ゲレンデデビュー♪
育児日記
親子ゲレンデデビューの様子をまとめてみました。
車酔い
2001.2.10
待ちに待ったゲレンデデビューの朝。
準備も整い、ゆうも充分その気。
10時前には家をでた。
地下鉄で30分。途中ごそごそしたけれど、
朝ご飯がまだのゆうは、駅で買ったエッグパンを
ぱくぱく食べた。
三宮から京都までは、新快速。
これが嫌なんだなぁー。
どんどん早くなるのはいいけれど、その分揺れも激しく
なってしまって、ゆうは酔ってしまうんだ。
今回は一番前の車両に乗って、スーツケースの上にゆうをたたせ、
運転席を見ながら、気を紛らせることにした。
(スキー用のバッグを持っていないため、スーツケースで
代用しました)
「発車オーライ!」とか「スピードアップ!」とか、
隣の電車に追い越された、追い抜いた・・・
なんてやりながら、楽しく快調に飛ばしていたけど、
やはり大阪を過ぎたあたりからおかしくなって、
「気持ち悪い」というので、主人に立ってもらい、
2席を使ってゆうを横にねかせてしのいだ。
ようやく「京都」
このコールをどれほど待ちわびたことか・・・
子どもが酔うと、とたんにこっちまで落ち着かない。
いつ吐くか分からないので、それなりの準備も必要だし、
第一かわいそうで、見てられなくなってしまうんだ。
スキー用品を買いにいったアルペンで、主人が「ゲロ袋」
なるものを見つけ購入し、鞄にしのばせていたのを取り出した。
口に当てる部分がプラスチックになっていて、
袋の中では液体が固まる、というものだった。
それを主人が買おうとしたときには、「しょーないもん買ってー」
と罵った私だったが、実物を見てみて、なかなか気に入った。
これだったら、男の子の場合、急にトイレに行きたくなった時
にも使えそうだわ。(笑)
靴がないっ!!
2001.2.10
ようやく京都に着いたけれど、主人のスキー靴のかかとが
取れてしまった。
仕方がないので、私とゆうは改札を出た所で待ち、
主人は新しいのを探しに地下のショッピング街に消えた。
はずなのに、20分後、手ぶらで戻ってきた。
靴のかかとをペタペタと音たてて・・・
何でも、地下街に靴屋はなく、その先の伊勢丹にも
なかったらしい。
そんなバカな・・・
京都の人間は靴をはかないのか?
いやいや目に付くみんな、決して草履ではなく、
ちゃんと靴をはいている。
主人は意気消沈し、「今日はスキーできへん。」
「予定の電車をのがしたら、もう3時間は次の電車が
こない。」などと嘆いているので、
「そんなことでどうする!これしきのことで!!
何とかせいっ!!!」と怒鳴ったら、
もとはといえば、アルペンで自分も新しい靴を買おうとしたのにそれを制した、
私が悪い!とおっしゃった。
ので、怒り爆発!
何が何でもスキー靴を探してやるぅ〜!とばかりに
私は息子と主人を振り向きもせず、猛烈に走った。
作戦はだたひとつ。
聞いて聞いて聞きまくる!
まずは地下のファッション街で、若い女の店員に聞いてみると、靴屋なんて聞い
たことない、てな表情。
話にならないので、そのまま突っ走り、伊勢丹に到着。
蓬莱のブタマンの店員に聞いたところ、
伊勢丹に靴屋はないし、このあたりでも聞いたことがない、
との返事。
ばかか、こいつら。
靴屋のない町なんてあるかよー!!
ねばった私に、「アバンティならあるかも」と心もとない返事が
帰ってくる。
私は「ありがとう」といい放って、アバンティへゴー!
って、いったって右も左も分からぬ京都。
ただでさえ、方向音痴なのにぃーー。
とりあえず言われた方向にひた走り、適当にかたっぱしから
聞いていった。
が。。。ここは京都。
勢いこんで質問する私に、怪訝そうな顔をする人たち
みんな、手にガイドブックを抱えてる・・・
くそーてめーら!アバンティも知らずに京都に観光に
来てんじゃねーよ!!
