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転んだ夫の闘病日記 |
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あれは1月13日金曜日のことでした。 夜の10時すぎごろだったでしょうか、テラスから "ゴーン" という変な音が聞こえてきました。すぐに行ってみると床にうずくまる夫・・・ 本当にビックリしました。 左膝を強打した、とのこと。とにかく病院嫌いで、それ故か痛みにはかなり我慢強い夫。すぐ救急病院に行こうという私をなだめて、大丈夫だから自分のベッドでもう寝ると言い張るんです。痛み止めクリームを塗れば絶対大丈夫だからと・・・ しかし次の日になっても痛みはいっこうに引かず、それどころか通常より倍ぐらいに膨らんだヒザは、素人の私ですらどこからどう見てもクリームを塗っただけでは治りそうもない感じ。それでも次の日丸1日、まだ病院に行く決心がつかずベットでうずくまっておりました。 やっと病院に行く決心がついたのは翌々日の日曜日の朝。寝てるだけで治るはずはありませんでした。ヒザの骨にヒビが入っていたんです。ギブスで左足の太ももから足首まで固められ、曲げることもできず、ギブスが取れるまで約1ケ月。完治には早くても3ヶ月かかるだろうと診断されました。 それからの1ケ月は大変でした。ベッドから動けず、マットレスが自分の体型に凹んでしまうほど。松葉杖で移動するにも足一本が全く曲げられない状態で歩くのはかなり大変です。自宅には呼び出しブザーなんて無いので、代わりに小さな鐘を枕元に置くことに。すると必要な時に "誰かきてくれチリンチリンチリーン" と毎日のように鳴らしておりました。 約1ヶ月経って「全く動けない生活はもうこれ以上我慢できない」という限界に達したころ、ようやくギブスが取れました。あとはリハビリを頑張って早く普通の生活に戻るだけです。 |
それからの夫はかなり頑張ってまじめにリハビリに通いましたよ。車の運転も すぐに出来るようになり、1ヶ月間のほとんど太陽に当たらない洞窟生活から戻ってきた反動なのか、ひとりで日光浴をしにビーチなどに繰り出したり、その甲斐もあって急速に回復していきました。 はたから見ればギブスがとれて1ケ月もすれば、全く問題なく仕事に復帰できたと思うんですが、なんと夫は4月の半ばまで約3ヶ月間仕事を休んだのです。 日本ではそんなに休んだ後で仕事場に戻ったら自分の机も仕事もなくなっていそうですが、こちらは病欠者には優しい制度があって、休み中も給料の90%がもらえ、さらに病欠中にバケーション期間が入った場合は「バケーションを楽しめなかった手当」として、もう一回バケーションがもらえるらしいのです。すごい!うらやましい。だからみんな働かないのか? 夫の会社には同じような怪我で半年も休んでいる人がわんさかいるらしく、みんなに「3ヶ月で復帰はえらい」と褒められたと言って帰ってきました。スペインにはそんな好待遇を利用した病欠者がごまんといるそうです。現在どん底のスペイン経済、その原因の端っこを見たような気持ちになったのは私だけでしょうか?・・・ あっそうそう、転んだ原因を書くのを忘れてました。 外で飼っているうさぎちゃん達におやすみを言いに行って、その帰りのことでした。うさぎのお散歩用に組み立ててあった高さ40cmぐらいのケージにけつまずいたんです。うさぎの家のお掃除もしようと思っていたらしく片手にほうき、もう一方の手にちりとりを持っていて、とっさに手が出ずヒザを強打したということです。転倒の原因がちょっと情けない・・・ まあ何はともあれ今は元気に仕事に復活しています。動きたいのに動けないというのは本当に辛いことだなというのを当人だけでなく私も実感いたしました。 健康あっての毎日ですからね。皆さんも気をつけてくださいね!! |
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