OL裏話

OL裏話


10年目に突入したOL生活。 日頃のうっぷんを晴らします(笑い)


義理チョコ 室長に叱られた日 アプローチの仕方 経理な女 かっこ悪い人 かっこいい人
戦力化 戦力化2 人に必要なこと 異動 ぼろぼろの同期 江川さん
丁寧な人 はがき 胃薬 気が散る人 いい! 人の気持ち おしゃべりな伝票



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義理チョコ

毎年この時期なると、やっちゃんは落着かない。
お昼休みに、「もう義理チョコなんか面倒くさいわ」「どうせたいしたお返しこないさいしさ」
なんて、ぶつぶつ言っている。
どうやら、義理チョコ廃止令を打ち出したいらしいんだけど、
そうもいかないので、いらいらしていて、更には他の女性の動向も気になって仕方ないみたい。

数年前、彼女が「もう義理チョコやめましょう」と言ったので、
何も用意しなかったんだけど、当日、みんなが(もちろん彼女も)
部長クラスには、こっそり配ってるのを見て、あわてて会社を抜け出して、
チョコを買いに走ったのは、この私・・・とほほっ。

でも、子どもが出来てからは、この手の問題に何にも感じなくなってしまった。
第一、誰からも食事に誘われないので(かなぴーっ)義理を感じる人もいないんだもん。
なので、私があげるのは、部長と室長だけ。
部長は、奥さんが陶芸をやってて、とっても素敵な方。
毎年ハイセンスなお返しが返ってくるから楽しみなんだ。
それに、部長が照れながら、ポストイットに「ありがとう」って書いて
さりげに机に貼って行くのもかわいい。(毎年の光景)
スナックで、「会社の女の子にもろたんやー。」なんてのに使ってもらえればいいかな。
室長は、中学生と高校生の娘さんがいるので、
朝、封筒に入ったチョコを見て
「良かった〜。これで娘にばかにされんですむわー。」って喜ぶ。
これまた、かわいい。
父親の威厳を保つのに、使ってもらえればいいかな。

もらう方もあげる方も、楽しんじゃうんなら、続ければいいし、
楽しめないんなら、やめちゃえばいい・・・
つまりは、その程度の問題なんだと思うけどな〜
義理チョコの是非をめぐる論議なんて、うんさりだよ。


室長に叱られた日

育休が明けて職場復帰した次の日から、息子が高熱をだして、肺炎で入院した。
私は、当然のごとく会社を休み、寝ずの看病にあたった。
息子は点滴で体が不自由な上に、慣れない環境や、検査検査で夜泣きもすごかった。

毎日室長に電話をしたが、いつも不在で、
私の仕事をしてくれてる派遣さんに、事情を伝えていたけれど、
入院4日目に、ようやく室長と話しができた。
派遣さんは、まだ1ヶ月契約が残ってるし、部署の誰にも迷惑をかけてないので、
さほど悪い事をしている気はなかったんだけど、
めちゃくちゃ叱られ、ほぼ一方的に電話を切られた。

泣き喚く息子が、ようやく眠ってくれ、ほっとしたひとときだったが、
今度はこっちが泣きたくなってしまった。
一人、じっくり病室で、事のなりゆきを考え、
主人や親にも相談したけれど、
すぐに、叱られて良かった、と気付いた。
1年間、子どもとべったり過ごしていた中で、会社人としての厳しさを
忘れてしまっていたのかも知れないし・・・

室長も、皆の前で、私を叱り飛ばしてたみたいで、
ただでさえ嫌われてる人だから、ますます私に同情票が集まるなーとか
「家族の誰かに変ってもらって、ちょっとは会社に顔をだせ」って言われたけど、
じゃあ、それさえすれば、文句言われないですむんだなーとか
人事のように思ってた。

案の定、5日目に出勤してみると、派遣さんが、
「あのあと、室長は言い過ぎたって、すごく気にしてましたよ。」って教えてくれたので、
笑ってしまった。室長って、皆が思ってるよりも、なかなかかわいい・・・

あれ以降、私は、息子が熱がある時も、
有休扱いにして、午前か午後だけちょこっと顔をだして、仕事を片づけている。
何かの時、室長が
「あいつは、よう頑張っとる」って言ってた、と聞いたのは最近のこと。
よっしゃ!オッケー!!

