防音室

2009年6月10日

も、ももも、、もしかしたら???このサイトの更新を期待されてた皆様。まさか、もう菜々のピアノレッスンって終わりなの?を期待されていた皆様。管理人ななでございます。ブログを立ち上げたことは立ち上げましたが、やはり昔どうり、せこく更新をいたします。もうそろそろネタ切れじゃない?とのご勘ぐりもございますでしょうか?こうも長きに渡って続けてきたピアノ結構ネタ切れにはならないものです。

今回このサイトをこうもほったらかしにしておりましたのは、わたしが柄にも似合わず9時5時のお勤めした。とか、やはり1日8時間のノルマで練習して再来年あたりリサイタルしようかと企てていたワケでは全然ありません。思い起こすも悲惨な日々でございましたが、腰痛で3月いっぱい動けないでいたのです。柔道整復師の先生のご尽力というか治療で4月には生き返りましたが、体力はなかなか戻らず、やっと元気になった今はもう6月甘い香りの蜜柑の花はもう散り、うちの紫陽花は青く色づいております。

ところで今現在はうちは部屋は特に防音はしていません。家の建て替えが2006年のちょうど今ごろ、それ以前はヤマハアビテックスの中にピアノは置いてありました。えっ、それじゃ今はピアノ弾くのさぞかしご近所さんに丸聞こえなんじゃ?と、思われますが、今の家は建て替え前の家に比べて機密性はとってもいいのでそうはひどく丸聞こえになる心配はありますせん。

でも、隣の家、及び斜め前の家くらいまでの、防音効果はやはりちゃんとした防音室にはかないません。

それじゃ、わたしがかつて所有していたアビテックスは最強、絶対のピアノ弾きの味方かというと、それが残念ながら非常に微妙なのですねー。うちは一戸建てですが、隣の家に対しては抜群の防音効果誇っても、同一の建物内ではよく聞こえます。それは当時の家が安普請のボロ屋であったことが原因かとも思われますが、機密性の良い、規格満たした鉄筋の入ってる厚ーい壁のあるマンションでも運悪きゃ、ガンガン聞こえてしまい「ピアノ弾くの止めてよ!!」の苦情承った。つう話は枚挙にいとまなく、じゃ、マンションでのピアノ完璧NG!かというとそうでもなく、うちはマンションでそれも防音壁つけてるだけだけど、(そしてグランドピアノ)朝10時から夜8時までのお稽古20年続けてるけど今までピアノのことでのマンション内の苦情ゼロ。というケースもあり。

これ、ピアノの音がどれだけ迷惑かというとよそのうちのピアノの音が聞こえてくる側の主観の問題が大きいというか全てと言ってもいいので、思う存分ピアノ弾きたいので防音室買えばOKというわけには行きません。そもそも、一人前の防音室完備してっも一戸建てだろうとマンションだろうと住宅地の普通!?家だったら夜中にベートーヴェンの後期のソナタや、ショパンのスケルツォあたりバリバリ弾きまくったら、その音は夜のしじまを下手すりゃ1キロ先くらいにまで鳴り渡ります。そこまでの防音効果は期待できません。

以下いくつかの防音が必要かと思われる住宅事情、レッスン事情の事例別に検証いたします。

ケース1、集合住宅の場合。

都会、田舎問わず1番、「防音どうしたらいいでしょう?ヤマハアビテックスって完全に音漏れしないんですか?(これはうちの防音室がアビテックスだったため。)」の質問が多い住宅形体。わたしは実は、マンションとは名ばかりの公団型アパートの3階で防音設備いっさいナシで、生徒のレッスン及び自分の練習を行っておりました。2階のお宅からぎゃんぎゃん苦情申し込まれたどうしよう!!!と、最初は怯えましたが、その手の苦情は約2年半1軒もなし、これは2階の住人の方がピアノの音ごときにびっくりするような方々ではなかったから、ということもあるでしょうが、本当にそんなにガンガン聞こえないとの証言を得ました。まさか、2階の住人全てが難聴だ、なんてことありえませんから鉄筋の家って機密性いいんだわー♪と感心しておったのですが、どういう構造なのかうちのピアノの音は隣接する駐車場に聞こえていたのです。つまりは、まあ運が良かった訳です。

ですが、逆のケースも当然あり得るわけで、集合住宅でのピアノの揉め事は、犬、猫、子供、ベランダガーデニング共々付きものです。中には入浴は夜10時までに済ませろ。ピアノは午前1時間、午後2時間しか弾くな、と階下の住人に意見されたという方もいらっしゃるそうで、はぁ〜、そいじゃ10時以前に帰れなかったらマンションから銭湯通いしろってことですか?って、それはとにかくこのピアノ稼働時間制限は営業妨害じゃあないか!??

