嫁物語

嫁物語


私とじいさんの、真の親子への道のり・・・(?)
***まさおさんの妹さんが描いてくださいました。***


きれいずき テレビの音
鼻水

ちょうだい
修正ペン 間接キス みかん バナナ
電気ストーブ でかい・・・ ベンチ 年越しそば かずのこ パスポート 乾燥機 白菜
サプリメントじいさん


きれいずき きれいずき

うちのじいさんは、きれいずきだ。きたないお年寄りより何百倍もいいんだろうが、
少々度が過ぎるのでないだろうか、と思うこともある。
私自身がずぼらな性格なので、全く反対の性格だ。
小さなごみも気づいたら腰をかがめて拾っている。腰が痛いといってるくせに・・・
同居をし始めた頃は、そのシーンを目にするのがとても嫌だった。
なんか背中が「うちの嫁ときたら・・・」と言ってる気がして。
でもだんだんとじいさんの性格、というか性分にも慣れてきて、特に悪気はなさそうだ、と思えるように
なってからは、なんとも思わなくなった。実は一度じいさんと大喧嘩をしていて、その時お互いの本音を
とことん話し合ったのだ。(詳細はまた後日・・・)
きれいにして何が悪い?どんどん家中をきれいにしてくれ、って心境なのだ。
こんな時、やはり男親だから助かってるのかな、と思う。これがお義母さんだったら
こんなにドライに考えられない、また甘えてばかりもいられないだろうな・・・




テレビの音 テレビの音

私はテレビの音が大きいのは大嫌いだ。それだけで、疲れてくるのだ。
メーカーにもよるが、音量は8から10で十分なのだ。
ところが、じいさんときたら、耳が悪いせいもあって、いつも大きな音でテレビを見ている。
そう、いつもなのだ。じいさんがテレビをつけていないことはない。
見ても見なくても、だ。
子供が産まれてからは、一緒にリビングで過ごすことも多くなったので、とても気になる。
当然、子供への影響についても考える。
いつもテレビがついている、それも大きな音で・・・
落ち着きのない子になるような気がしてしょうがない。
ので、一度、じいさんの目の前で、音量を10まで下げてやった。
几帳面なじいさんは、それ以降、私がリビングに入ると、音量を10まで下げている。
それでいいのだ!
自分の音量は、私たちにすれば、少し大きすぎるということを認識してもらいたい。

同居ってささいなことで、気を遣う。
でも、すべては子供のため!(と言い聞かせて)
世の悩めるお嫁さん。実行あるのみ!よ。




鼻水 鼻水

今日、保育園にお迎えに行ったら、ゆうが鼻水を出していた。
「あちゃーまたか」とがっくりする私。
冬はずっとこんな感じだ。
風邪が治った頃に、また新しい風邪をもらう。
調子が良ければ、あさって3種混合の追加1期を受けるつもりなのに〜。
実は3回目の注射から、もう1ヶ月半が過ぎてしまっているのだ。
じいさんに、「また鼻水でてるね」と言うと、
「今回のは、いつもと違うのが出てる」っていうから、
どんな鼻水かと思ってぎょっとしたが、
よく聞くと、「今回はいつもと違う方から、鼻水が出てる」ということだった。
つまり、いつもは、最初は右から出始めるのに、今回は左から出ている、と・・・
恐るべし、じいさん。 なんという、観察力だ!
さらに言ってよいなら、何と無意味な分析だろう。


ちょうだい ちょうだい

じいさんはいつも、ゆうが何か食べていると、「じいちゃんにも、ちょうだい」と言う。
その度ゆうは、いやいやをするので、じいさんは嬉しそうに笑いながらも、
「○○(主人の名前)は、おとうさんがちょうだいすると、いつもくれよった。
あと1個になっても、おとうさんがちょうだいすると、すぐにくれよったがな〜。」と言う。
私は、心の中で、「じゃあ、だれに似たんでしょうね。私も決して意地汚い性格では
ございませんでしたのよ。」と答える。

ところが、最近のゆうは、じいさんの「ちょうだい」攻撃に対して、 「どーぞ」と言ってあげるようになった。
大好きないちごでもだ。
そしてじいさんは、「おまえは、いい子になったな〜」と満面の笑みを浮かべて、
ゆうの頭をなでなでするのだ。

