2001/夏・穂高


■ パーティ構成
   加藤、榊原、平岩、佐藤
■ 日程
   8/2 名古屋 → 沢渡
   8/3 沢渡 → 涸沢
   8/4 涸沢 −(北穂・東稜)→ 北穂高 → 涸沢槍 →
       白出ノコル → 奥穂高岳 → 白出ノコル →涸沢
   8/5 涸沢 −(パノラマコース)→ 屏風ノコル → 徳沢
       → 上高地 → 沢渡 → 乗鞍高原・民宿
   8/6 乗鞍高原 → 薮原 → 名古屋 

=== 感 想 ===========================


 <加藤>
 この時期、3000m級の山々のアプローチでは、木々の深い緑と白い雪渓を見ることができ、山は穂高に限らず安らぎを伴う自然の美しさを見せ、一年を通じて最も活動的な雰囲気になる。それだけに登山者も多くテン場の確保の心配や登山道の渋滞も予想された。しかし涸沢に着いてみるとテン場には50張程度で、私の見てきたこれまでの1/3〜1/4であった。当然、登山者の数もそれに相応することになるが、テントの数の割には登山者が多いと感じたのは、やはり中高年の多くが小屋に泊まっているからだろうか。小屋のテラスでジョッキーでビールを飲みながら語らう中高年の姿は、年齢・性別を問わず、これからの登山スタイルなのであろう。私達も中高年登山者であるが、今一歩そうなりきれないのはなぜだろう。
 計画では入山1日目で奥穂高、2日目に東稜からの北穂高であったが、入山時の天気予報等から第一目標である北穂・東稜を初日に登ることにした。結果は非常に快調に東稜を登り2日目に予定していた奥穂までの縦走を1日で終えてしまった。
 東稜はゴジラの背でバラ君と佐藤さんがアンザイレンして一部スタッカトで登ったが、少し岩登りの練習をしておけば登攀用具を使う必要はないだろう。北穂から涸沢槍の間は東稜の後だけに、より以上に快調に通過し私自身ルンルン気分であった。白出ノコルに到着してもまだ余裕があり、結局、奥穂までの縦走となった。ザイティングラードの降りで雷雨に見舞われたが、この日の健闘を涸沢ヒュッテのソフトクリームで称えあった。 これで昨年の岳沢・コブ尾根に続き、今回の東稜で尾根ルートの登攀はそれなりのレベルに達したものと思える。
 下山ルートは計画どおり前穂高北尾根・屏風ノコル経由、パノラマコースで徳沢に下った。途中、屏風ノ耳からの展望は素晴らしく、特に北尾根はそこからならではの眺めであった。
 今回の計画では上高地から涸沢までの6時間の工程が、私にとっては最大の課題であった。本谷出会いから1時間くらい登ったところで休憩したが、この後登り始めて直ぐに足がつってしまった。平岩さんもほぼ同じ時期に足がつったようで、結局、私達二人が20分程度遅れて涸沢に到着したようだった。やはり歳の差が出たのだろうかと少し寂しい気はしたが、"まあ、こんなものだろう"と直ぐ気を取り直すことができるのも歳のせいだろうか。
 今回の山行は新入会員の佐藤さんが参加したこともあり、春の公開ハイクにつなが
るかたちで会としての登山となった。私としても54歳の夏を穂高で飾ることができ、今
なお3000mの山に登ることのできる喜びをかみしめている。
<榊原>
 ひさしぶりの涸沢・穂高で天気にも恵まれ、充実した山行でした。北穂高東稜は昨年のこぶ尾根に比べると迫力がなく、もう少しスケールが大きかったら申し分なかったが、ナイフリッジ等楽しめ、今の私の技量に丁度よいルートでした。
 下山時のパノラマコースの展望は北尾根・前穂・奥穂・北穂・槍・常念・蝶と絵屏風のようにすばらしく、ひさしぶりに景色に感動しました。これから涸沢からの下山コースはここしかないと思いました。
 山は山小屋利用の中高年の人口が増えたせいか、涸沢テント村のテントが少なく(30くらい)なっていました。
 私も中高年ですが今後も体力がつづくかぎり、仲間と荷を分け合いながらテントで山行して、また、すばらしい景色に出会えたらと、思いました。
<佐藤>
穂高山行の感想
 ありんこ山岳会に入り初めての山行に行って来ました。
 穂高というすばらしい山域に行けたことは大変嬉しいことであり、テント泊、岩登り、登攀具と初めてであり不安だらけでしたが、同伴者の援助のおかげで少しも怖くなく登れました。
 ザイルで確保すると言うことは、安全な山岳スポーツのように思いました。山の素晴らしさ、岩場の楽しさがわかりました。
 同行者の皆さんありがとうございました。
<平岩>
1.「穂高漫才山行」
 1年ぶりに、ボケの会長・突っ込みのバラさん及びリハビリ佐藤さんと涸沢ベースで山を満喫したが山行中、何度も聞いたネタでの漫才が頭に残って、会報を書こうとしても今回は(山については)書けない山行でした。
  ネタは、いつもの「黄色いゴア合羽」と「○○ちゃん」(もう聞きたくない!:相方) 「民宿でBeerか幕営で温泉か」、「Beerが先か牛乳が先か」、「Beerが先か温泉が先か」等の内容でした。
 次回も喧しいけど漫才を聞きながら温泉一泊山行に行きたいね!
2.「登山靴応急処置の確立」・・・メンテナンス加藤/サンプル平岩(助かりました)
  数年前に購入した私の靴が初日横尾辺りまでは良かったのですがテン場に着いた時には、右足土踏まず部分が剥がれ最終日のパノラマコース下山中には両足共にビブラムが剥がれてしまった。
  処置としてはテーピング用テープにて補強。これが結構、効果がありました。 テープは安い物で300円位からありますので、皆さんも山行時には個人装品として携行したらどうでしょうか。
山行記録詳細

