皆様大変永らくまたしても更新しておりませんでしたが、これはけしてわたしがピアノにもパソコンにも飽き飽きして通りがかった粗大ゴミ引取り屋さんにお払い箱依頼して、邪魔な楽器マシンがなくなって広々とした我が家で鳴り物もインターネットも無い世界を満喫していたわけではございません。更には社会復帰??!して日々会社勤めにいそしんでいるわけでは全然ありません、。(残念ながら)家の建て替えというものなんて家が出来ちゃえばこっちのもので、引越しダンボール捨てちゃえばあとはめんどーなことなんかなにもないであろうと考えていたのが素人の浅墓、ここに顛末を披露いたしますと「家の建て替え入居してからの事件簿」になってしまい、それだけで1章完結いたしそうですので、その詳しいお話は後に譲ることにして簡単に言えば結構やることいっぱいあったのです。
そのようなわけで建て替え済みの家での暮らしも落ち着きつつある今日この頃です。本日皆様にご紹介いたしますのは、超レア、激レアの楽譜「一年生のピアノ曲集」です。
曲集名だけから想像するに、あら、そんな初心者子供向け曲集どっかで見たわ?ですが、この本そんじょそこいらにごろごろころがってる本ではございません。ソ連児童音楽学校の教材なのです。
ロシアではなくソビエト連邦です。レッスンの友社出版ですが、初版昭和58年、二版が平成2年、多分というか絶対今は出版してないと思います。
出版にあたって、とい但し書き付でこの本の売りというか自慢?というのかが書いてありますが、この教材の優れたところは、バイエル、ブルグミュラー等の教材とちがってポリフォニックな作品を最初っから教える点にある。というのですがねーー。
うふふ、流石は旧ソビエト連邦言うことがふるっておりますわ。この教科書がこれ進めるにあたって本当に最初の1年で6歳や7歳の子にレッスンするとしたら泣こうが喚こうが、これ今日じゅうに弾けなかったらご飯を食べさせない!!式のお稽古しなきゃ間に合わないと思うのですが、、、。
まあソビエト連邦はなくなってしまいましたが。作曲家もクラーセフ、アレクサンドロフ、ゲジケ等、超レア者ぞろい、有名人ではカバレフスキーが名を連ねておりますが、その他はロシア民謡多数。多分ロシア人の子供なら親しみやすい曲なのでしょうが、日本人の子供にはとても親しみが持てるとは思えぬ、ロシア風音階を使ってるのか?の雰囲気の曲ばかり、第一に子供向けといいながらイラストのひとつもないのがさすがソ連邦。
この本例の2度の引越しでブックオフ及び地区センターのリサイクルボックス行きにならなかったのが不思議なのですが、今思えばバイエルやハノンみたいないくらでも手に入る本は捨てても惜しくないけれど、この本はホントとってて良かったです。何故ならふと、そーいえばこんな曲集あったはずだ!と思ってももう2度と手に入りませんから。
普通誰も持ってない上にそもそも売ってない曲集について内容がどーだこーだ言っても仕方ないと思うので、なんでこんな曲集わたしが持っているかお話しますね。この本の但し書きにもあるのですが、何故ソ連(今はロシア)には優れたピアニストがいっぱいおるのであろうか?ピアニストばかりじゃありません。バレエダンサー、スポーツ選手優れた方をいっぱい出して、いっぱい亡命されてましたね。
それはソ連が国費を傾けて才能ありそうな子見つけて、日がな一日訓練にいそしませているからさ。と言っちゃえばそうなんでしょうが、実はこの本手に入れた時期ソ連(微妙だけれどロシアになっていたかいないか。)にはシコーレという非常に優れた教授方法がある。という話をヤマハから送ってくる多分ピアノの本で読んだのですね。そこでこの優れたロシア(ソ連)式教授法を伝授してもらおうではないか!!と、当時所属していた研究会で先生をお招きして講習会を開いたのです。
そのときゲット!したのがこのソ連児童音楽学校、レッスンの友社出版の「一年生のピアノ曲集」です。
で、そのロシア式指導法はどうだったの?というと、ほんとやる気と才能に恵まれた生徒を一人前のピアニストに育てたいというのだったら優れもの教授法です。ただし、たらたらと通ってくるにはくるが、いっこうに上達しない。でも、なんとか何かは身につけさせたい式お稽古ではまるきり観点が違う感じですのであまり参考にはなりません。
そして、わたしがこのロシア式教授法シコーレをマスターしてれば、その概念をこのサイトで紹介出来るのですが、今を去ること約12年前張り切ってレッスンに通ったのですが、志半ばで貧血でぶっ倒れてしまい。レッスンに通うことを断念。
この曲集は2冊持ってますので、旧ソ連邦の教科書について興味のある方にはお譲りいたします。もちろんタダですが、送料の負担はお願いいたします。

↑これが一年生のピアノ曲集です。