こんな風景は、同居ならではだ。とてもあたたかい瞬間なのだ。


修正ペン 修正ペン

夕飯の支度をしているとき、誤って包丁を床に落としてしまった。
「あちゃー!」 包丁がつきささってしまったので、フローリングが大胆に欠けた。
「しまった!」と一瞬思ったが、まあ黙っときゃ分からないか、と欠けた部分を上に乗せる私。
でも、毎日念入りに掃除をしているじいさんのこと。きっと気づいて何かいうに違いない。
謝るなら、今だ!私にしては、すばやい軌道修正だ。

そして・・・「お父さん、ちょっと来て〜」(なぜか、語尾が甘い)「包丁、落としてもた。」
するとじいさんは、「手、きったんか?」と駆け寄ってきた。
優しいな〜。涙ちょちょぎれるぜぃ。

私「すぐにボンドで貼ったら直るかな。」
じいさん「どうせ、貼ってもすぐとれるやろうから、修正ペン塗っとこか。」
これは驚き。じいさんは、家具のキズを修正するためのペンを持っていた。
そして、今日のキズを塗ったあとに、今まで塗った場所もチェックしていた。
へー。今までにもキズってあったんだ。そして、その度、じいさんが修理してくれてたんだ〜。

じいさん、ありがっとさ〜ん!(坂田利夫風)


間接キス 間接キス

いつか、こういう日がくると思っていた。
息子が1歳になったとき、タンバリンやラッパといった、楽器系のおもちゃを買ってみた。
しかし、息子の反応はいまいちで、あまり興味を示さず、おもちゃ箱の下のほうにねむったまま・・・
が、最近音楽会の練習等で、楽器に触れる機会も多く、ゆうは急に、それらに興味を持ち始めた。
もう2歳となれば、上手に吹ける。

その度、「ゆうちゃん、上手ねー」と手をたたいて喜ぶ、じいさんと私だが、
この頃、人にも同じことをしてほしいという要求が出てきて・・・
たとえば、自分が靴下を履いていると、「ままも。はいて」と言ってみたり。
そして、それは結構しつこい。
らっぱも例にもれず・・・「ままも」と差し出され「プー」と吹く。
そして別の機会には、「じいちゃんも」と言われ、じいさんも「プー」??????
オーマイゴッド!! これって、間接キスじゃんよぉ〜。

しかし、ゆうの成長を共に喜ぶじいさんと私にとって,もはや間接キスは、幸せの証なのだ(?)。


みかん みかん

この頃の息子は、人の世話もやきたがる。
先日は、食後にみかんを食べていて、自分でむいて皆に分け与えていた。
まずは、「パパ、どーぞ。」その次に、「ママ、どーぞ。」
それからちょっと沈黙????
すかさず、「ゆーちゃん、じいちゃんは?」と促す私。
「じーちゃん、どーぞ。」私(よしよし偉いぞ。ほーっ。)

がその時の、じいさんの答えは、
「じいちゃんは、いいよ。もう歯みがきしたからね。」

さすが!あんたはエライ!
真似できましぇ〜ん!!


バナナ バナナ

みかんに引き続き、バナナの話しもしちゃおう。
うちの息子はいつの頃からか、バナナ好きになったのね。
それで、「バナナ」「バナナ」って欲しがるんだけど、
半分しか食べない時もあれば、2本くらい平気で食べちゃう時もあるのよ。
私は働いてるから、どうしてもまとめ買いになっちゃうんだけど、
バナナって、すぐいたむらしいの。じいさんによると・・・

えー!あれって南国の果物じゃんね〜。

さらに、束になってるより、1本づつ分けて保管(もちろん野菜室)
した方が持ちがいいらしいのね。じいさんによると・・・

えー!冷蔵庫にいれるのぉ〜

几帳面できれい好きで、衛生管理と健康管理にうるさいじいさんは、
さらに、ちょっとでも黒いところは削ってすててしまう。

えー!ちょこっと黒いとこって、甘くておいしいじゃんよぉ〜

一度息子にほんのり黒っぽいところをあげようとして
「ここは捨てなきゃ」ってあわててとんで来たのさ。(まだまだ足腰強いねー)
私は、初めて気付いたふりして「あら、ほんと!」って言ったの。
私、目も耳もすごくいいんだけど、
同居してから、時々、見えなくなったり、聞こえなくなったりするみたいなの。(笑)
でもね。
バナナは黒い斑点が現れ始めた頃が、
一番おいしく、栄養価も高い
って、「あるある」でいってたよぉ〜。
几帳面できれい好きで、衛生管理と健康管理にうるさく、さらには、ありあまる時間
をお持ちのじいさんは、今日もせっせとバナナをビニール袋に小分けするのであった。