人間なんてそんなもの。
いちいち、腹を立てたり、哀しんだりしなくったって、いいのさ。


アプローチの仕方

子どもを産んでからの私は、まるで人が変ってしまい、
職場でも、聖母マリアのごとき微笑みを絶やさない。(ほんとかー?)
ので、嫌いな人というのがほとんどなくなった。

同期のしろやんは、要領が悪く、失敗ばかりして、私に迷惑をかける。
調印依頼の用紙をくれと彼に言われたら、その度、5枚は渡さないといけない。
どうせ、「失敗したからもう1枚下さい。」って言うに決まってるから。
また、旅費精算の用紙も、精算後、彼の分はファイルとは別にコピーをとっておかなければならない。
次の精算の時「どこまで精算してたっけ?」って聞くに決まってるから。
こんなまどろこっしい奴、一番一緒に働きたくないタイプなんだけど、
なんだか世話をやきたくなってしまう。
将来、息子もこんなタイプになるかもしれないなー。一生懸命なんだけどねー。
なんて思ってしまうから・・・

某課長は、典型的なごますりタイプで、ミスが起こっても、部下をかばうどころか、
部下のミスを告げ口しちゃうような、いやらしい人間。
本当なら口もききたくないくらい、吐き気しちゃうんだけど、
ある日、お子さんがひどいアトピーで、食べ物はすべて奥さんの手作りで、
特別な醤油だの、小麦粉だのを手に入れるのに、週末は奔走している、という話しをしていた。
私も子を持つ親として、その苦労と愛情は想像に難くない。
いいお父さんだなー。奥さん一人に何でもおしつけないところが立派だわ、
なんて思ってしまう・・・

室長は、気分屋で機嫌の悪い日は、もろ私たちにあたってくるので、あったまにくるし、
人には厳しく、自分に優しいので、いい加減にしろよって思う時もあるんだけど、
この度、奥さんが(同じ会社)女性で初めて、一般職から管理職に昇格して、
とっても嬉しそうなんだ。照れることなく、かっこつけることなく、自然に
奥さんのガッツをたたえ、協力を惜しまない姿は、とっても好ましい。
いいご主人だなー。これからの男性はこうでなくっちゃ、
って思ってしまう・・・

最近はこんな風に、職場の人にも、いろんなアプローチの仕方をするようになったので、
徹底的に誰かを嫌うことはなくなった。
自分でも不思議な気がする。

女やってると、ますます楽しいわっ。


経理な女

経理に、名物女性管理職がいる。
彼女は、一般職として入社したが、独学で税理士の資格を取り、
経理部への配置替えを希望して、管理職になった経緯の持ち主だ。
男社会の業界にしては、とても珍しいこと。
同じ女性として、尊敬と憧れの気持ちをもっている。

けれど・・・
近頃は、お暇なのか一番に電話をとってくれるのはいいんだけど・・・

2月の経費のうち1つだけ、私のインプットミスで負担コードを間違ってしまった。
このままにしておくと、今期の予算がオーバーしてしまうので、
経理に訂正依頼を出さなくてはならない。
これは、確実に今期中に処理しないと大変なことになる。
通常訂正依頼は、経理に提出して3日以内には完了するので、
日程的に全く問題ないのだけれど、額が大きいだけに確認を取りたくて連絡した。

彼女「はい、経理部です。」

私「2月の経費処理について、おたずねしたいんですが・・・」

彼女「はい、何ですか?」

(えー!!担当に代わってよ。管理職のあなたが分かるような仕事じゃないよぉ。)

「負担コードを間違ってしまったので、訂正依頼を出したいんですが、
今期中の処理は可能ですか?」

彼女「さー。どーかな・・・まあ約束はできないけどね・・・
いろんな処理の仕方があるから。まっ、とりあえず送ってみて!」

(はー?何か違うことない??)

「あの、可能かどうかを確認したいんですが・・・額が大きいもので・・・」

彼女「そんなー額が大きいんなら、なおさら注意してインプットしないと!!
ちょっと待ってよ。」

彼女、横の担当に聞いたところ「できます」と即答される。

そうだよねー。出来るはずだよねー。びっくりしたぁ・・・

最近の私はケアレスミスが多すぎる・・・
実は昨日もそれで、ちょっとへこんでた。
気がゆるんでるかもしれないな。
今後、経理な女とこんなやりとりをしなくてすむよう、
ルーチンワークも慎重に取り組もう!!
って今は、思ってる。(学習効果48時間くらい)


