MAZDA SAVANNA GT(early type)
FUJIMI(1/24)
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| MAZDA SAVANNA GT(early type)のパッケージ |
2006/1/6(星期五)
引越し後、しかも2006年初のキット製作にとりかかり始めました(なんだかへんな日本語かな)。「男たちの大和」を見たばかりなので「戦艦大和」なんて思ったのですがもうちょっと事実についてリサーチをかけたい気もしたので見送りました。あの戦艦に関しては、よくも悪くも日本の象徴のような戦艦なのでかなり気合を入れて取り組もうと考えております。
このキットは発売になってすぐ手に入れたもので、何度か作り始めようと思い手元に置いたのですけど、矢次に決まる出張のお陰で何もすることなく過ぎてしまいました。そのうちに引越しのドタバタが始まって、引越し後もクローゼットの中にきちんと納まってしまっていました。
初代に当たるSAVANNAはロータリースペシャリティというキャッチフレーズで1971年9月にデビューしました(すでに忘れ去られているかもしれないですけれど、これと同時にレシプロエンジン専用車として「グランドファミリア」というクルマもデビューしています)。
10A型というファミリアロータリークーペに搭載されていたロータリーエンジンを搭載し(若干の出力アップをしていたようです)、車型は2ドアのクーペと4ドアセダンの2種で、STD、GR、GS、GSUといったグレードで構成されていました。その1年後の1972年9月にはカペラに搭載されていた12A型ロータリーエンジンと5M/Tを搭載したGTというグレードが追加になりました。それがこのキットになるわけです。よりハイパワーなエンジンを手に入れレースの世界ではGTRの50連勝を止めたと言うのは有名な話ですよね。10Aエンジンを搭載したグレードは丸いテールランプでしたが12Aを搭載したGTではローターの形を現したおむすび型をしていました。
その後、マイナーチェンジで排気ガス対策を施し、眉毛がつながったようなフロントマスクになり、テールランプは法規対応させながら6角形になりSAVANNA
APと言う名前になりました。実は、こ後期型と言われるモデルもキットかされています。個人的にはSAVANNAといえばRX3、RX3と言えば初期型のGTというイメージが強くて自然とこちらのキットを選んでいるわけです(笑)。
ロータリーエンジンというのはモーターのような回り方をしてアクセルを離しても減速感が得られないと言う独特のフィーリングがあります。トルクカーブの山の形も運転してみるとレシプロエンジンとは違った感じがします。コーナーに侵入して立ち上がる時のアクセルを踏み込むタイミングも独特だったりして、そこらへんがこだわる要素だったりします。スバルの水平対向、GTRのRB26DETTに並んで国産としては稀な記号性を持ったエンジンだと思っています。
というわけで、久々の模型作りは古きよき時代の自動車と言うことでやって行こうと思います。
写真1![]() |
写真2![]() |
| 写真1:特徴のあるフロントマスク部分は別パーツになっています。バリエーション展開が期待できそうですね。個人的には角目2灯で四角いテールランプのグランドファミリアなんて期待しちゃいます(笑)。 写真2:とりあえずいつものようにパーティングを400番で削り落として、1000番でならしてあります。カリーナハードトップやギャランFTOなどのようにリヤウィンドの下のほうが1段下がっているのはこの頃のデザイントレンドだったんでしょうかね。 |
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写真3![]() |
写真4![]() |
| 写真3:シートは外周部分にパーティングラインがあります。それを削り落としました。ハイバックと呼ばれるシートはこの頃のスポーティーなクルマの定番でしたね。ビニールレザーの表皮でしたが、どのクルマも通気性がよいとカタログに謳われていました。絶対にうそだ(笑)。 写真4:サーフェイサーを吹き付けました。グンゼのサーフェイサー1000番をいつものようにエアブラシで吹き付けました。車体色は何色にしようか考え中であります(笑)。 |
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車体色をエイヤ!と決めて塗装しちゃいました。SAVANNA GTに関して頭の中にあるイメージはモスグリーンなんですね。グリーンそのままだとモスグリーンにはならないのでグロスの黒を適量混ぜて塗りました。調合の割合はいたってテキトー(笑)。調合用のボトルにグンゼの6番を1/4くらい入れて、それにテキトーにグンゼの2番の黒を混ぜてみました。混ざり合った色味を見てこんなもんだろうと(爆)。
写真5![]() |
写真6![]() |
| 写真5:サーフェイサーの上からテキトーにグリーンと黒を混ぜた塗料をエアブラシで吹き付けました。気をつけていたつもりなんですがルーフやトランクリッドに埃がついてしまいました。。。 写真6:このまま進めてもきっと誤魔化し切れないだろうとあきらめて(笑)、2000番で水研ぎして埃を落としました。ついでに車体全体の塗面を整えました。 |
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写真7![]() |
写真8![]() |
| 写真7:そして2度目の塗装です。色味が少し明るくなっているのは照明のせいだけではなく事実です(爆)。なんのことない、2度目の塗装をしている途中で調合した塗料がなくなってしまい、作り直してみたら黒がちょっとばかり足りなかったのでした(笑)。 写真8:後ろから見るとこんな感じです。艶は全体にまぁまぁといったところでしょうか(笑)。 |
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実に1ヶ月ぶりの更新です。中国に出張する前にクリアーを吹きつけ研ぎ出しまで済ませておきました。出張から帰ってきてからモールやフロント周りの塗装をするためのマスキングをこつこつと進めていました。昨日の土曜日にそれらの塗装を済ませて仕上げをやってみました。
写真9![]() |
写真10![]() |
| 写真9:光物のモール類にはメタルックを使っています。このあたりはオリジナルの写真をいろいろと探してみたのですが、結局見つからず、記憶と箱の写真を参考に仕上げています。 写真10:後姿はこんな風になりました。リヤウィンド両側のベンチレーターのアウトレットは黒鉄色+シルバー+フラットベースで塗装しました。 |