電気ストーブ 電気ストーブ

先日ヒヤっとする出来事があった。
家に帰って、夕食の支度をしていると、じいさんに
「今日、電気ストーブがついたままやったよ。」と言われたのだ。
しまったっ!
朝ネットした時、つけてそのままにしてたんだ〜。
じいさんは、通常私達のエリアに立入らないが、たまたま夕方前を通ったら
電気ストーブがついていて、周りの物が熱くなっていてびっくりしたらしいのだ。
瞬時に、私の同居の達人必殺頭脳は、「だんなのせいにせよ。」と司令を下した。
ので、私もじいさんの100倍くらい驚いて
「えー!そうなんですかぁ〜!危ないですねー。こわ〜い!!」
のオンパレード。そして最後に、
「言っておきますぅ。」としめくくった。
これで主人のせいにできた。ふーっ・・・
じいさんはまだまだ何か言いたそうだったが、
何をいっても私が100倍のオウム返しをするので、言う気がなくなった様子だった。
この出来事は主人も知らない・・・
実はこの電気ストーブ・・・
私が実家から持ってきたんだけど、実家でもこれで鞄を焼いてるのよね〜
キャーあぶな〜い!!

でかい・・・ でかい・・・

これは、ゆうが通う保育園で行われた、秋のお祭りでのこと。
私は、前もって購入していたチケットを持って、皆の夕食をゲットすべく
カレー売場や、フランクフルト売場を奔走していた。
やっと人数分を買い終えて、皆の姿を探すと、しっかりテーブルをキープしている。
徐々に人が増えてきてたので、ほっとした私は、皆のもとに向かう。
見ると、主人と実父はベンチに座り、
母とじいさんとゆうは、椅子に座っていた。
この椅子は何を隠そう、園児の椅子だった。
がりがりのじいさんは、すっぽりと園児サイズにおさまっている。
さて、どうしようか・・・
私は無理かな〜。でも、母は座ってるし・・・最初からベンチに座るのはしゃくだな〜。
斜めに軽く腰掛ければいけるかも・・・
なんて思ってるところに、じいさんの
「ゆうちゃん、ママは無理やよ。ママは椅子に座れんよ。」の一言。
ナヌー!?
一瞬耳を疑った私は、何かの聞き間違いかもと思い直し、
じいさんの発言への言及は避けたが、その後もじいさんは、しつこかった。
ここぞとばかりに、何度も言っていた。
私が、何とかかろうじて座れていたのに、だ。

まあ、しょうがないか・・・
こうやって、日頃のうっぷんを晴らしているのだろう。
あまりにも、いきいきとした表情をしているので、
今回だけは、このでかいケツ
いや、ふところでもって、大目にみてやることとした。
今回だけだぞぉ〜!
ベンチ ベンチ

今日公園で、ベンチにどっかと腰掛けてる私に、じいさんが近寄って来たときのこと。
じ「このベンチ濡れとるよ。」
私「そうですねー。」(てきとー)
じ「霜がおりとるんや。」
私「へー」(超てきとー)
確かに良く見ると、数粒のしずくがあった。じいさんって目いいなー。
じ「ようこさんのとこも、濡れとるよ。」
私「えーっ!」(それを、早く言ってよー!なんて重要なことを、遠まわしに言いやがるんだ!)
すでに、私のおしりは、びしょびしょだった。
そういえば、座るとき冷たいベンチだなって思ったっけ・・・
じいさんも、あまりの私の行動に、言うに言えなかったんだろうな〜
鈍感な女だと、思われただろう。
ひどいっ。
まっ、実際そうなんだけどさっ。

そば そば

昨年同様、年越しそばを作ったが、今年は失敗してしまった。
2袋分だったので、1袋の表示時間の倍ゆでたら、
にゅるにゅる気持ち悪くて、明らかにゆで過ぎたった。
誰も何も言わないし、このまま逃げ切ろうかとも思ったけど、
あまりにひどいので、じいさんに「ゆですぎましたね。ごめんなさい。」と詫びた。
何とかわいい嫁だろう。そんなささいな失敗、お愛敬だよ。
とは、じいさんは思わなかったみたいで、
「うん。のびる前のそばみたいや。」と言われた。もちろんジョークではなく・・・
しかし、こんなことに頭にきてはいけない。
悪気なく、ムカツクことを言ってしまうのが、
ザッツじいさん!なのだ。
これは、過去の大喧嘩による本音大会で、確認済。
相手が悪気なく言ったりしたりしたことに、腹を立てるのは、
明らかにエネルギーの無駄使いだ。
ただし、悪気を持って何かを言われたり、されたりしたら、
いつでも刃をむいて、立ち向かう姿勢も崩さない。
少し大きめの家なんて、いつでも手放して、
また3Kの社宅に住んだって構わないんだもんっ!