などど、たかさん口調になりながら、ようやく4人目にして、
比較的まともに答えてくれる人に出会う。
「あっちかな???」てな感じで。(ガクっ)
どうやら反対方向に突っ走ったみたいだったので、
駅の反対側に出てみることにした。
あっ!あったー!!
ありました。アバンティ!
かなり遠くにそびえたつそのビルは、交差点の角に
さっとうと立っていたのだが、人が渡れる道がない。
けーっ。
普段から時計を持たない私は、今何時か分からなかったし、
予定の電車の発車時刻も知らなかったが、
このまま引きさがる訳にはいかなかった。
戦利品を持ち帰らなければ、数週間も前のアルペンでの私の
態度を罵った夫に仕返しできないのだ。
走る!走る!走る・・・
私は「無」になっていた。今ならメロスの気持ちがよく分かる。
ようやくアバンティにたどりつき、
インフォメーションの女性に「靴屋は?」と聞くと、「2階です」
との答え。
ほーっ。あったぜ、靴屋が!
ニヤニヤしながらエスカレーターを登り、
いざ店に入ってみるとどうやらサイズが小さめ。
婦人靴売り場だったみたいだ。
なんで、私は夫の靴を探してるのに、
あの女は婦人靴売り場を教えるんだよー!
って言ったて、そりゃ、仕方ないか・・・
店員に「紳士ものは?」と聞くと、「1階です」
との答え。
「え???」1階で、2階だって言われたんだよぉ、
ってな顔をすると、慌てて上をさしながら「2階です。」
と訂正。
は???ここが2階だろ?
って顔をすると、ようやく「3階です。」と正解。
ピンポーン♪
・・・って、
「3階」って言うだけに、何秒かかってんだよ!
時間ないっ!つーの!!
なんとかかんとか、紳士靴売り場に到着して、
同世代くらいの男性店員に聞いてみる。
私
「スキー靴はないですか?」
店員
「うーん。。。ないですね。」
私「じゃあ、スニーカーってないですか?」
店員「うーん、ぶっちゃけた話、ここスポーツ用品売り場じゃ
ないっすから・・・」
なんて、何をぶっちゃけてんだ???
仕方ないので、夫の靴が破けたこと。
今から子どもとスキー場にいくけれど、スキーはしないので、
雪遊びできる程度の靴が必要なこと。
を告げると、山登り用のブーツが目に入ったので、
それはどうか、と聞いてみる。
山登りなら、すべらないようになってるだろうし、
雪山だってあるわけだから、染みないようにできてるだろう
と思ったので・・・
すると店員もこれならいけると太鼓判を押してくれた。
が、サイズがない。
バカの大足の夫は、27センチだった。
必死で探してもらって、っていうか探させて、
27センチの山登り用の靴をゲットした。
(実際は27.5センチだったらしく、以後夫は足が痛い!と嘆いていた)
そこから、また走る!走る!!
もしかして近道があるのかも知れないが、
息子と夫の待つ改札が、何出口か確認してなかったし、
とにかく元きた道を戻るしかなかった。
方向音痴の私は途中何度かピンチにさらされながら、
「いや、待てよ。」と思えば何度でも引き返して、
なんとかかんとか、元の場所に戻った。
時刻は12時14分。「何時の電車に乗るの?」と聞くと
夫が冷静に「12時17分」
あと3分。。。
「さあ、急ごう!」と夫を促すが、彼は「やめよう」と言う。
じゃあ、なんのために私は「走れメロス」になったんだ???
頭にきて、戦利品を夫の体に投げつけた。
すると
あわてて、夫が「落ちついてくれ。
マキノ行きはあと3時間ないけど、2つ前の駅行きやったら
1時間後にあるから、そこまで行って、そこからは
タクシーで行こうや。」
なるほど・・・
それを早く言えよ!
