HTPC出力は9000ESを超えた?
新規投稿者 KIDOちゃん  投稿日 2/19(月) 22:59:43  返信も含め全削除
はじめましてKIDOちゃんといいます、HPよく拝見させてもらっております。
実は10数年ぶりにAVの世界にはまってしまい、昨年、機材を一新し以下のような環境で
http://www.sala.or.jp/~kidochan/theater/home%20theater%20page2.htm
DVDやBSデジタル等を楽しんでおります。
しかし、こちらの掲示板やVW10HTの掲示板等でHTPCによるDVD再生の話が盛んに話題にのぼるようになり、私も興味を持ちました。
そこで自宅のPCでDVD再生に挑戦してみました、おおまかPC環境は以下のようなものです
・CPU  AMD  ATHLON  1000Mhz
・メモリ   PC/133  256MB  SDRAM
・ビデオ  NVIDIA GeForce2 MX 32MB
・DVD−ROM HITACHI GD−7500
・サウンド SB Live 1394
・PowerDVD 2.0
・OS Windows Me       
全体は以下のページに載せてあります参考までに
http://www.sala.or.jp/~kidochan/mypcpage2.htm
設定等あまり細かいところは気にせずとりあえずD−SUB15→BNC(RCA変換)
でVW10HTに絵を出してみました。
はっきり言いますといままで9000ESで見ていた絵はいったい何だったんだというのが正直なところです。
POLARISさんがHPで書かれていた9000ESで見る気がしなくなったというのもうなずけます、しかし疑問がわいてくるのです。
それは一部雑誌等で絶賛されていた9000ESの絵はそんな程度ものだったのかということです、自分の持っている9000ESは初期不良品(一応ソニーサービスにて修理済み)で他の人の9000ESはもっとすごい絵が出ているんではという疑念です、一部掲示板等で最近のものは初期のものと比べるとよくなっているという書き込み等を見たことがあります。
そこでです、本当は自宅まで来てもらって絵をみてもらうのがいちばん早いんでしょうが、そうもいかないんで、まことにすいませんが私の持っている疑念をはらってもらえたらと思い恥を忍んで書き込みさせてもらいました。どうかよろしくお願いします。
それから9000ESのために払った10数万円の投資が無駄になってもしょうがない覚悟でおります。

返信 1 片岡  投稿日 2/20(火) 03:18:48  削除
 片岡と申します。

 9000ESでの画像もVW10HTで出力されたものとPC側をVW10HTに出力された
ものを比較されたのですよね?
 9000ESなどのプレーヤは、32インチ程度のデジタル・テレビへの出力を意
図した画像ではないかと思いますので、だいぶ信号が違うとは思いますが、
違ったのは、どの部分でしょうか?分解能や色乗り、などで比較していただけ
ると幸いです。
返信 2 KIDOちゃん  投稿日 2/20(火) 07:42:14  削除
片岡さん早速返信ありがとうございます。
私が今まで見てきたDVDをとっかえひっかえ見た印象をちょっと一言!
でもその前に一言、DVDを見る時に私を含め片岡さんもそうでしょうが、いろんな機材環境、視聴環境、またその人々それぞれの画質、音質等に関する判断基準というのがあると思うので、かりに片岡さんと私の最初にある基準が全然違っていたら話は全く無意味なものになってしまうかもしれませんが?、あえて私の視聴環境、私の判断基準による印象を簡単に書いておきます。
それから、テレビモニターにはPC出力を受ける端子がなくて視聴できませんので、これはVW10HTで見ただけのものですのでよろしく。
ちょっと大げさなことを言ってすいません。お気になさらずに
第1にざらつき感が無くなりました。
・一枚ベールを剥いでなめらかになった印象
第2に発色がよくなった
・ざらつき感が無くなったためかは発色がよくなった
第3に輪郭がはっきりした
・これがVW10HTでDVDを見るようになって一番気になっていた点なんですが、今まで登 場人物に寄った時の絵はとてもなめらかできれいだったんですが、反対に遠くのアングルから 撮った絵は少しぼやけてしまうんで今一だったんですが、PC出力にしたとたん遠くから撮っ た絵も輪郭がはっきりしてとても見やすくなりました 
第4にボケ感がきれいに出るようになった
・これもざらつき感が無くなったからなのか、カメラがパンフォーカスで登場人物に寄ったとき の後ボケが映画館で見るような自然な感じになった
こんなところが私の視聴環境、判断基準による印象ですが、細かく探せばもっと違った点があるかもしれません、私の視聴能力、文章表現能力ではここまでが限界なんですいません参考程度としておいてください。
それよりも片岡さんをはじめみなさんの印象をお聞かせいただければ幸いです。