何時間もピアノを弾く生活が予想される場合、この危機を回避する手段の1番強力な手立ては1階の部屋を選んでなるべく、隣が寝室及び書斎と予想される部屋を避けた場所を音楽室にして防音する。そして、管理組合にあらかじめ了解をとっておく。くらいしか対策がたたないのです。2階建のペントハウスの2階!!というのもいい考えですが、(つーか、そもそも日本のマンションにペントハウスってそうそうあるか?)ペントハウスに住めるくらいの大金持ちなら最初っからそんな問題に頭悩ますこともない筈です。

でもなんでピアノの音がそんな揉め事になるの?みんな気持ち荒んでるのかしら。。。ではなく、ピアノという楽器が弾き手が考えているよりも大音量、大音響なのです。楽器のお稽古の王座がピアノではなく、お琴、三味線だった頃は、お琴はお床の間(余談ですが、わたしは大昔お茶を1年くらい習ったことがあるのです。その時、お茶の先生がおっしゃったお床の間が、男の間に聞こえて、へえー、お茶ってのは女人禁制の部屋があるのかい。とおバカな解釈いたしました。そしてやはり、お茶の稽古はモノにはなりませんでした。)のあるお座敷でお稽古したのか知れませんが、三味線のお稽古は長屋の上がり框の横手の2畳くらいの部屋でやっていた。という話聞いたことあり、どれだけでかい音だせるかはピアノ対三味線じゃ勝負は知れてます。

それじゃ、マンションで1日10時間夜中でも思いきりピアノ弾くにはどうしたら?は、もうデジタルピアノを併用するしかありません。デジタルピアノの欠点はやはりアコースティックピアノの代替え品に過ぎない感は否めず、どうしてもアコピのために作曲された作品を練習するにはものたりないかとも思われますが、デジピはキーボードやオルガンと違ってちゃんとピアノタッチの鍵盤の重さになってますので、贅沢言えない場面では重宝いたします。

ケース2、1戸建の場合。

うちの建て替え検討中の時、わたしはそれはそれは住宅展示場巡りをいたしました。その中で、標準で窓ガラスが3重、機密性には絶対の自信があるので防音室捨てちゃって大丈夫です。という超ハイグレードのハウスメーカーさんございました。(お値段もハイグレードだったことは言うまでもありません。)もちろんこのようなお家にお住まいの場合対外的というか、近隣の家々には気兼ねすることはないでしょう。

ところが、、!!思わぬ伏兵がこのような超機密性の良い家とて潜んでいるらしいのです。それはつまり外には機密性が良くても家の中での機密性は外部に対してほどいいわけでもない、、。。場合もありうる。ということです。敵は我にありって、ありますが、超機密性のいい家にひとりで暮らしているなら全くおっけーですが、普通そうでもないので設計の段階で「ここにピアノ置きたいんです。」「はぁ、そうですか。」のノリでなく、その家で暮らす人間の生活時間とピアノ弾く時間、ピアノを置く部屋についての検討は綿密に致すこと推奨です。で、ないと手で持ち運びできる楽器と違ってピアノ移動するのは大変な手間と経費かかりますから。

でもうちは、機密性最悪の縁側のある日本家屋なのよ。やはり防音室にしなきゃダメ?は、閑静な住宅地、近隣に音に敏感な方がいる。住宅が密集している。極め付けは、ピアノの音ガンガンして病気になりそうぢゃ!!!の苦情が来たら、防音室購入検討した方が良いかと思われますが、、。家が商業地域でピアノの音よりカラオケスナックの歌や、車の往来、商店のシャッターの上げおろしの音のほうがうるさい。静かな住宅地だけど、家のまわりに大木が密集しててその周りに高い塀がある。隣の家は1キロ先、のような環境の場合あんまり気にし過ぎることもないんじゃないでしょうか?とにかく防音室は結構な値段がするうえに確実にその部屋は狭くなる。のです。

(2009年6月10日)

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