かくして、1時間余裕が出来たので、私たち3人は
仲良くランチとあいなった。
到着♪
2001.2.10
湖西線に乗り換えてからは実にスムーズだった。
新快速とは違って、鈍行なので揺れないし、
70分もかかったけど、人も少なく、ボックス席を
独占したので、ゆうが酔うことはなかった。
持参のおもちゃで機嫌よく遊び、
窓からの風景は次第に田舎っぽくなっていき、
私たちはますます気分が高まって、
構内のコンビニで買ったお菓子やジュースで
旅気分を満喫した。
たまたま息子の乗り物酔いが原因だけど、
列車の旅はいいですよぉ〜♪
それから、2駅手前の駅で降りたのに、
マキノ行きの電車があることに気づいて、(これは夫のヒット)
それに乗って、現地に到着した。
感じのいいペンションのご主人が出迎えにきてくれ、
なんとか100選にも選ばれてるという、美しい並木道を
通って、
(
これがもし、小型バスでなく馬車だったら・・・
間違いなく私はマシュウ・マリラにもらわれていく
かわいそうな孤児赤毛のアンとなって、
夫や息子を忘れて空想の世界にひたりきってしまっただろう)
宿に着いた。
ゲレンデデビュー♪
2001.2.10
あいにくの雨模様となってしまたが、
部屋で休憩してるうちに、山下達郎の唄が聞こえてきそうなほど、うまい具合に
雨が雪になって、
心躍らせてゲレンデに向かった。
もう夕方ということもあって、人がまばら・・・
けど、
明らかにゆうは興奮していた。
声も出さずに、ひたすら歩く転ぶ、歩く歩く・・・ただ黙々と。
ちょぴり吹雪っぽくなってきて、横殴りの雪を体じゅうに受けながら、まるで八
甲田山のように、私と夫は、
ゆう隊長のあとをついていった。
本当によく歩いた。
雪合戦もソリも一切なし。
しきりに歩いて、とうとう場内に「蛍の光」が流れ出す。
さすがにゆうを説き伏せて、私たちは下山した。
宿について夕食までにあと小1時間。
時計を持たない私は、何度夫に「あと何分?」と聞いたことだろう。
お腹をすかせた夕食は、とても美味しく、
さっさとすませたゆうは、リビングのサッカーゲームで遊んでくれたので、私と
夫は、特に私はアルコールが進んだ。
いやー最高!!
お布団がないっ!!
2001.2.10
食後うだうだしていると、さすがに疲れたゆうはスーッと
寝てしまい、私もそのまま化粧も落とさず眠ってしまった。
が。。。夜中にゆうの雄たけび!!
「ちゅめたい(冷たい)お布団!!」
そうだった。
このところゆうの安眠ペットは、「ママの」に加え
ゆう専用の布団が仲間入りしていた。
夜中に起きて私の布団にもぐりこみ、体温であったまった
布団が「暑い!」と言って、
このゆうの布団をかけてやると
すんなり寝るのだった。
肌触りが冷たくて気持ちいいらしく「冷たいお布団」と呼んでいる。
そして、私はこのお布団を忘れた。
っていうか、まさか持ってこよう、という発想がなかった。
すぐにやむと思ったゆうも、なかなか泣きやまず、
宿の布団は怒ってはねのけるので、
それでは風邪をひく、と部屋の暖房をきつくする。
途中、主人が「隣の人に迷惑や」と言うので、
私も気になって、ゆうに「お布団取りに行こう」と言って、
お互いコートで重装備をし、リビングに降りた。
ゆうに「おじさんに車で駅まで送ってもらおうね。
けどおじさんは今寝てるから、起こしたらかわいそうでしょ。
もう少しここで待っていようね。」というと、
ゆうも泣きながら「おじさん、起こしたらかわいそう。」と言っていた。かわい
い♪
時間にして2時半から3時半の1時間。
もうすっかりお兄ちゃんだと思ってたゆうの、
ひさびさの夜泣きにつきあって、抱っこゆらゆらしていたけれど、なんとも幸せ
なひとときだった。
これからの旅行に「ママの」と「冷たいお布団」は
必需品だ。
ビンタン島に行く前に気づいてよかった。
快晴!