返信 3 POLARIS  投稿日 2/20(火) 11:39:05  削除
KIDOちゃんさん、片岡さん、こんにちは。

VW10HTなどのプロジェクタで見るとS9000ESよりPCの方が
ずっと綺麗だというのは、これはプレイヤー側の問題と共に、
プロジェクタ側の問題も大きいと思います。
まず、輪郭がS9000ESだと甘い、というのは、これはプロジェクタ側の
画素変換の質に起因するところが大きいと思います。
同じ固定画素方式でも、片岡さんの使用されているDLA-G20と、多くの
AV趣味の方が使われている100万以下の機種との最大の違いの一つが、
これだと思われます(もう一つは、ランプの周波数特性)。
PCのビデオチップによるスケーリングよりも、それらプロジェクタの
内蔵スケーラの方が目に見えて粗悪なのです。パネル解像度にあわせた
出力をだすことによってPCならこれを回避できるのに対し、480pしか
出せない専用機はこの巨大な劣化要因を背負うことになります。このため、
たとえどんなに上質なプレイヤーをもってこようと、100万以下の
そうしたプロジェクタで出力するという条件の下では圧倒的に不利、
有り体に言えば勝負にならないのです。これはS9000ESがどんなに
マイナーチェンジしようとも一緒だと思います。
(厳密に言うと10HTの場合に限っては、現状では完全な回避はできないですが)

だからこれは、片岡さんの注目されている部分での画質の比較(と私が想像する
もの)とは違う次元の問題が大きく効いている状態だと言わざるを得ないのです
が、同時に、そうしたプロジェクターで映画を楽しんでおられる多くの方々に
とってHTPCが大きな福音となることもまた事実だと思われます。

甘さの原因はS9000ES側にもあり、これはざらつきの原因でもあると
思うのですが、それは私がレポートに載せたクロマ信号のアップサンプリングの
問題です。この問題は私が店頭で見た限りにおいてはソニーとパイオニアと東芝の
プレイヤーに見られました。松下とビクターのものはだいぶマシでしたが、
少なくとも現在普及しているプレイヤーの少なからぬものがこの問題を
かかえているものと想像します。S9000ESのバージョンアップがデコードチップの
すげ替えまでともなうものだとしたらこれは克服できますが、おそらく
そんな大規模なことはしていないのではないかと思います。

発色の問題も、多分プロジェクタ側の問題が大きいと思います。
DVDの信号はYUVで記録されているので、プロジェクタのパネルに
信号が到達するまでにRGBへのカラースペース変換がなされなければ
なりません。この変換の質が、これまたプロジェクタの内蔵のそれよりも
PCのそれの方が質が高いのではないかと想像されます。少なくとも、
一度アナログになってから変換がなされるよりも、送り出し側で
DA変換される前になされた方が有利だと思われます。
返信 4 片岡  投稿日 2/20(火) 14:02:49  削除
KIDOちゃんさん、POLARISさん、みなさん、こんにちは

