返信 2 HIDE
投稿日 3/4(日) 18:01:10
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元々フレームで構成されているフィルムソースは、インターレース
からプログレッシブに正しく変換、表示されるだけで、人間の視覚上の
性質で失われていた垂直解像度が向上します。これ以外のことでは
ご指摘のようにアップコンバートは不可逆なロスを生むプロセス
です。画素の持つ情報は加工した分だけ失われます。
ただ、ディスプレイディバイスは固有の特性に縛られていて
いますから、入力される信号を得意な周波数領域に持ちこむ
ことで本来の実力を発揮でき、画質改善する場合があります。
特に3管やPCモニターのようにブラウン管を用いたものの場合
ビームの太さを自由にコントロールするのは困難で、実際昔は
ハイビジョン用の管がNTSCの地上波を苦手としていたこともありました。
現在のハイビジョン対応のワイドTVの多くがプログレッシブに
なった裏には実はこの辺の事情もあります。
もう一つの効果は、隣接画素との平滑化による効果です。
ノイズキャンセラーの技術の一つにメディアンフィルター
というものがあります。これは普通同じ画素数での画質改善に用いらます。
簡単にいうと、隣接した画素から新たな画素をつくる平滑化です。
信号はそのままで、ノイズだけが減少できます。欠点はその分
ボケることです。
HTPCでアップスケーリングした場合、僅かですが結果的に、この効果
が出ている様です。
ただ、私も最近気がついたのですが、比較的低い解像度での半端な比率の変換
で暗部のひどいノイズの場所が周期的にビート状に見えることがありました。
恐らく変換の周期性に起因する現象なので、より高い解像度にすること
で避けられると思われます。
あと、アップスケーリングの場合、元の8ビット情報を使って計算すると9ビ
ット以上になるので合成された下位ビットのデータは8ビットカードでは切り
捨て(または丸め込み)になります。
Radeonは10ビットですから、この損失が殆どでない事になります。 |