かっこ悪い人

課長の山根さんは、物腰もやわらかくソフトなお方。
彼を嫌う女性はまずいないだろう。
でも、基本的にかっこ悪い・・・

彼は、上からもたたかれ、下からも突きあがられ、文字通り中間管理職。
辛いお立場だそうだ。本人いわく・・・

先日、私の同期が出張先の部長に、電話でえらく怒られているようだった。
部屋にはあと、私と山根さんしかいなかったので、事のなりゆきはいやでも分かった。
困っている彼を見かねて、山根さんが口をはさんだ。

同期(電話を保留にして)「部長が数字を勝手に変えた、って怒ってますよぉ。」
山根「そんなん、知るかいな。説明した時、部長もおったぞー!」
同期(保留を戻して)「あの、山根さんがその件は、説明したって言ってるんですけどぉ・・・」

とそのとたん、おとなしい山根さんが、
「俺の名前だすなよー!」と声を荒げた。
同期はしまった・・・て顔をしていたけれど、
こんな時、非力な部下に変わって、上司に抗議したりしたら、かっこいいのにな〜
私の尊敬すべき元上司は、
「下とけんかしたらあかん。けんかは上とせえ。」
っていうのが口癖だった。

なんだか、山根さんのかっこ悪さが目についてしょうがない今日この頃・・・


かっこいい人

私が秘書を担当している部長は、おおざっぱで適当、に見える。
ので、苦手という人も多い。
けれど、かっこいい・・・

ある日、某課長と口論になっていたときのこと。
この課長は、几帳面でまじめな人で、物事を順序だてて考えるのが好きな人で、
一見立派なお方なんだけど、一緒に仕事をするとやりにくかったりする。
彼の理想論は時として、机上の空論で終わってしまうから・・・

当時は、ある地域の都市開発をしていて、行政折衝がなかなかうまくいかず、
いよいよピンチという状況だった。
まさに、奥の手が必要なとき・・・
部長からは正当法でない指示がとんだんだと思う。
当然、某課長は、部長の指示を否定した。
課長の言い分は、実に教科書的で、正しかったんだろう。
けれど、それだけで仕事が進まないのは、OLの私だって分かっている。
口論の末、部長が放ったセリフは以下の通り。

「さっきからなんや、ごちゃごちゃ言うとるけど、
そんなこと、お前の考えることちゃうやろ。
やれ、言うたことやったらええんちゃうんか?
もしそれで、失敗したら、俺の首が飛ぶ、
それだけの話やないか!」

けーっ。言ってくれるよぉ。
私は、この言葉にしびれた♪
こんな部長が大好きだ。


戦力化

昨今の不景気に伴う分社化の流れを受けて、
うちの部署も1つの開発に関して、開発子会社を独立させるケースが増えてきている。
そんな時、必要となってくるのは、経理のできる人材だ。
ある子会社は、経理1級の派遣(女性)を採用し、その人が人間的にも
とても優れてるので、「安い単価で、もうけものだ」と大喜びしてる。
社員の私には、耳の痛い話・・・

そして、ついに我が部署も、4月の組織改正の際、リストラ同様、女子社員の戦力化を考えているようだ。
部署には女性が6人。うち社員は3人。
3人の内訳は、入社20年、10年(私)、8年だ。
この派遣を含めた6人が、押しなべて同じ業務をしているのは、おかしな話だ、とかねがね思っていたけれど、
単価の違う人間に、同じ仕事をさせるのは、会社がバカなだけ。
子どもも出来たし、私には都合がいいから、楽してればいいかって思ってた。
そして、ようやく幹部が重い腰を上げたようだ。(当然だろう)

私以外の2人の社員は、とても嫌がっている。
まあ、ややこしい仕事は誰だってしたくない。

独身時代は、開発の仕事に加わり、いろんなところに視察に行ってレポートしたり、
イベントの仕事を手伝ったりしたけれど、そういった仕事は実にあやふやだ。
全社的に評価されにくいのだ。

最近は、長く働こうと思ったら、やはり女子社員は経理系かシステム系と思っている。(我が社の一般職の場合)
総務系は、ただの便利屋。生き字引的要素が必要だが、そんな人間は、部署に1人いればいい。
いかに機転がきくかは、長年の経験とその人のセンス次第だが、
本音は、若い女の子が出してくれたお茶の方がおいしい・・・(おっと、これはセクハラか)

ってなわけで、私は路線を変更することに決めた!
今回の件は、まさに自分自身の転機であり、チャンスだと捉えている。
みなが嫌がる、経理をやるか、と聞かれたら
迷わず手をあげようではないか。
その方が、人事面接の際、自己アピールしやすいし、昇格も早い。

よっしゃー!!春からは、頑張るぜ!!