NTSCレベル(480I/P)の信号の生成について書きたいと思います。
多少、ヒントになると思います。

機器としては、普通、
1)DVDプレーヤ(PC)→テレビモニタ
2)DVDプレーヤ(PC)→液プロ(DLP)
ですよね。
テレビモニタには2種類あります。
1)アナログテレビ
2)デジタルテレビ
です。
ここで、まず、DVDプレーヤは、20万円台でも、テレビ出力用だということが
第一の問題です。
で、テレビといっても、NTSC信号を徹底的に作り直します。ここで、DVDプレー
ヤは、その作られる画像が良くなるように信号を作ります。このテレビ内の
信号の作り直しで、デジタルTVは、ものすごく質が低下します。そのため、
より鮮鋭感を出すようなザラザラ信号を出すDVDプレーヤが存在します。
ここで、ビクター系は、鮮鋭感より質感を重視しているようです。Sonyは、鮮鋭
感を重視しているようです。
 液プロは、デジタルテレビより、かなり良い作り直しをするので、機種によって
はザラザラ感が目立ちます。ただし、スムージングはかけていますので、エッジの
作成による擬似輪郭の発生に近い現象だとおもいます。

 このザラザラというより、エッジの異常な強調の重なり合いによる汚さは、
デジタル信号を700程度の横画素数でつくる時に起こる、根本的問題です。
 残念ながら、エッジの画素の状態を調べるには、相当強力な3管式か、DLA-
G20程度の精度が必要になります。KIDOちゃんさんの説明で、ピンときました。
 ○○○○○
上に書いたのがメモリ上の画素です。
エッジがこの○の真中にある位置ですと、0%と100%のエッジでも、
50%になりますよね。そうすると
 ○○●●●
にならず、
 ○○◎●●
になり、半分だけ明るい◎ができます。これがボケの要因で、横が700
画素の分解能が欲しければ、2倍以上画素を持たないと、デジタル化による
誤差がとても大きくなります。
 理想は、4倍オーバーサンプリングしてやれば、このエッジボケが気に
ならなくなります。
 等倍(S9000ES)や、2倍程度では、無理やり◎を●か○にします。これが
悪影響を与えているのです。◎をアナログ的手法で綺麗にしているのが、どう
やらビクター系列のようです。デジタル(ソフトウエア)で◎を○か●にする
強調を行うと各部でそれが重なり、汚いザラツキ感が出て、同時にボケている
場所がボケなくなります。◎の情報を左右に分けますから、色が濁ります。
勿論、もともと横画素数がすくないのですから、細かいところは、DA変換で
もでません。この画像を、デジタルテレビに入れると結構目立たなくなるの
です。逆にいえば、顔に等高線が出る現在のデジタルテレビの酷さ、ですよね。
私の古いアナログテレビで、現在のDVDプレーヤを見る気にはなりません。上述
の現象が見えちゃいます。ですから、LD(大昔のアナログLD機です)派です。
そこで、良くなった理由を述べます。
1)ざらつき感がPCでなくなったのは、
PCの方が、内部メモリの根本的な画素数が多いのが理由です。
2)発色が良くなった。
メモリ内の画素数が多いので、◎一個の横幅が狭いため、濁る
範囲が狭いので、当然です。
3)輪郭がはっきりした。
○即ち画素の大きさに対するDA変換の能力(精度:時間軸上の)が高いので
PCの方が、まず、ボケとシャープの差がはっきり出ます。同様に、物理的
にPCで800横画素にしてしまえば、もっと、細かい単位でDA変換されます
からよけいに細かいところは見え、ボケはボケとして出ます。DVDプレーヤ
では、べったりした輪郭になります。
4)ボケの向上
これは、Sonyのように、多画素にわたるシャープニングを、PCのソフトでは
かけていません。というよりアルゴリズムが違います。
というわけで、
KIDOちゃんさんやSOLARISさんがおっしゃっているPCと液プロ/DLPでの向上
は、理論的にきちんと説明がつきます。

一方、PioneerやVictorは、まるでアナログ系でやっていたような感じで
画質向上も考えているように見えます。ですから、DLA-G20で画像を作り直す
時、自然なんだと思っています。G20では、精度が極めて高いだけでなく、
どうも、480P/Iでは、そうであると推測して画像を作り直しているように
見えます。ところが、垂直同期のはるかに高いPCでは、それをしていない
ようです。これは、入力電圧などで判断している可能性があります。
返信 5 HIDE  投稿日 2/20(火) 15:31:46  削除
HIDEです。

