画質の評価
新規投稿者 片岡  投稿日 2/17(土) 04:59:10  返信も含め全削除
POLARIS様、皆様

 画質の評価に関して、どのように基準を作り、また考えていらっしゃいますか?

 私の場合は、完全に二つの方向に分けています。
1)多分高再現性だと思いますが、DVDディスクに眠っている情報を、嘘情報も含め
全部見る。
2)自分の感覚で「良し」を追う。

 ここで、横のドット数が、800、1024、1280、1600、1920では、かなり違うと思
いますが、いかがでしょうか。また、デジタル加工経由のテレビモニタで見ると、
そこにまたテレビ内のプアーなデジタル加工が入ってしまうと思うので、また別の
評価になると思います。

 自宅には、プロジェクタが無いので、液晶とは比較しにくいのですが、とりあえず
F930の印象を書いておきます。なお、3Dprophet2GTS 32MB、WinDVD V2.3、
モンスターケーブルで、かなり正確は、相当いじってかなりあると同時に、見た目も
追っています。リフレッシュレイトは、60Hzです。ケーブルは、モンスタで、D-SUB
を5BNCでCRTに接続するものです。

 恋に落ちたシェークスピア(USオリジナル版)です。タイトルの赤いShakespeare in
Loveが表示される直前のシェークスピアが書いているシーンの指の大写しで、指の毛が
みえますか?(ほくろとか毛とかばかりだなぁ)
 800でも見えます。ただ、部分的に見えないか不自然で、走査線が気になります。
 1024では、妙に細かいところが見えてきます。つまり、ボケとピントがしっかり
わかるようになってきます。どういうわけか、60Hzより、85の方が、自然です。や
はり走査線が気になり、タイトル文字がギコチナイです。
 1280では、さらに、細かいところが見え、毛も、ボケて見えない部分がなくなり
自然になります。タイトル文字の赤の輪郭がよりスムーズになりますが、赤の文字に
あるムラまではよく見えません。やはり85Hzの方がより綺麗で自然です。
 1600では、一見ボケたように見えますが、よく見ると、さらに細かいところまで
見え、情報過多になりそう思うようです。ちょっとフィルムライクになってきます。
さらに、タイトルの赤い文字にムラがあるのがわかります。どういうわけか、1280
より綺麗に見えます。ほんとうかなぁ、というほど細かい点まで見えます。スモー
キーな部分はスモキーに見え、ボケと埃の差が明白に出ます。日本版の恋に落ちた
シェークスピアは、ボケている部分にもシャープさがあり、じつは、エンコーディ
ングの過程でシャープニング(映画の撮影技術を知らない人がエンコーディングした
んですかねぇ)かけたな、というのが判ります。
 1980では、さらにフィルムライクになりますが、決してボケてはきません。さらに
細かいところまで見えるかというと、動画では1600とはあまり差が無いようにみえま
すが、細い線など、きっちり出ているのでボケてはいません。これで、細かなモスキー
トノイズまで見えなければ最高ですが、800からずっと見えます。元の粒子が粗けれ
ばそれまで見えます。日本版の恋に落ちたシェークスピアとの差が明確に出ます。
 ケーブルをカナレに変えると、反射によるゴーストが出て(ごくごくわずかですが)
それが、細い線の自然さを損ないます。フィルムの荒れも見えます。

 私の装置では、800X600では、粒子感が強く綺麗には見えません。DLA-G20では、
1280X1024で眺めると、F930の1280X1024に近い画像がでます。これは、1024X
768の液晶プロジェクタ(PC用の高価なもの)よりはるかに綺麗です。
 H9では、G20で観るとボケるというより、線の間にあるざらざらした石の面がスムー
スになるような感じで、線そのものや画面全体がボケるわけではありません。そうい
う点ではフィルムライクです。また、H9や高いDVDプレーヤーでは、PC再生で汚くなる
(モスキートや、フィルムがバタツイテ見える現象)がほとんどおきませんので、その点
では安心してみていられます。H9で観るなら、レーザーディスの方で観ちゃいます。
こっちの方がボケますが、自然です。