スキャナの件もそうだが、いつもやる気が空回りするのが、ちと不安・・・

戦力化2

女性の戦力化が叫ばれてひさしいが、実は幹部も本人達もさほどやる気になっていない。
年頭の挨拶でさえ、へらへらしてる私なんぞは、「1年に1回くらい、決意表明しろ。」って室長に叱られる始末。

けれど、昨日私は豪快な場外ホームランを放った。
以前から、部署のホームページを作れ、と言われていたけれど、
その奥には「出来るわけないか」「まあ、システムに発注して、その窓口くらいやってくれ。」って感じが潜んでいて
私も「頑張ります!」っていいながら、頑張ってなかった。

そしたら、昨日急に、某課長が室長と、にやにやしながら、
「ページの製作はできたんか?」って聞いてきたの。
この課長がよくやることなんだけど、あえて室長の前で、部下をたしなめたりするのよ。

おーきたきた!って思った私は、
「やってもいいんですか?じゃあ、頑張って作りま〜す♪」って答えて、
実のところ頭に湯気を立てながら、半日で3ページ作っちゃった。
ワード97で作れって言われたんだけど、マニュアル読むの嫌いだから、
必殺めちゃくちゃ我流タグ打ち!で・・・
出来たページを同期3人に見せると、大好評!
みんなとても驚いてた。

同期1「すげー。まさに女子の戦力化やな!」

私「あたりまえやん。」

同期2「ホームページってこんなに簡単にできるんだ・・・」

私「簡単ちゃうで。毎日勉強しててんもん。つめ隠してるだけちゃうねんで。
私の場合、1歩進んで、つめ磨いてるんやから!」

同期3「やるなー。」

私「やっぱ付加価値の時代やろ。ぼーっと座ってるように見えて、
ぼーっと座ってるだけやでぇー・・・」

一同「がははっ」

実際私のページが採用されるかどうかは分からないが、笑いをとれたからよしとしよう。
人生、万事、そんなカンジ♪


人に必要なこと

今日、ある担当者がお客さんが、お昼も食べないで常務のことを待ってるのに、
自分だけ、中座して、デスクで愛妻弁当を食べていたらしく、めぐちゃんは怒り爆発していた。
日ごろから、その担当者には、ムカつくことが多いらしく、
彼女の心は乱れっぱなしだ。(運悪く隣の席なの。)
年頃の女の子が、いい男ではなく、くだらないオヤジに心乱される日々っていうものを、
心底気の毒に思う。

さらに食事を終えて応接に戻った彼は、
めぐちゃんがおなかをすかしているお客様用に、出しておいたお菓子を、
遠慮して誰も食べないのをいいことに、全部食べてしまったらしい。

私は、この話を聞いていて、誰かが、
「人にとって必要なことは、幼稚園で9割は教わっている。」
と言ったのを思い出した。

お友達の気持ちを、思いやりましょう。
自分だけ、先に食べてはいけません。
食べるものがないお友達がいたら、半分こしてあげましょう。

なるほど〜確かにそうだ。
私も、もう一度幼稚園からやりなおしたいところだが、それもままならないので、
これからは、息子とともに、お勉強することとしよう。

異動

春は異動の季節。
仲の良かった後輩が、他部署に行ってしまう。
さみしい・・・

そんな彼との、思い出のひとコマ・・・

私「ねー、来週息子の生活発表会やから、来てよー。」

後輩「いけるかな〜」

私「もう、そんなこと言ってー。運動会も来てくれへんかたやん?」

後輩「実は、行っててんで。木の陰から見ててんけど・・・
涙でよう見えへんかった・・・」

私「いつになったら、あの子に会ってくれるん?」

後輩「今は、まだ、会われへんのや・・・」

2人きりになると、こんなバカばっかりやってた、かわいい後輩よ♪
楽しかったよ。
新天地での、活躍を祈る!