かずのこ かずのこ

昨年は、じいさんにかずのこの味付けを誉められた私だが、今年は専用のだしを買ってみた。
のが、いけなかった。
とりあえず、「これ買ったんですけど」とじいさんの反応を見たけれど、
「うーん。これはだしの味しかせんからな。おとうさんには薄いんや。」との回答。
ので、「お醤油足しますね。」と答えて実行に移す。
さて、しばらくつけた、かずのこの味を見てもらおうと、じいさんに差し出してみたが、
それをみるやいなや、「これ、炊いたんか?」とじいさん。
私は、とっさに「炊いてません!」と答えた。
じいさん「それやったらいいけど。色が白っぽいなーと思って・・・炊いたら全然おいしくないからな。」
私(ドキっ)
私の答えは嘘ではなかった。ただ、より正確に表現するなら、
炊こうとしたのだ。いや炊くに近いことをしたのだ。

なんとなく、醤油を足すなら、もう一度煮きろう、とだしに醤油を足したものを沸騰させ、
その中に、かずのこを泳がせて煮ようとしたが、
待てよ、さっきのえびも、茹でたら色や形が変わったんだから、
かずのこだって、何らかの変化があるだろう、と思い直した。
と、ここまでは良かったが、あと1歩足りないのが私のお愛敬(?)
あつあつのだしに、ざぶーんとかずのこを入れてしまったのだった。

どうしよう・・・
きちんと告白した方が良いだろうか・・・
それとも、しらんふりし続けるか。
確か浮気の現場をみられても「やってない」を通せ!と誰かが言ってたな。
私も「炊いてない!」を押し通すとするか。
しばらく自室にて考えこんだが、やっぱり気になる私は、
気持ちよく新年を迎えようと、白状することにした。
じいさんは、「あー!それや!熱いだしに入れたから、白くなっとるんやー!」と大声を出した。
私はかわいくごめんなさいしたのに、そんなこと言うので、
「まっ、いっか。」と言い返してやると、
「いいもなにも、これしかしょうがない。」との信じられないお言葉・・・
これにはブチギレた。
物にはいいようってもんがあるだろう。
あんたが、お米の水加減を間違えたときも、私は「やわらかいの好きですよ。」
って慰めてやったのをよもや、忘れたとは言わせない。

さて、元旦、例のかずのこを口にしたじいさんは、
「これ大丈夫や、いい味がでとる。」と喜んでいた。
そうなんです。じいさんは、思ったことをそのまま相手に伝えるので、
やりやすいやら、ムカツクやら・・・

パスポート パスポート

私たち夫婦の、唯一共通の趣味は旅行だ。
それも近年、主人がはまってるのと、息子のことを考えて飛行時間
をなるべく短くしたいことから、行き先はもっぱらアジアに絞られている。
ハワイに行った時は、息子の時差に最後まで苦しめられ、
日本に戻った時には、2人ともへとへとだったので、
その後、時差も考慮して、シンガポールに行ってみたら
正解だった。
親子ともども存分に楽しめたのだ。
実は、この旅行はじいさんも一緒に行くはずだったんだけど、
直前に肺炎で入院してしまい、私たち親子だけで行ったのだった。

そして、この度、ゴールデンウィークにまた行こう、ということになり
じいさんを誘ってみた。
もちろんじいさんはノリノリ!!
だって前回にいくつもりだった時、
わざわざ10年用のパスポートを取得したくらいだもの・・・
ちなみに主人は、じいさんが43の時の子、
つまり現在75歳。
10年後は・・・
じいさんが健康な限り、申請費用のもとをとるべく、何度でもお誘いしよう。

乾燥機 乾燥機

今日家に帰ると、待ち構えていたかのように、
じいさんが「あのー。乾燥機の・・・」と始めた。

しまったっ!また何かやらかしたか・・・
だいだいじいさんが、電化製品で会話の口火を切る時は、
私の荒い使いかたに対する、注意ということが多い。
朝つけっぱなしで、出かけたけど、あれはタイマーだしな〜と思っているところに、
やっと、じいさんが続けてくれた。