 対象をHELPのDVD版にすると、H9が一番綺麗かもしれません。1600では、ちょっと
見る気が起きません。

 もし、HTPCで細かいところまで、見て、画質を追うのでしたら、3巻管式か、1280
以上の精度の高い液晶でないと、面白みが出ないと思います。
 なお、17インチディスプレイでは、画像の評価にも至りません。

 もし画像の横幅を液晶プロジェクタで、モアレや縞がでましたら、ノイズの可能性が
高い、という指摘を、メーカの方からありました。
返信 1 黄色いイルカ  投稿日 2/18(日) 22:54:12  削除
片岡さん はじめまして。
いつも、詳しい投稿を拝見させてもらっています。
勉強になりますが、難しいですね。

ところで、文中に出てくるF930とはなんのことでしょうか?
文面からするとCRTのようですが、どういった仕様のものなんでしょうか?

>画質の評価に関して、どのように基準を作り、また考えていらっしゃいますか?
私は、プロジェクタマニア(?)ですが、ハード寄りなので、
画質は、明るさ、コントラスト、3原色の色合いなんかに目が行ってしまいます。
もちろん、画素変換に伴うノイズや階調なども気になりますが、
そんなにシビアには見ていませんね。わからないといった方が正しいかも知れません。
返信 2 POLARIS  投稿日 2/18(日) 23:36:16  削除
F930についてはこちらから:
http://www.eizo.co.jp/products/crt/index.html
F931という新製品が出たようですね。
ナナオのモニタです。
返信 3 黄色いイルカ  投稿日 2/19(月) 19:43:16  削除
POLARISさん、ありがとうございました。
F930もF931と同じだとすると、UXGAを想定して作られたモニタのようですね。
返信 4 片岡  投稿日 2/21(水) 22:07:04  削除
  HTPCにも色々な方法があるのと、画質の評価が非常に表示装置に影響されるので
F980やF930は、シャドウ・マスク・ピッチが細かいだけでなく、画像信号を正確に
表示するのに適したCRTモニタです。
 CRTとはカソード・レイ・チューブ(陰極線管)のことで、普通の家庭用テレビも
CRTの一種です。
 CRTには、縦に線が入り、横に赤・青・緑が並ぶアパチャー・グリル方式と、

○○
のように、等間隔に赤・青・緑が並ぶ方式があります。当然、等間隔に並ぶ方式
の方が、アパチャー・グリル方式より縦横での解像度変化などが少なく、画像を
観るときに適しています。アパチャー・グリル方式では、縦に細い針金が並ぶの
と同じですので、横に2本針金を通して振動を防止しているため、その横線には
電子があたらず、2本黒い線が見えます。アパチャー・グリル型では、画面の左右
両端の方が、線の間隔が荒く、分解能が一定でないものが多いという問題もありま
す。

 F930やF980は、やや高価なCRTですが、画像のチェックが可能になります。黒も
明るくなりません。実際に横2000ドットを超える表示が可能で、その解像度で実用
可能です。F980は、本当にすごいCRTで、ケーブルやボードの差を明確に出します。
単に白い点を表示するだけですと、点の形は、どちらでもそれほど変わりません。
 家庭用のテレビでは、シャドウ・マスク/アパチャーグリルの間隔が荒く、仮に
NTSC信号で微細な情報を含んでいたとしても、鮮明には見えません。

 高性能CRTモニタを使用すれば、どの程度の画像を液プロなどに送っているか
判別できるわけです。どんな絵が見えるかは、LD(昔のデジタルノイズリダクション
をしないもので再生)とDVD+F930またはDVD+F980で比較しています。
 LDの画像は、15.75KHzなので、そのままでは、PC用ディスプレイには出力できま
せん。PC用が15.75KHzを再生しないのは、15.75KHzでコイルが振動するのを嫌う
ためです。多くのテレビからは、15.75KHzの音が出ています。
 プログレッシブ信号は、15.75の倍の31.5KHzですら、CP用のCRTで表示できる
はずです。