8月2日(木)
平岩さん宅17:30、加藤さん宅16:05到着。
18:15出発。名古屋インターより中央道で松本へ、途中恵那サービスで夕食を食べる。松本のコンビニで明日の朝食を買い、10:00沢渡の村営駐車場に到着する。
10:30テントにて就寝。

8月3日(金)
4:30起床。朝食、テント撤収、パッキング
5:10タクシーに乗り、上高地へ行く。
5:40上高地バスセンター到着
6:00涸沢へ出発
6:45明神小屋へ到着し休憩する。55、出発
7:40徳沢園到着。55、出発
8:40横尾到着。05、出発
   本谷橋で休憩。
11:00涸沢カール手前。15、発
12:15涸沢テント場到着。
12:30テント設営。
15:30夕食。カレースパゲッティ、ポテトサラダ。
19:30就寝

8月4日(土)
3:00起床、朝食、ホットドック、コーヒー
4:35出発。北穂高東陵。
5:30北穂沢ゴルジュ上部で休憩。前に2パーティーがいる。45、発
6:30東陵コル
6:55ゴジラの頭前。ロープをつける。榊原さんに確保してもらいギャップを降り、垂直に近いところを登る。ナイフエッジを渡る。
7:40東陵の大コル、岩稜帯終わり
8:00登攀具外す
8:30北穂高山頂に到着。45発
9:40涸沢コル
10:50涸沢頂上。11:00発
11:15穂高小屋の前を通る。
11:45奥穂高山頂に到着。12:15発
12:40穂高小屋。55発。下山途中雷雨になりレインウェアーを着る。
14:40途中1回休憩し涸沢小屋に到着し、ソフトクリームを食べる。
15:00テントに戻る。
17:00夕食。麻婆春雨、ハンバーグ、ご飯
19:30就寝

8月5日(日)
3:30起床。朝食、そばだんご、コーヒー
6:10出発。パノラマコースにて屏風の耳を経て上高地
6:30雪渓、平岩さんの靴修理
7:00休憩
7:15屏風のコル。荷物おいて屏風の耳へ、7:15発
7:50屏風の耳、快晴で絶景。8:30発
8:50分岐まで戻り、下山。
9:50休憩。00発
10:40奥又白沢で休憩。水を飲む。50発
11:30新谷橋
11:55徳沢園。12:15発
13:10明神着。25発
14:20バスターミナル。直ぐにタクシーに乗る。
14:55駐車場着。
以降、白骨温泉を通り、乗鞍へ行き、観光センターに民宿を紹介してもらい美鈴荘に泊まる。

8月6日(月)
9:30頃、宿を出て一ノ瀬により、奈川経由で木曽福島へ行き、車屋で蕎麦を食べ、上松駅のキオスクで牛乳を飲む。中津川から中央道で名古屋へ帰る。

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