私は業務用と家庭用のAVの設計開発を15年ほどしていた者です。

9000ESの評価について若干コメントさせていただきます。
なぜ評論家が高い評価を与えるかについての予想です。

DVDで問題になるノイズにはMPEGによる2つのノイズがあります。
一つはブロック歪みでもう一つはモスキートノイズです。

MPEGの圧縮レートをあげるとこれらのノイズは劇的に増加します。
現在では日本でのDVDはマスターが米国よりも不利な面もあり片面
2層の容量アップしたことでこれを回避しているものが増えています
が、かなりひどいディスクが多いのが現状です。

9000ESにはこうしたひどいディスクの画質を向上させる為の
現在考えられうる対策が殆ど入っています。

これらのノイズには、3次元の巡回型のノイズキャンセラーが効果的です。
9000ESにはこれが入っています。
またブロック歪みを低減させる回路も入っています。
更にノイズキャンセラーはエッジ情報を損ないやすいため
アダマルノイズキャンセラーを用いています。
アダマルノイズキャンセラーは元々業務用VTRの技術です。
私から見てもとても贅沢な仕様です。

HiVI等でも設計者がこれらのひどいディスクでもきれいに見える
ことを目指した事が掲載されて入ました。
ですから評論家も、家庭用TVでDVDを見る事における総合評価とし
て高得点をあげていると思われます。

ところが画質評価をする際、使用するモニターによって評価は大きく変わります。

一般的にTVは家庭向けにチュウニングされます。
これは、明るい店頭で派手に見えないと売れないためです。
元々表示帯域が狭いモニターでこの対策をするとノイズが見えやすくなります。

BVM等、帯域の広くフラットな特性を持つ業務用でこのノイズを見ると違った
結果になります。家庭用ほど気になりません。

HTPCで求められるモニターの画質は、後者に近いのでノイズを取ることより
も出来るだけ広帯域にそのまま出すほうが望ましいと思います。

そう言う意味では良質なディスクを見るならHTPCを用いて、
汚いディスクを見るために9000ESを用入るのが
よいかも知れません。
返信 6 片岡  投稿日 2/20(火) 15:50:33  削除
メーカにもよりますが、HTPCがDVDプレーヤを超えたか、という話題、その2

 MPEG2の宿命として、動いているところがボケる、ボケた画像をボケた
まま見せにくい、粒子が粗い画像を変換すると、再現した時とてもバッチイ
という問題があります。それぞれ比較してみたいと思います。

あ、前項のまとめですが、
 普通のアナログテレビやデジタルテレビが対象では、DVDプレーヤは、そ
こそこそれなりの画像を出してくると思います。が、一旦プロジェクターに
出力すると、メーカのポリシーとしうか、技術というか、そういうものがか
なり剥き出しになり、HTPC+プロジェクタで観たほうが綺麗だというケース
が多くなります。というより、画素数が少ないテレビ対象のDVDプレーヤで
すから、それをプロジェクタで観るならファロージャを、なんて話しになって
しまいます。むしろ、ここでは、DVDプレーヤのテレビ対象用が、どれほど話
にならないか、を理解したいですね。

上記の項目をHTPCとDVDプレーヤで比較します。DVDプレーヤは、H9とパイオ
ニアの上位2機種です。これは、わたしなりに、良いほうだと判断しています。
つまり、値段は似たようなものでも、ここで槍玉に上がっている機種よりは、
前項で述べた問題に対し考えられた製品だと感じたわけです。

動きのボケのHTPCとDVDプレーヤの比較
 HTPC用ソフトの進歩が十分でなかった時代のソフト(2年近く前)ですと
動きの不自然さがたまらず、DVDプレーヤは、不自然さが少ないな、と思い
ました。今は、かなり改善されています。
 H9をはじめ、パイオニアの製品は、かなり上手くごまかしていて、結構
不自然さを感じません。エアーなどは高価ですが、すごくいいですね。Sony
などは、かなり違和感を感じます。しかし、エアーをのぞくと、LDのすべらか
な動きには勝てません。CAVだったかCLVだったか忘れましたが、高画質のほう
は、本当にすごい絵がでます。DVD観たくなります。
 HTPCは、分解能が高くなると、ギコチナイ部分が見えてきます。これは、ソ
フトでなんとかなる部分ではないので、MPEG2の問題です。ですから、この
ギコチナサがきになると、DVDプレーヤの価値が出てきます。

