戦後日本文化と建築意匠の相関の研究:森川嘉一郎

サティアン研究

Studies on Satyam

「サティアン論」(1996年度修士論文、学内建築計画系最優秀賞受賞)

 はじめに

第一章 サティアンをめぐる言説
     報道にみるサティアンの建築学的特質
     建築家・評論家によるサティアンをめぐる言説
     オウム真理教事件をめぐる主要言説

第二章 富士山と神戸
     歌に詠まれた富士の変遷
     富士講と模造富士 − 修行のテーマパーク
     富士山とオウム真理教
     「核戦争後の共同体」としての神戸
     デコンの死から〈建築〉の死へ

第三章 イセとサティアン
     北一輝、三島由紀夫、大江健三郎、麻原彰晃
     クラと倉庫− 隠蔽の主題
     公共建築のディズニーランダゼーション
     国家から大衆へ − 建築家と権力と表象
     「ほんもの」×「いかもの」から「玩具」×「箱」へ

第四章 ユートピアの系譜
     オウムの日本シャンバラ化計画とロータス・ヴィレッジ構想
     宗教思想的ユートピアの系譜
     空想社会主義的ユートピア−フーリエのファランクス−
     ディズニーランドとサティアン
     個室のユートピア − オタク空間論
     「終わりなき日常」とユートピアン・イメージ

第五章 ミラノ・トリエンナーレ'68からベニス・ビエンナーレ'96へ
     68年の「異議申し立て(コンテスタシオン)」と前衛の死
     ディズニー文化による〈建築家〉のコミッション
     ヴェネチアのアメリカ館と日本館
     焼跡派世代の建築家、全共闘世代の建築家、新人類世代の建築家

第六章 ルポルタージュ:巨大ゴミとしての建築
     −取り壊された建築はどこへどのように廃棄されているのか−

     建設廃棄物が不適正処理に回る割合
     リサイクル処理の現場から

第七章 箱庭療法としての建築設計
     癒される建築家
     建築評論への精神分析学の導入傾向
     カルフ箱庭療法とその日本での展開
     テクノ・オリエンタリズム・ジャパン
     ハイテクと「癒し」
     「あひる」・「装飾された小屋」から「玩具」・「箱」へ



○建築関連分野におけるサティアンに関する発言・論文

○「サティアン」各棟の図版を掲載した出版物

○オウム真理教事件関連文献(選)

ホーム大衆建築玩具オタク空間まんが廃棄物作家設計寄稿リンクプロフィール
(c) Kaichiro MORIKAWA
last update:12/2/1998