしてできたかは、いまもって謎となっています。


土星の衛星
 
土星からの距離(万km)
直径(km)
質量(kg)
発見者
発見年
パーン
13.4
20
ボイジャー1
1980
アトラス
13.8
28
同上
1980
プロメテウス
13.9
92
2.70×1017
同上
1980
パンドラ
14.2
92
2.20×1017
同上
1980
エピメテウス
15.1
114
5.60×1017
クルックシャンク
1980
ヤヌス
15.1
178
2.01×1018
パスク
1980
ミマス
18.6
392
3.80×1019
ハーシエル
1789
エンケラドス
23.8
520
8.40×1019
同上
1789
テチス
29.5
1,060
7.55×1020
カッシーニ
1684
テレスト
29.5
30
ライツエマ
1980
カリプソ
29.5
26
米海軍
1980
ディオーネ
37.7
1,120
1.05×1021
カッシーニ
1684
ヘレネ
37.7
32
ルシャーとラキュー
1980
レア
52.7
1,530
2.49×1021
カッシーニ
1672
タイタン
122.2
5,150
1.35×1023
ホイヘンス
1655
ヒペリオン
148.1
286
1.77×1019
ボンドとラッセル
1848
ヤペトウス
356.1
1,460
1.88×1021
カッシーニ
1671
フェーベ
1,295.2
220
4.00×1018
ピッカリング
1898


土星の環について

外側からE環・G環・F環・エンケの間隙・A環・カッシーニの間隙・B環・C環・D環の順番です。
輪は土星の赤道上約3,000kmのところから始まり、42万kmにわたり、ベルトのように広がっています。

1610年 土星の環をガリレオが発見
      (ガリレオは輪というより土星の両脇に耳がついている?と思ったらしい)

1675年 A環とB環の間の隙間をカッシーニが発見

1850年 C環を発見

1966年 D環、E環を発見

1979年 F環、G環を発見(パイオニア11号)


シンボルマークについてちょっと       

古代ローマでは収穫は、サターンと呼ばれる収穫の神が司ると考えていました。
その神の鎌をかたどったのが土星のシンボルです。


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