ボケ画像の再生
 HTPCで高分解能でみると、よほど酷いソフト(まだあります)でないかぎり、
ちゃんとボケます。勿論、圧縮率が高いときは、駄目ですが。このボケ感が
出る、というのは、エッジの幅が広いと駄目ですから、HTPCの圧勝ですが、
パイオニアは、そここそ良いです。いたずらに鮮鋭感を追った製品は、駄目
ですね。どうやってやっているか知りませんが、パイオニアは、くっきりした
隈取エッジにはなりません。テレビですと、それが鮮鋭感の低下に繋がります
が、それが正しいのです。

バッチイソースからのMPEG2画像の再生
 これは、アラを出す分、HTPCの方がきたないです。

結果
 HTPCは、MPEG2の持つ問題を出します。ですから、それでも良ければ、
隈取エッジと擬似輪郭だらけの妙な鮮鋭感DVDプレーヤと比べればHTPCの
圧勝です。これは当然でしょう。しかし、良いソースでも、MPEG2固有の
問題で、モスキートノイズ丸出しになるHTPCが、嫌、という人も、動きの
不自然さが嫌と人にも向くかというとそうではないと思います。
 専門的に言えば、量子化ノイズの問題から、せいぜい2倍サンプリングで、
且つ色が8ビット程度のままで、DVDプレーヤが進むのなら、絶滅しても
同情できないですね。CDだった、44.1KHzの生のデコード音を聞いたら卒倒
するほど悪い(声になりません)ので、8倍が普通でしょう。そういうかさ上げ
技術を、きちんとDVDに持ち込まなければ、30万以下の単体DVDプレーヤ単体の
魅力は、画像にはありません。もっともエアーのはすごいです。あれには呆れ
ます。
 いずれ、4倍オーバーサンプリング(概念的にですよ)+10ビットかさ上げを
したDVDプレーヤが出てくると思いますが、そうなったら単体でも買いますね。
そうでなければ、DVDオーディオ用の機器にすぎません、と極論したいです。
まり、30万程度以下、なら、テレビで見る分には、良いが、プロジェクタで
見た場合、画像のアラ出しがすくないことしか、とりえがないかもしれません。

 もっとお金があれば、私は、エアーにファロージャをかませてG20で観たい
です。
返信 7 片岡  投稿日 2/20(火) 16:10:04  削除
HIDE様

 専門的なご解説を有難うございます。HIDEさんの投稿の直後に
投稿したので、読まずに投稿してしまいました。

 少々教えていただきたいのですが、

> 現在では日本でのDVDはマスターが米国よりも不利な面もあり片面
> 2層の容量アップしたことでこれを回避しているものが増えています
> が、かなりひどいディスクが多いのが現状です。

 なぜ、これほど差が出ているのですか?アメリカの画像のデジタル
マスターを使用できない理由があるのでしょうか?何枚か、DVDを日
本製とアメリカ製で比較していますが、アメリカ製の方が、画像だけ
でなく音声も良いものでした。

> 9000ESにはこうしたひどいディスクの画質を向上させる為の
> 現在考えられうる対策が殆ど入っています。

 ノイズ対策による悪影響には、どんなものがありますか?
エアーのDVDプレーヤでは、ブロックノイズが稀に出ます。高価ですから
やっていることは全て同様にやっていると思いますが、あの差は、ノイズ
対策をあまり強くしていないところから来るのでしょうか?