じ「乾燥機をまわす時、乾いたバスタオルを一緒に入れると、いいそうだよ。」
私「そうなんですか〜」(ん?何がいいんだ??)
じ「水分をすってくれて、時間が10〜15分短縮されるらしい。」
私「なるほどー。早速試してみよっと!」(納得)

じいさんが昼間得た情報を、私に教えてくれることはよくあるが、
いつもはどうでもいいことなんだけど、今回のは有効な情報みたい。
早速試してみたが、やはり時間は短縮できたように思う。

みなさんもお試しあれ。
多分、ニュースソースは「花まる」かなんかじゃないかな。

白菜 白菜

実家の父がつけた、白菜の漬物をもらって来た。
うちで評判がいいと言ったので、喜んだ父は、かなりの量持たせてくれた。
けれど、だんだん酸っぱくなってきて・・・
この酸っぱさが、私は好きなんだけどね。
じいさんは、どうかな〜
先日も、賞味期限切れの白菜の漬物を捨てられたばかりだし。
健康管理と衛生管理にうるさいじいさんにとって、期限を1日でも超えた
食料が冷蔵庫にあるのは、耐えられないことのようだ。

同居したての頃も、主人が私の買ってる牛乳を飲まないので、訳を聞いてみると
「あっちは(私が買ったもの)期限が切れてるから、こっちの(じいさんが買ったもの)
飲むように、おやじに言われたから・・・」と言われて絶句した。

そう、私は賞味期限を気にしない女。(胃腸も超丈夫)
なので、今回の白菜もやばいなーと思いつつ、
じいさんも、まさか父の白菜を捨てる訳にもいかず、
(もちろんそんなことされたら私だって黙っていない。間違いなく第2次世界大戦勃発だ。)
気を使ってるかも・・・と思いはじめ、適度な酸っぱさが胃にも心にも染みるようになってきた。
毎日、「これは主食か!」というくらい、せっせと胃にほりこむけれど、
いっこうに減らない・・・
こんなことを3日続けて、ようやく気付いた。
そうだ!じいさんがどう思ってるかは、じいさんに聞いてみればいいんだ。
極めて簡単で、正しいやり方・・・

私「白菜、だんだん酢っぱくなってきましたね。大丈夫ですか?私は好きなんだけど」
じ「いやー。おいしいよ。まだ大丈夫だよ。」

な〜んだ、なんてことないじゃない?
この3日、食卓でひやひやしてた私は一体なんだったんだ?
あれこれ詮索する前に、相手の気持ちを確かめる、話し合う。
これが同居には、必要なんだ。
もうこれからは何があっても大丈夫。
なんでも話しできる2人は、きっと真の親子に近づいているはずだもの。

うっそだろー!?

サプリメントじいさん サプリメントじいさん

じいさんは、サプリメントをこよなく愛し、毎日各種ビタミン剤を飲んで、息子にも薦めている。
(私の、バランスの取れた食事へのあてつけかい!)
私も何度か薦められたが、錠剤はあまりすきではないので、飲まない。
けれど、そんなことしなくたって、じいさんはきっとずっと健康で、長生きするだろう。
だって体に良いことばかりしてるんだもん。

お酒もたばこもしない。
規則正しい生活(決まった時間に決まった量の食事を摂り、間食は一切しない)、
1日2時間のウオーキング、そして毎日10時きっかりに消灯・・・

私が育休の1年間、じいさんに顔を合わさないようにするのは、たやすいことだった。
じいさんにイレギュラーはない。悪く言えば融通がきかないんだけどネ。

肉体面はばっちり!となると、あとは精神面だが、
しょっちゅう、おちゃめな事をやらかす嫁がいるので、
どうやら「わしがいないと、この家はどうにもならん」って思ってるらしい。
だから私も、「元気で長生きしてくださいよぉー!」なんて、こき使うぞー宣言しているのだ。
お年寄りにとって、愛するものたちに必要とされてる、と感じることこそが、何よりのサプリメントだ。

実は、この私が、不出来で気の強い嫁を演じているのも、
じいさんがスリルと緊張の中で、暮らすことによって、ぼけることなく
健康でいられるようにと願う、慈悲深い私の性格によるものなのだ、
ということを、サプリメントじいさんは気づいていない・・・



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