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写真11![]() |
写真12![]() |
| 写真11:このクルマの特徴でもあるフロントマスクです。ベンチレーターのアウトレットと同じ塗装をした後、フロントグリルのハニカム部分にガンダムマーカーで墨入れしました。グリルとヘッドランプ周りのモールはこれもメタルックを使っています。 写真12:サイドウィンドの周りはこんな感じです。モールドはかなり深めで塗り分けのためのマスキングは楽でした。アウトサイドハンドルやキィシリンダーもメタルックを使っています。 |
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写真13![]() |
写真14![]() |
| 写真13:室内側の内張りを表現するためにセミグロスブラックを塗装しておきました。 写真14:エンジンのローターをあしらったデザインのテールランプもこのクルマの特徴ですね。黒鉄色+シルバー+フラットベースで塗装した後、モールの部分にメタルックを貼りました。 |
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このコーナーは久々の更新ですねぇ〜。タイへの出張をはさんでチョコチョコとは進めていたのですが、いろいろと苦労もあって更新はほったらかしにしていました(笑)。実は一番苦労していたのはロードホイールだったりします。この頃のクルマというのは標準装備やオプションでもアルミホイールがあるというのはとても珍しいことで、スポーティーなグレードはスタイルドホイールが主流だったんですね。それで、このクルマの場合はスチール製のスタイルドホイールにホイールリングが装着されていました。それをメタルックを使って表現しようとがんばっていたのですが、手持ちのメタルックが細かくひび割れていてなかなかうまく貼れなかったんですね。それで何度も何度も貼りなおしてみたのですがやっぱりだめで、結局、新しいメタルックを買ってきて貼りました。それでもこの程度かと笑われそうですけど(笑)。
そんなこんなで時間がかかっていましたけど、ようやく完成させられました。
写真15![]() |
写真16![]() |
| 写真15:ボンネットに取り付けられるルーバーです。記憶に定かではありませんが、このクルマのルーバーはダミーだったと思います。考えてみればロータリーエンジンはコンパクトなエンジンだったから、エンジンルームはガラガラでエアアウトレットなんて必要なかったんでしょう。モールを塗った色で塗装しガンダムマーカーで墨入れしてあります。 写真16:コックピットです。丸型の独立5連メーターと、ファミリアプレストのデザインを進化させたT型ダッシュボードはなかなかよい出来ですね。実車の雰囲気は十分伝わってきます。 |
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写真17![]() |
写真18![]() |
| 写真17:内張りはこんな感じ。ウィンドレギュレーターはメッキだったと思うのでこれまたメタルックを使いました。 写真18:これが問題のロードホイールです。所詮この程度の仕上がりです(笑)。 |
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写真19![]() |
写真20![]() |
| 写真19:おむすび型のオーナメントにデカールを貼り出来上がったフロントマスク。全体のプロポーションに対してヘッドランプ周りが少し大きな感じはしますけど雰囲気は出ていますね。 写真20:テールランプ周りです。右側のテールランプの下には誇らしげに「5SPEEDS」のエンブレムが付いていました。 |
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写真21![]() |
写真22![]() |
| 写真21、22:おおむね完成に近づいたボディです。 | |
写真23![]() |
写真24![]() |
| 写真23:シャシーとドッキングしケースのベースに固定し、ナンバープレートやフェンダーミラーを取り付けて完成となりました。フェンダーミラーの位置は位置決めもなくエイヤと決めて接着しました(笑)。こうやってみると大きすぎるかなと思ったヘッドランプ回りもこうやって見るとおかしくはないですね。 写真24:後ろから見るとこんなです。フロントタイヤの入り込み具合がこの時代らしいといえばらしいですね。 |
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写真25![]() |
写真26![]() |
| 写真25、26:サイドビューはもっとも雰囲気が出ているかなって思います。ドアのパーティングやフィラーリッドの筋彫りはちょっとシャープさに欠けるかなという気もします。それからフロントのホイールの取り付けのガタが大きく気をつけないとネガティブキャンバーが付いてしまいます。思い切って接着してしまったほうがいいかもしれないですね。 | |
写真27![]() |
写真28![]() |
| 写真27:前から見るとこんなです。後期型のフロントマスクが好きという人も多いとは思いますが、個人的にはこっちが好きなんですねぇ〜。 写真28:後ろからはこんなです。このキットはGSUというグレードもキット化されています。テールランプ周りのモールは丸型でメタリックグレーのフィニッシャーは赤く塗られていたように記憶します。 |
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というわけで、部品点数も少なく組み立ての簡単なキットでしたがいろいろとあって時間がかかってしまいました。プロポーションはご覧のとおりでかなりいいセンいっているキットだと思いました。フジミというメーカーはディフォルメが上手ではなかったんですが、エンスージアストシリーズあたりから急激にそのあたりの技術が上がったような気がしています。このサバンナ以外にもべレットGTRや117クーペがシリーズとしてキット化されていて、これはこれで楽しいですね。最新のクルマも数多く模型化されていますけど、なぜかわくわくどきどきしないんですよね。やはりこの時代の自動車についつい手が出てしまいます。コンピューターで計算され尽くした精度の高い製品は確かに信頼性も高く、そのデザインも魅力的とは思いますが、やはり人間のハンドワークで生まれてきていた時代の自動車はいいもんです。人間が古いといわれようがそこのところは個人的にこだわる要素だったりします。
さて、次は何を作りましょうかね。