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二年生のピアノ曲集


二年生のピアノ曲集、これは例のソ連児童音楽学校の教科書一年生のピアノの続編というか2年目にソビエト連邦のピアノを学ぶ少年少女たちの教材だったのでしょう。最初に西側にとっては超レア者作曲家ゲジケさんの「ためらい」という作品が収められているのですが、ゲジケというわたし的にはちょー訳わからない作曲家については多分これから先も解明は進まぬと思うのですが、はっきりゲジケさんはピアノを習って2年目の児童に対して相当高度な音楽的手腕を欲求していると思われます。
二年生ともなるとカバレフスキーやチャイコフスキーの作品がいくつも登場するのですが、どれも音楽的にも技術的にもピアノ習って2年目の子供に弾かせるにはとてもとても高度です。
例によってイラストひとつ無く、こんな風に練習しようよ!的注釈ひとつありません。かゆいところには手が届く、1度言えばわかることでも10回は繰り返して言ってあげる。言葉で説明して解らないことはイラストで説明してあげる。ひとりのレッスンで身につかないことはグループでお稽古してみよう!式の教材に慣れたあとでは驚異です。
やはり違う!!東側と西側(という言い方今でもしてるのか?)は、、。
いったいソ連では日本と違って普通にピアノを習う子というものは存在せずに厳選されたひたすら高みを目指す生徒しかいないのであろうか?とかつてわたしは考えていたのですが、そんなことはないロシアの子供を教えるピアノの先生というのはおばあさんが多くて根気よく優しく教え導いてくれるそうなのです。
そしてロシアの家庭はほとんどが共働きで専業主婦があまり存在しないので子供はひとりでレッスンにやってきて一人で練習している。さらにはなにもピアノを習うのに特別な試験があるわけでもなく誰でも習えるし、その中で素質のある子供たちが専門教育機関に委ねられる。専門家になるためのシステムはそう日本と変わるわけでない。 というようなお話を伺いました。
わたしはこの「一年生のピアノ曲集」「二年生のピアノ曲集」以外に新しいソヴィエト教育システム「ピアノ演奏基礎教本」と現代ソヴィエトピアノ教本「ピアノのためのたのしいあゆみ」の2冊を持っています。こっちのほうは日付や注意書きがけっこう書きこんであります。ということはレッスンしていたのです。
その詳しいレッスン内容については日を改めて思い出せる限り披露いたしますが、、。概略申しますと、、、、要するにいかに音楽的にピアノを弾くというのはどういうことなのか、指や肘の使い方、音の響きについてそれはそれは微に入り細に渡りお稽古していきます。
ソ連には練習してこない子対策というのかないのか??ですが、無いはずはないのでしょうが、やはりより専門家を育成するためのプログラムが主流なのではあるまいか。とも思うのです。 このロシア式教授法伝授頂いていた頃、世界的なピアニストを自分達の手で育てたいという壮大な夢プロジェクトがあったのです。
当時、専門家を育てなくてもいい。音楽が好きでピアノが一生の友となるような愛好家を育成する式のレッスンに相当な行き詰まりを感じてたわたしは嬉しさのあまり、是非とも専門家教育に携わりたいものだ!と感じたものの敢え無く挫折。
その日から幾歳月、今でもロシア式シコーレ教授塾は健在とのこと、今年4月からうちも子供は大学生になってほとんど手がかからなくなる予定なのでレッスンを再び受けたい気もするが、なんだかやっぱりロシア風には縁がないじゃなかろうか?と思う今日この頃です。
一年生のピアノ
↑これが二年生のピアノ曲集です。

2007年3月20日
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