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| ATC(エーティーシー、Automatic Train Control、自動列車制御装置) |
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鉄道な言葉。閉塞区間(へいそく)と信号により制御される鉄道路線交通管制を自動化したもの。 古くは、閉塞装置や連動閉塞装置(信号など)や通表閉塞装置(単線のローカル線などで運用される鍵のついたワッカみたいなやつ)により人為的に管制されていたが、これを自動化し先行列車や閉塞区間の状況により列車の速度などを電子装置により自動化したもの。運行信号など(閉塞装置)によって挟まれる路線の一部区間を閉塞区間と呼び、その入り口に置かれた信号が示す指示によって列車が運行されるが、この制御を自動化したものである。 運転手の確認する信号は、各閉塞区間の始まりにあり。上のような路線の一部では、 @駅の出発進行信号(場内信号)を確認し「出発進行」 例えば第一閉塞区間内で異常が発生していれば、第一閉塞の起点は赤、出発信号も注意減速などになっている。この場合、指定徐行速度で第一閉塞の起点(信号機)まで前進し、そこで停止しなければなら無い。 @駅の出発進行信号を確認し「出発注意」 第二閉塞区間でダイヤの乱れや事故が発生している場合は、出発信号が青、第一閉塞区間の信号が黄色+赤(注意減速)、第二閉塞区間の信号は赤(停止)となっている。 @出発信号を確認し「出発進行」 上の動作が原則的な運転手の運転行為だが、ここで運転手が「寝ている?」などの異常をきたし列車が正常に運転されない場合、つまり信号通りに速度が調節されない場合は、信号通過後非常ブレーキがかかり列車は自動的に停車する。 物理的には衝突さえしなければ前後ぎりぎりに列車が走っていても問題は無いが、区間制限速度を全速で走行する列車は非常ブレーキを使用しても百m以上掛けなければ停止できない。突発的な異常を考えた場合人間の反応速度は、視覚で認知し操作系を動作するまで約一秒間かかると言われている(この間の走行距離約22m)。その上列車に使用されている空気ブレーキは全制動に達するまで数秒以内の時間が掛かる。その間の空走距離は百m近くになり、最低列車が安全に停止する為に必要な距離は二百m以上になってしまう。このような長躯にわたる距離を安全な視界と路線環境(カーブが無いとか)で確保する事は現実的に不可能である。故に信号によって閉じられた閉塞区間を設け制御する訳である。 複線路線で各種の列車が運行される場合(特急や快速などがある場合)は、信号も列車区分ごとに設けられる場合もある(補助信号や出発信号、場内信号など)。この場合は、自らの列車区分による信号を守らなければなら無い。 閉塞区間の距離や指定速度はおのずと安全な減速や停止が可能な距離・速度になっている。 この規定は、世界的にその国、鉄道会社や路線によって変わるが、大凡世界共通である。速度や信号の意味も千差万別である。 また、装置の構成や路線の構成(単線など)によって規定が違い、運転手はその路線ごとの規定に則って運転を行う。多くの場合無線と連動されていて、停止信号に差し掛かって一定の時間がたっても信号変更が無い場合は次の制御管区(通常は駅)に無線で連絡を取り規定に定められた行動をする。例えば、信号故障との連絡があった場合は徐行速度で運行しなさいなどの決まりがあるわけだ。路線によっては一定時間が経過しても変更の無い場合無線連絡の後次の補助信号などまで後徐行運転するという区間も存在する。ただし、この場合は連絡が無い場合何があっても最徐行(15q/h以下)という規定である。 繰り返しくどくなるが、用語や名称は国や鉄道会社、路線によって違うので注意が必要である。特にアメリカなどでは全く日本と違うので注意が必要。具体的にはアムトラックスなどの代表的なアメリカの鉄道では、居眠り防止ブザーと言って閉塞区間入り口を通過するたびにブザーがなりリセットボタンを押さなければならかったりする(連邦法で規定されているらしい)。 |