2001.2.11
2日目は快晴。まさに雪遊び日より♪
オムツを忘れて、ゆうのおねしょが心配で仕方なかったが、
大丈夫だった。
朝食は8時からだったが、ゆうがどうしても仮面ライダーアギトを見たがるの
で、私が先に朝食を済ませ、
奥さんにわびを入れたが、嫌な顔ひとつされなかった。
3連休の中日なのと、天気がいいのとで、駐車場に
入れない車が列をつらねていたが、
私たちはおじさんに送ってもらっただけだったので楽勝♪
まずは雪合戦!
いつの間に夫が手名づけたのか、ゆうと夫の間では、
「おかあさんをやっつける!」ってことで意見が一致していて、
いつも1対2で戦った。
ゆうのは、近くまできてたいして飛ばないし当たらないし、
こっちが仕返しをするとオーバーに転げたりして
なんともかわいいけれど、夫のは次第にむかついてきた。
ずっと野球をやっていて本人いわく肩がいいらしく、
いくら離れていても、手前で玉がぐーっと伸びてきて、
しかも
ほとんどくずれてない玉は、当たるとマジで痛い。
何度も「いい加減にしてよぉ!」と怒鳴った。
大人げないけど・・・(笑)
ソリはあまり好きではなかったみたい。
次に行くときは、きっとかなりの斜面もトライすると思うんだけど・・・
それから、「指が痛いからバンドヘイド貼って!」とぐずりだして、そ
んなもの持ってないので、
とりあえず昼食にしたら、
カレーをばくばく食べた。
なーんだ、お腹すいてたんかい!?
食後は、鎌倉を作ってる子どもたちのところで遊んだ。
少し年上のおねえちゃんたちがゆうの相手をしてくれて
助かる。
といっても、こっちもなんだか童心にかえってしまって、
ひたすら大きな落とし穴を作った。
夫は、またまたボロボロの手袋が染みて、手が痛く、
靴も痛く、どこまでいっても気の毒だ。
次に行くまでに、新品を買ってあげよう。
それからゆうが「おしっこ!」と言い出して、夫に任せる。
数分後、「みくぅ〜!」後方で夫の叫び声。
そこは、誰も敷き詰めてない場所なので、長身の夫も
ズボズボと腿までつかりながら、
ゆうを縦横に向きをかえて抱えながら、叫びながら戻ってきた。
そのありさ
まといったら、雪山でクマに遭遇し、
命からがら逃げてきた、って感じ。
どうせおしっこもらしたかなんかだろう、と思っていたら、
実際そうだった。
風邪をひいては大変なので、ぬれたパンツとタイツは脱がせて、宿に帰ることに
する。
あ〜楽しかったぁ♪
2001.2.11
良くしてくれたおじさん、おばさんにまた来る約束をして、
名残を惜しみながら宿をあとにした。
湖西線は楽勝!なんて思ってたのに、ゆうが「おしっこ!」
と言い出す。
夫は一番前の車両にトイレがあるかも、
っていうけれど、そんなこと言って人をかきわけて
前に進むうちに途中でおもらしされてはたまらないので、
連結部にこもって、例のゲロ袋を使用。
プラスチックの口の部分をおちんちんにあてると
なんだか快感♪
男の子ってやりやすいわぁ。
でもって、おしっこはたちまち固まっていく・・・
うふふっ。笑みさえこぼれそうな大成功!
今後ゲロ袋は必携。(これは夫のヒット)
てなわけで、どうにかこうにか楽しいゲレンデデビューは
幕を閉じた。
我が家の最寄駅に帰ってきて、息子が一言。
「あー楽しかったなぁ♪」
ほーんと♪おかあさんも、めちゃめちゃ楽しかったわぁ。
Home