

夏のよいの頭上に近く、ヘルクレス座の南にある大きな星座です。
このへびをつかんだ巨人は、ギリシアの医者アスクレピオスの姿とされています。
アスクレピオスはアポロンとテッサリア王の娘コロニスの子ですが、
アポロンがコロニスが他の男と話しをしていることに嫉妬してコロニスを殺してしまいました。
そのためケンタロス族のケイロンのもとで育ち、ケイロンから医術を学び、
すぐれた医師となって多くの人の命を救いました。
イアソンのアルゴ船の探検隊にも参加し、兵士の傷を治しました。
しかし、熱心のあまり死人をよみがえらせたため大神ゼウスの怒りにふれて、
その雷によって打ち殺されてしまいました。
アポロンの願いでゼウスがのちにアスクレピオスを星座に加えました。
星図でアスクレピオスが手にしているへびはアスクレピオスの象徴です。
アスクレピオスとへびとの関係ですが、
アスクレピオスは死んだへびが仲間のへびが草をつけられて生き帰ったのを見て、
薬草の効果を知ったといわれています。
また、へびは何度も脱皮することから、ふしぎな再生力のシンボルとなり、古来、
医術の象徴となりました。
