高遠さん、今井さん、郡山さん、解放おめでとう、ご家族の皆さんに、本当にお疲れさまでした。 イスラム聖職者協会はじめイラクの人々には感謝しましょう。
解放を促したのは日本の市民の力です。そして世界中のNGOの力です。
サポーター、市民は連日、首相官邸前での集会(5日間でのべ1万人)、主要な駅での署名集めなど北海道から沖縄まで全国で救出のための行動をしてきました。また、政府、報道機関へのメールでの要請など、全力を尽くしてきました。平和を願う世界中の市民のネットワークとも手をつなぎました。
いっぽう小泉さんは家族を励ますどころか一度も面会に応じませんでした。
「どうして首相は相手もわからないうちから自衛隊を撤退しないなんていったんでしょう。焼き殺されても構わないと言われたように感じました。どうして川口外務大臣は、犯人を怒らせるからそんなことを言うのは止めて、放送させないでください、とたのんでいるのに放送させたのか。」と悲痛な声を挙げさせたのです。支援している市民たちからも「政府は解放の邪魔をしないで」と怒りの声が上がりました。
フランスNGOの声明 (4月11日)
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日本政府へ、そして反戦市民、団体すべてへ アルジャジャーラにたいする川口外相の声明、外務省報道官の声明は、拉致グループを激怒させるに充分です。わたしたち、グローバル・ウオッチはバグダッド経由の警告を受け取りました。(パリ時間正午12時15分) これ以上、日本政府が自衛隊派兵の正当性を主張し、米軍と組んでイラク民衆を攻撃しようとするな ら、人質解放の扉は閉ざされる危険性があるだろう、との警告です。 私たちは、日本政府がいっさいの無意味なアジテーションをやめ、今回の人質解放に繋がる道を開いたのは、政府の努力ではなく市民たちのネットワークであることを素直に認めるべきである。拉致グループを含め、イラク民衆が望んでいるのは、あらゆる外国の軍隊のプレザンスの退去であり、占領の早期終結です。 以上のことが尊重されないなら、拉致された日本人の生命に万が一のことが起こった場合のあらゆる責任は日本政府にあると判断されても仕方がないでしょう。 グローバル・ウォッチ/パリ |
以下は、高遠菜穂子さんの友人である細井明美さんの、イラクの友人が、アルジャジーラ、アルアラビアを通して、高遠さんたちを拘束しているレジスタンスに向けて届くよう送った手紙です。ファルージャ、ラマディ近辺にも10,000枚配られたそうです(原文はアラビア語)。
呼びかけ人のアル・サラム・アライクムさんは、高遠さんと一緒にストリートチルドレンのために働いていた人だそうです。 (池田真里)
| 神の名において
サラヤ・アル・ムジャヒディーンの兄弟たちへ 神が、わたしたちの国のためのよき計らいを祝福してくださいますように。神が、わたしたちの祈りをお聞きとどけくださって、この国から悲しみが取り除かれますように。 この手紙が、あなたがたのもとに届きますように。神は、この手紙が真実のものであると知っておられます。この手紙があなたがたのもとに届き、あなたがたが読むことは、神の思し召しでもあります。あなたがたの捕らわれ人となっている日本の女性、菜穂子さんについて、神はあなたがたの知らないことを知ってほしいと望んでおられるからです。わたしたちは、アルジャジーラの放送で、彼女が捕らえられている3人のうちの一人であることを知りました。 わたしたちは、菜穂子さんとほかの二人の日本人を、あなたがたが大切に遇してくださっていると信じています。わたしたちの信ずる神がそれを命じておられるからです。それは、わたしたちが偉大な先師たちから学んできたことでもあります。 この手紙は、あなたがたの行いまた企図を裁こうとして書かれたものではありません。そしてまた、わたしたちは、日本の軍隊(それが正規の軍隊であろうと、日本政府がいうように復興支援の防衛軍であろうと)の入国を支持するからこの手紙を書いているのでもありません。 この手紙と添えられた写真は、ただひとつの願いから書かれたものです。菜穂子さんは、(もしあなたがたが人質を必要としているとして)、けっして人質とされてはならない人だということを知ってほしいのです。 この日本女性は、一個の人間として自ら強く望んで2003年5月からバグダッドに来ています。その日から、イラクのホームレスのこどもたちの手に食物を、衣服を、医薬品を届け、長い間働いて貯めたお金をそのためにすっかり使いきってしまうのです。この前、日本に帰ったとき、菜穂子さんは、1カ月半ほど働いてお金を貯めて戻り、イラクのホームレスのこどもたちのために使おうと計画しました。だが、活動はとても困難で、日本のお母さんといって菜穂子さんの帰りを待つこどもたちのために必要な品々を買うお金を十分貯めることができませんでした。あなたがたが、菜穂子さんを捕らえたちょうどその日、バグダッドでは、多くの人々が彼女を待っていたのです。 サラヤ・アル・ムジャヒディーンの兄弟たち、わたしたち自身とイラクの孤児たちのために、3人の日本人の人質たちを解放してほしいという願いを聞きいれてください。中でも、菜穂子さんは、自分はひと切れのパンで満足し、わたしたちのこどものためにはたっぷりとパンを求めてくるような人です。彼女は、イラク国民への深い思いやりをいかに示すか、日本人にとってのよいお手本となっています。 神が望まれ、あなたがたが3人の日本人を解放するなら、あなたがたは、日本人に対し、あなたがたとわたしたちがともに望むことをなす、善きチャンスを与えることになります。日本の人々は、いつもわたしたちに味方しわたしたちの主張を支持していました。信仰と国を同じくするわたしたちの兄弟たちの多くがただ見ていただけのときにも。 アル・サラム・アライクム ストリートチルドレン・イラク人活動家グループ |
| Last Update 2004/4/18
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