ぼろぼろの同期

最近、私のまわりの同期は、ぼろぼろなんだ。
入社して10年、これから10年がもっとも充実し、忙しい時期なんだろうな。
ずっと彼らのことも見ていると、とても気の毒になっちゃう。
部長や部長代理や室長が、いつも統一した見解をもってるとは限らないからね。
その都度、あれこれ指摘されて、どうしていいやら・・・
やらなきゃならない仕事はたまる一方だし・・・

これで家に帰れば、まだ手のかかる子供が待ち構えているし、
たまに早く帰れても、「お風呂いれてくれるぅ?」の奥さんの声♪
ちょっと、どこかでいっぷくして帰りたくなっちゃうんだろうな〜
でも、そんなにおこづかいもらってないしー
家のローンだって、あるし・・・

こんな、くたくたの同期を見ていると、
私も、やっとの思いで家にたどりついた主人にむかって、
「明日ゴミの日よ。」とか「お風呂いれてくれる?」とか「チンして、食べてね。」
なんて言っちゃいけないなー

なんて、職場では思うんだけどねー(^^ゞ 

江川さん

電話で、お目当ての人が不在の時、妙に焦る人がいる。
自分の知ってる名前を総動員して、なんとか誰が捕まえようと必死だ。
今日の、午後のこと・・・

客「多田さんは、いますか?」

私「多田は、外出しておりますが・・・」

客「では、岸さんはいますか?」

私「岸は来客中でございますが・・・」

客「では、え、え、えがっ」

私(江上さんかなー。もう部署変わったんだけどな・・・)

客「いやっ、かわ、かわ、かわっ」

私(森川さんかなー。今日出張なんだけどな・・・)

客「あっ、えがわさんいますかっ!!」(きっぱりっ!!)

私「・・・・・」(誰だよ、それ?)

丁寧な人

丁寧な部下は、上司にかわいがわれるが、女子社員にとっては、うっとうしい時がある。
遠隔地で働く人に、そういう人が多い。
まず、ファックスを送ると、必ず電話が入り、
「今、送ったけど、届いてる?」と、すぐ確認に行かされ、届いたことを伝えると、
「それを部長の席においてくれる?」
「で、部長が読まれたら、その件で話したいことがあるから、あなたから僕に電話くれる?」と言われる。
ので、、私は部長が戻って、その内容に目を通した頃を見計らって、彼に電話する。
すると「じゃあ、この電話を部長につないでくれる?」ってなカンジ・・・

どれだけの時間のロスなんだよぉ!

1日に何度も、こんなやりとりがあるので、こっちはブチギレそうになる。
ファックスなんて部署に3台あって、
たまたまピックアップした人が、その人のデスクの上に置くようになってるんだから、
それでいいだろっ!
私は、部長の専属秘書じゃあないんだよ。

「今、部長何してる?」
「今日は、部長は機嫌がいいかな?ちょっと良くない報告するんだけど・・・」
「部長、僕のメール、見てた?」「

知るかよっ!そんなことっーーーー!!

はがき

この間まで、うちの部署にいた後輩に、スナックから1周年記念のご案内が届いた。
私は、転送するために、彼の現部署を書き、
ついでに余白にこんなことを書いてしまった。

「最近来てくれないね。5月10日はランジェリーパーティーを予定しています。
ご参加お待ちしてます・・・」

すると、早速後輩から電話があった。

後輩「何、しょうもないこと書いてるんですかぁ。」

私「なんのこと?」

「知らないよー。考えてもみてよ。私いくつだと思ってんのぉ?
これでも人の親よ。そんなばかなことするはずないじゃん!?
誰か若い子がふざけて書いたんじゃない?」

「失礼しちゃうわ。」

後輩「すんません・・・」

私だって分かってて、謝るところがかわいい♪

胃薬

今日、同期が「胃薬持ってない?」と聞いてきた。
私は生まれてこのかた、恥ずかしながら胃が痛くなったことがないので、
そんなものは持ち合わせていない。けれど、あまりに彼が苦しそうなので、
いつもお世話になってる二日酔いの薬を出してみた。

私「二日酔いの薬やけど、胃にも効くかなぁ。」

同期「これ、胃薬やん。」

私「ほんまや。胃痛って書いてあるわ。
二日酔いでしか飲まへんから、知らんかったわ・・・」

同期「・・・」

気が散る人

経理担当になって、一般の雑務からまぬがれ、
せっせと自分の業務をこなす毎日だが、
私はこれをとても気に入ってる。
もともと数字も嫌いじゃないし、単純作業も楽しい。
ところがしまに一人、気が散る人がいる・・・

まだまだ自分の業務に慣れてもないのに、
他の人のことも気になるらしい。
上司に来客があると、必ず振り向いて、どこの人かとか
何人か、とか、お茶は出したか、とか気にしている。
基本的に経理担当は、お茶を頼まれないが、
それでも他の女の子が席をはずしていれば、そんなことは難なくやる。
ただし、それは頼まれた場合だけ。
「○○応接に、お茶を○個」とさえ言ってもらえば、
「はい」と明るく返事をして、台所に向かう。
だけど、頼まれもしないのに、お茶を出すべきかどうかで
気をもんだりしない。
社内ミーティングなら、出さないことになってるし。
どうしても欲しければ、依頼されると思う。
みんな口があるんだから・・・

かりに、私に言いにくくて、若い子に頼みたいんなら
それは大ラッキー♪
是非、そうしておくれーーー。ってな感じ。

けれど、隣りの大先輩は、何もかもが気になるらしく
常にキョロキョロしていて、
計算ミスやインプットミスが絶えない。
気の毒な性分だと思う。

いい!

