H.シャーウッド・ローレンス博士
H. シャーウッド・ローレンス博士         もどる

  免疫学の先駆者で、血液とリンパ腺中の白血球の一種、リンパ細胞の機能を探求する生物学分野に大きく貢献した人物です。

 ローレンス博士はクイーンズ市、アストリアに生まれました。1938年ニューヨーク大学を卒業し1943年に同校の医学部を卒業しました。一年の研修を終えた後、第二次世界大戦では海軍医療仕官として勤務し、名誉ある勲章を受けました。

 ジェリーの愛称で親しまれたローレンス博士は、伝染病の専門家としても知られていました。博士は、移植された器官に対して身体がいかに拒絶反応を示し、どのように身体の異常が組織を傷つけるかについて研究を行いました。  

 1949年、結核の研究中、献血者の血液の中に様々な感染媒体から身体を守るために重要な役割を果たすTリンパ細胞の産物である「トランスファー因子」 があることを発見。

 この発見は、リンパ細胞と免疫細胞の機能を様々な角度から予測し、後にサイトカインとして知られる免疫物質の発見につながる手がかりとなりました。(その後、1989年ゲイリー・ウィルソン博士とグレッグ・パドック博士の研究により、 生まれたばかりの子どもを持つ母牛の乳からトランスファーファクターの抽出処理方法が開発され、濃縮フォームが完成。4Life社はその特許権を取得しました)

 ローレンス博士は1959年から伝染病と免疫学の指導を2000年まで続け、 1964年から2000年までは、ベルブーとニューヨーク大学病院の医療理事補佐を勤めました。1974年から1979年までニューヨーク大学がんセンター、1989年から1994年までは同大学エイズ研究センターのディレクターを勤めました。細胞免疫学(Cellular Immunology)と言う雑誌を初めて出版した編集者であり、米国学術院(National Academy of Sciences)の会員でした。

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