 モニターの調整の面で、書き落としましたことを付け加えておきます。
テレビの初期設定は、コントラストと明るさがほぼ最大で、黒と白がつぶ
れています。拙宅のアナログテレビは29インチですが、テスト信号で
出来る限り良い状態に持ち込んでいます。残念ながら色温度まではいじって
いません。
 BVMは、高いですが、LDなどを入れると、とてつもなく綺麗ですね。それに
匹敵するPC用モニタはありますが、15.75(だったけな)を食えないので、残念
です。安価なダブラでF980などに入れたことがありますが、かえってボケて
しまいました。

 たしかに、HTPCで観ていられないほど酷いDVDディスクは存在しますし
とても多いのが実態です。この実態を広く知って欲しいと思います。

返信 8 POLARIS  投稿日 2/20(火) 16:40:28  削除
片岡さん、HIDEさん、大変勉強させていただいております。

私が上で、クロマ信号云々で言っている問題は、ここのページの
下から1/3くらいのところにある「Chroma upsampling error
(Streaky saturated colors)」という見出しの元に書かれてある
ことを引いていて、私がS9000ESで見ていてもっとも不満に思って
いたことがまさに記述されています:
http://www.hometheaterhifi.com/volume_7_4/dvd-benchmark-part-5-progressive-10-2000.html
(さらに下の方には画面写真があります)
輝度信号を取り除くと浮き彫りになるとありますが、このページの
説明は的を射たものでしょうか?

店頭ではテレビでもこの現象は確認できたので、テレビ用にチューニング
されていることに起因する問題のようには思えないのです。しかも、
画質を考える上でかなり大きな問題のように思えるのですが。
返信 9 HIDE  投稿日 2/20(火) 20:34:03  削除
片岡さま

私もいまでは、仕事としてやっているわけではないので
最近の運用は詳しくありません。

ただ、LDが主流のころの日本の状況を説明すると
ある程度予測できると思い書いてみました。

当時、日本版が最悪なのは、日本の映画上映が極東地域
である為、第7世代ぐらいのコピーを用い、ここに字幕等を
編集で入れることで更に劣化する為、ひどい状態でした。

一般的にオリジナルマスターのフィルムは門外不出で、海を
渡ることは絶対に有りません。
従って、どのくらい劣化の少ない世代のフイルムからDVDの
マスターを作れるかが鍵になります。
当然、本国ほど良い世代の素材を入手できますから国内版
との格差が出来ます。

P社さんはターミネータ2のTHX版のころから
米国の程度の良いビデオマスターを入手できるよう努力をして
この頃からLDでも高画質の国内版が少しは
出るようになりました。

恐らく今までで最高の素材を作ったのはMUSE LDの時に
S社が映画会社のオリジナルからベースバンドのハイビジョンテ
レシネをした方法でしょう。この装置は現在でも運用されており
ハイビジョン・テレシネによる高画質マスターとしてDVD
で利用されていることがあります。(フィルムの世代は?です。)

現在でも、国内のDVDを作る際の良い素材を入手する
条件が輸入版との差を作っていると思います。

またMPEGはS/Nの良い素材では破綻しにくいのですが
ノイズが増えると急激にモスキートノイズ等が増えますので
DVDになってからの格差は更に増幅されます。

それから、同じ素材の場合でもスタンピングまでの編集工程で
結果が変えられることがあります。CD等でも良くあることで
す。
返信 10 HIDE  投稿日 2/20(火) 21:28:09  削除
>ノイズ対策による悪影響には、どんなものがありますか?
>エアーのDVDプレーヤでは、ブロックノイズが稀に出ます。高価ですから
>やっていることは全て同様にやっていると思いますが、あの差は、ノイズ
>対策をあまり強くしていないところから来るのでしょうか?

ノイズキャンセラーは基本的には、微少信号の除去装置として働きます。
ノイズと微少信号を同様に削除しますとひどいことになるので
工夫が必要になるわけです。
アダマルと3次元の巡回型のノイズキャンセラーは、この選別をするため
の最上位の回路です。ただしノイズと微少信号を完全に分離できる方法は
無いので一部のディテールが失われることになります。

本来の画のS/Nが十分に良ければかけないほうが良いです。
ただ、現状ではDVDで我慢できないほどひどいソースを見る場合
もありますからHTPCにも将来は理想的なノイズキャンセラーが追
加されると良いと思います。