 分解能だけが重要なのではなく、色相、コントラスト、黒の明るさ(黒は完全に信号
な無い状態ではありません)、画面の光度分布、歪など、評価項目が多くあります。

 実際、黄色いイルカさんが述べておられるように、色や明るさ、コントラストが
気になる方が、一般的です。そうすると、780Pや1100Iなどいるのか、という問題
にもなります。元信号の分解能が上がると、信号の立ち上がりも良くなるはずで
エッジなどは、強調しないでも綺麗に見えてくるはずです。
 色は、家庭用テレビの9000度ぐらいの青い画像を見ても、見慣れれば気にならなく
なる怖さがあります。カラーチャートという正しい色見本があり、これと同じ色に
合わせていくのは、PC用CRTで、カットとゲインをRGB個別に調整するのですが、
基準信号を発生する装置もしくはメディアがないとなかなか困難です。
 PCでは、レタッチソフトを使用して、赤だけ255とか青だけ255、緑だけ255と
言う図形を作ってテストできますので、楽です。
 私は、蛍光灯下での作業が多いので、7000度KからRGBを追い込んでいます。
カラーチャートに当てる光は、原則、標準光源です。代わりに、標準光源シャーカ
スティンを使用しています。

 私は、MPEG2固有のノイジーな画像や不自然な動き補正が嫌いですので、DVDと
LDとどちらで観るか、というと楽しむ場合にはLDが中心です。現在では入手可能な
ら、LD、DVDの両方を購入しています。もちろん、手に入れば、US製のディスクを
買います。
返信 5 ぱおう  投稿日 2/21(水) 23:03:39  削除
 おたずねします。

現在発売中のナナオの21型CRTのF931やT962はスペックを見ますと

平面アパチャーグリルCRTとなっております。ということは、旧型のF930とは別物と

考えたほうがよろしいのでしょうか?

とするとシャドウマスク型は高いF980か在庫売れ残りのF930を探すしかないのでしょうか。
返信 6 片岡  投稿日 2/22(木) 21:57:02  削除
F931は、まだ観たことがありませんが、NANAOのHP上でみると、
アパチャー・グリルではないようです。F930は、ドット・ピッ
チが0.24mmではなかったかと思います。マニュアルが手元に
ないので、調べてみます。
 1800X1600ドット以上でご覧になるのでしたら、F930の方が
良い気がしますが、実物を比較していないのでわかりません。
F930(F931にもあるらしい)には、グラフィック・モードという
モードで観ると、黒がしまります。それでテキストを見ると白が
明るくなりすぎます。テキストモードでは、黒を持ち上げている
ようです。
 実際に実物を比較して、もしF930がよければ、もう1台欲しい
と思っています。F930の方がF931より高価ですよ。

 単に映画を見るだけでなく、精密に画像を表示したいときは、
F980が圧勝します。しかし、トーレニング・タイムが1月以上
かかり、周囲の消磁も極めて精密にしないと、画面が磁場の影
響を受け、まだらになったりします。もちろん、地磁気の影響も
受けますので、調整は可能ですが、周囲を良くしないとムラが
気になるでしょう。従って、F980は、大変すぐれていますが、
それなりに知っていないと、能力をフルに活用できません。出来
た時のすごさは、ちょっと筆ではあらわせないほどです。これ
だけの勉強意欲があって、お金があれば、F980は、長寿命構造
ですので、価値があります。でも、画面は21インチだということ
を忘れないで下さい。

 F930にしても、F980にしても、下手に消磁器を使用するとか
えって色ムラが出ますので、着磁しないかぎり、しないほうが
無難です。

 それから、フルパワーで固定的な画面を観つづけると、当然
劣化しますから、明るさやコントラストを上げすぎない方が
よいです。

 完全には追い込んでいませんが、Sonyの24インチ横長やF962
は、図面やテキストにはよいのですが、画像比較をしようとする
と黒がしずまず、ちょっと困ります。
返信 7 かめ  投稿日 2/22(木) 22:09:53  削除
NANAOは、製品型番がFxxxの場合シャドウ・マスク管を、Txxxの場合アパチャー・
グリル(トリニトロン)管を使用しています。

よって、F930はシャドウ・マスク管、T962はアパチャー・グリル(トリニトロ
ン)管ということになります。
返信 8 片岡  投稿日 2/26(月) 00:54:02  削除
F930のドットピッチも0.25mmでした。CRTは、実物を見てみないと
実際の評価はできないので、実物を見たほうが良いです。

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