今日、ある人材バンクから電話がかかってきた。
話の内容から、数年前までわが社にいた山田くんの評判を聞いてるんだと気づ く。
この電話を受けた、橘課長は、
彼がやってきた業務の内容や、仕事ぶりについて
たんたんと語っていた。

山田くんといえば、史上最悪といってもいいほどの新人だった。
日本でも有数の、偏差値の高い大学を出てたのだけれど、
何がどうしたのか、勤務態度・姿勢はボロボロだったのだ。
そして誰も彼に指導することが出来ないまま
彼はわが社を去っていった。

ことさらに誉めてるわけでもないが、橘課長の話からは
山田くんは優秀だったように聞こえる。
そして、何故わが社をやめたかについては
一切、「私は知らない」と口をつぐんだ。(いろんな噂があったんだけど)
その受け答えがなんとも大人でかっこよく、
入社以来ずっと同じ部署で働いている
橘課長のことを、「いい!」と思った。

誰かを「いい!」と思ったり、見直したり、改めて好きなところを見つけた り・・・
そんなことが出来た今日は、
いつもよりさらにさらに
いい日だった。

人の気持ち

部長の息子さんが事故でなくなった。
海外で・・・
それも、私たちが2週間後に行く予定のペナンで・・・
部長は急遽現地に向かったが、詳細は分からなかった。
私はとてもびっくりして、ショックで息がつまりそうだった。

お昼休みにそのことを知った子が、いろいろと噂する。
そうなりそうな気がしていたので、食後、私は寝たふり。
とても疲れた日などには、皆勝手に寝るし、
そのこと自体は珍しくない。
が・・・当然、話声は耳に入ってくる。

「どうやって帰ってくるのか」
「お葬式はどこでするのか」
「海外は危ない」
「誤報であることを願う」
「保険はきくのだろうか」
「子どもを亡くすなんてどんな気持ちか」
「同じようなケースで、頭がおかしくなった人がいて、出向してしまった」
「部長ともなると、かなりの人がお葬式にくるだろう」

などなど。一人の子がペラペラと・・・
周りは「うん、うん」と頷いていた。(いつもの事だが)

数時間後、この噂を今度は、取引先が聞きつけ、
現地事務所の連絡先だの、駐在員の居場所などを告げて、
お力になれれば・・・と申し出る。
もうあちこちから、たてつづけに・・・

けがなどで現地に入院するとかの場合ならともかく、
今回の場合、そんな厚意(?)が一体何の役に立つというのだろう。
「厚意」とは、相手にとってありがたい時に、初めて成立すると思う。
それを無視した言動は、出発点がどうであれ、
醜い。

人の苦しみは、その人にしか分からない。
理解しようとしたって、できないのだから
そんなことするだけ無駄だ。
ならば、自分の想像に及ばない事柄において
あーだこーだ言うような、醜い真似はすまい。

もちろん相手がそれを望んだとき、
力の限り出来ることをすればいいのだろう。


おしゃべりな伝票

経理の仕事を本格的にするようになって
半年近くが経つが、
私はそれまでの秘書業務よりも、こっちの方が
好きみたい♪
数字とじっくり取り組んで、
ある公式を導き出したとき、とっても嬉しい。
やっぱ、簿記の勉強をしようかなぁーなんて思ってる。
今は、社内用経費システムとはいえ、
実際に伝票をきってるので、
そういった勉強も、より身につくような気がする。
貸方、借方、勘定・・・

それにしても経理のベテランってすごい!
伝票を一目見ただけで、いろんなことが分かってしまうんだ。
私にとって、数字とアルファベットの羅列にすぎない
「無口な伝票」は、
彼らが手にとった瞬間
「おしゃべりな伝票」に変ってしまう。

私も早く、伝票をペラペラめくりながら、
「ほほうー」とか「なるほどぉー」
とかって、大いに頷いたりしてみたいな。





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