HTPCの場合まだ、この機能はついていませんからベールを取った
様に精細な画が得られることにもつながります。

私の経験では、家庭用TVではノイズキャンセラーが必要なソースでも
BVMや業務用のハイビジョンモニターで見る場合は、あまりかけなく
ても良い場合がありました。

また画面サイズが変わるとノイズの周波数は同じでも、人間の
視覚特性からくる感度が変わりますので、TVでは気になっても
プロジェクターでは気にならなくなることがあります。




 
返信 11 KIDOちゃん  投稿日 2/21(水) 06:07:56  削除
片岡さん、HIDEさん、POLARISさんいろいろなご意見ありがとうございました。
ちょっと専門的な部分のところは、私の頭脳ではなかなか理解できないところもありましたが、何度も読み直して理解したいと思います。
みなさんの意見をふまえ、これからDVDを鑑賞する場合は質の良いDVD→HTPC、映画のの内容は良いがちょっと質の悪いDVD→9000ESというような方法で鑑賞したい思います。(ちょっと結論が早いかな?)
私も初心者でいろいろと分からないことが多いので、またいろいろ教えてください、どうもありがとうございました。
返信 12 片岡  投稿日 2/21(水) 09:57:23  削除
HIDE様ご返答有難うございます。

 映画やLDでは、マスターからのまたコピーのその先のコピーですから
劣化して当然で、しかたがないと思っていました。現在でも、コダックから
フジにこぴーしたな、と判るものも結構ありますね。同じメーカの同じフィ
ルムでも、2世代コピーすれば、はっきり判ります。

 世界でも1、2を争う高性能のスキャナを研究で所有し、使用しておりま
すが、CCDからの生画像も取れるのですが、ちょっとでも粒子が粗くなると、
劇的に画質が劣化してしまいます。何も画質調整をしない状態でcheckすると、
恐ろしいほど変わるのが判ります。おそらくそういうことをしていないので、
マスターの画質の重要性が軽視されているのかもしれません。

> 恐らく今までで最高の素材を作ったのはMUSE LDの時に
> S社が映画会社のオリジナルからベースバンドのハイビジョンテ
> レシネをした方法でしょう。この装置は現在でも運用されており
> ハイビジョン・テレシネによる高画質マスターとしてDVD
> で利用されていることがあります。(フィルムの世代は?です。)

 存じております。この方法で、劣化したフィルムからDVDを作成した例を
観ましたが、やはり元が悪いと、悪いとはっきり判りました。

> それから、同じ素材の場合でもスタンピングまでの編集工程で
> 結果が変えられることがあります。CD等でも良くあることで
> す。

 これが非常に気になります。実際に何をしているのか、何ができるのか
知りませんが、シャープニングをかけたり、スムージングをしたり、
圧縮率を変えたりしているのでしょうか。あまりいじられると、元の
フィルムのニュアンスが変わってしまいます。

> 本来の画のS/Nが十分に良ければかけないほうが良いです。
> ただ、現状ではDVDで我慢できないほどひどいソースを見る場合
> もありますからHTPCにも将来は理想的なノイズキャンセラーが追
> 加されると良いと思います。

 HTPC画像を見ていますと、現在では、BOBとWAVEなど、条件によって自動
判別して画像を作り、それなりに、単にハードで単純に行う場合より良くなっ
ているように思います。
 ノイズに関しては、3次元ノイズキャンセリングはしていないように
見えます。昔のソフトよりかなりノイズが減って来ているので、やって
いるのかもしれませんが、CPUの計算能力から言って、1画面分内だけ
だと思います。それでも、画素が細かいので、フォルムの荒れなど、そ
のまま出てしまう傾向があります。ブロックノイズは、まず見られませ
んが、モスキートノイズ(のようなノイズ)は、シーンによって、極めて
不快なほど出ます。
 HTPCでは、ソースのアラ出しの傾向が強いと思います。

 業務用モニタに汚い信号を入れてみましたところ、かなり良く出ました。
業務用モニタも相当に信号を作り直しているように見えます。

 それにしても、DVDプレーヤでのプログレッシブ処理はあまり上手くない
ですねぇ。PCのソフトの方がなんぼか良いと思います。

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