ODA について一緒に考えてみませんか?

・ODAとは政府開発援助のことをさします。つまり政府が税金を使って発展途上国を支援する事です。日本は毎年1兆円あまりの予算をつぎこんで、アジア・アフリカ・ラテンアメリカなどの約150の国に経済建設、福祉増進のための援助をしています。
日本は敗戦後、他の国のODAを受けていました。その後の経済成長で金持ち国になった日本は逆にODAの供与国になりました。そして1992年以降アメリカを抜いて世界最大のODA供与国になっています。

・ところが、ODAをめぐって黒いうわさが飛び交っています。大きな金が動くとき(その金は国民の税金や郵便貯金です)、かならず腹黒い政治家、役人と業者がハイエナのように集まってくるからです。インドネシアへのODAにからんで日本企業が当時の大統領スハルトに多額のワイロを送ったとされる事件、JICA職員が業者からワイロをもらった刑事事件、業者から献金を受けたとされる鈴木宗男議員の事件などはその典型的な例です。

・さらに衝撃的な事件が起きました。日本のODAを使って建設されたインドネシア、コトパンジャンダムで水没させられた住民8396人が日本政府・JBIC・JICA・東電設計を相手どって、ダムの撤去、原状回復と損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしたのです。この訴訟には、ダムによる水没で絶滅の危機に瀕しているスマトラ象・スマトラ虎・マレーバクも原告に加わりました。

・発展途上国の貧しい人々のお役に立てるものと思っていたODAが、その国の人々をさらに苦しめ、その国の生態系を破壊しているとしたら、税金や郵便貯金でまかなわれているODAが悪徳政治家、官僚、業者のふところを潤しているとしたら、私たちはどう対処すべきでしょう。

・いたばし100人村では、私たちの日常生活とは遠くにあるようで、実は身近な大問題であるODAについて、下記の要領で勉強会を開きみんなで考えることにしました。この問題に関心をお持ちの皆様、どうぞご参加下さい。

勉強会の内容:第一部、レポーターの発表:
1.「100人の村」から見た世界、
2.ODAとは、
3.日本のODA、
4.何が問題か、
5.実例・コトパンジャンダム訴訟         

第二部、ビデオ「訴えられた日本のODA」上映         

第三部、感想、意見などを出し合いましょう。

レポーター: 木田 洋さん(いたばし100人村の村民)
*また、「コトパンジャンダム被害者住民を支援する会」の会員で 被害現場に行った事のある方も参加していただける予定です  

日時: 2003年6月30日(月) 7時〜9時(開場6時半)            

場所: 高島平出張所 会議室→地図はこちら
   都営三田線高島平駅南口より徒歩5分
      〔板橋区高島平3―12―28 tel03−3938―1191〕  

会場費 200円をお願します。    

* 勉強会でレポーターをつとめる木田 洋さんはいたばし100人村の村民です。

 


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