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デジタルからアナログへ(2005年3月27日)


 数日前、古くからの友人であるT君から批判された。
 僕ら(主に僕と友人の監督Yのこと)が若いころ、年長の監督のことをぼろくそに言っていたことをT君は覚えており、僕らがその年長の監督たちより年をとってまだ監督業にきゅうきゅうとしているように見えることを批判したのだと思う。
 僕は、他の誰よりも僕自身を辛辣に批判することが出来ると思うし、年長の監督たちに頑張ってもらうためにふがいないではないかと檄を飛ばすことも出来るし、若い監督たちをより元気付ける妄想も持っていると思う。
 T君に企画が古いとも言われた。
 僕は、今の時代に、古い企画は価値があると思う。
 何もかにもがデジタル時代になっても、人と人との関係はデジタル的になってもアナログで、おしっこやウンコをする間は人それぞれに異なる時間があり、ウンコをする仕方に新しいも古いもない。
 ハードはデジタル、ソフトはアナログだ。
 アナログは優柔不断でグジグジしているもので、それが時代にあっているといわれたって、反対方向に進んだりするものだ。
 ソフトはウンコだ・・・僕のウンコは、僕以外の人にやってもらうことは出来ない。


中央と地方の格差(2005年3月15日)

 田舎にいると、まず週刊誌を買って読むことはない。
 毎日の情報は新聞、テレビ、インターネットで仕入れるが、最近ではより深く知ろうと、週刊誌はおろか単行本を買って読むことも少ない。
 ただ、無料で利用できるインターネットはフルに活用する。
 一連の法律(「文化芸術振興基本法」「知的財産基本法」「コンテンツ振興法」など)もすべてインターネットで見つけたものであり、地方に住み、弱い者にはとても強い見方だとつくづく思うこのごろです。
 同時に、年間1兆5000億円もの予算、数万人にも及ぶ職員を抱えるF県庁がこれらの法律をまったく知らないという現実もあり、中央と地方の格差はマスコミなどがあげつらう以上に大きいのではないかと思うこのごろでもあります。
 大人と子供ぐらいの差があるかもしれません。
 国家戦略を、それも法律に明文化され、僕のようなしがない一般人が知っているのに、田舎の役人はまったく知らないのですから・・・。
 少し田舎の役人を弁明すれば、国は法律を作っても広く知らしめることをせず、それはいくつものわなを仕掛けているようなもので、太刀打ちできるはずもないということでしょう。
 でも、なぜ、給料ももらっていない僕がそんなことを知っているのでしょうか。


国策(2005年3月2日)

 映画は2001年に「文化芸術振興基本法」によって始めて文化芸術となり、2002年の「知的財産基本法」によって「知的財産立国」を目指す国策の柱と位置づけられ、2004年の「コンテンツ促進法(略)」によって成長産業として画期的な法律が制定され、かつてあり得なかったほど優位な立場に立たされている。
 ところが、その法律は誰も知らないという環境におかれ、困りに困った僕が総務省の法律検索からプリントアウトして、地方公共団体の役人さんにプレゼンテーションしているというのが実態だ。
 法律を知っているべき役人が知らなくて、一介の民間人の僕あたりが役人さんに対してレクチャーしているというのはおかしいというのではなく、それが当たり前なのがこれからの時代かもしれない。
 とりあえず、2003年の3月を迎えるにあったって、新しいページを提供します・・・。