サンタンデール
サンタンデール観光案内
オスタル探し
サンセバスチャンからサンタンデールにはバスでやってきた。サンタンデールは最初から宿泊地として考えていて、観光する 予定もなく、近くのサンティジャーナという村へ行こうと決めていた。
サンタンデールの宿はインフォメーションでもらったリストから選んだ。各都市のインフォメーションでその町のホテルリスト をもらっているが、サンタンデールのホテルリストは特に優れていると感じた。たいていのものは地図とホテルリストが分離し ていて、ホテルの位置が地図に示されていたとしても、価格表は別になっている。しかし、サンタンデールのホテルリストは 価格表にホテルの位置を示す地図が付いていてとても便利。普通なら、ホテルリストと地図を見比べて、場所や料金を確認しない といけないがその煩わしさがないのにちょっと感激した。そのホテルリストからバスターミナル付近のオスタルを選んだ。時刻が早かったため、部屋の清掃が終わってないが、荷物を置いて 出かけて良いと言う。荷物はデイパック一つだったので、必然的にそれは持ち歩くことになる。デイパックの中身を一部、棚にしまい リュックを背負って出かけようとしたら、フロントのお姉さんに「リュックは置いてってよ」と言われた。荷物を全部持っていって そのまま帰って来ないのではないか・・・と思っているのだろう。「中身は部屋に置いて来たから・・・」と言っても納得しない。最後に 「あなた、わたしのパスポート持ってんでしょ。」と言ったら、「あら、そうだったわね。じゃあ、行ってもいいわよ。」となった。 別にパスポートを物質にしていなくても、ちゃんと戻ってくるわよ・・・って言おうかと思ったけど、スペイン語でなんていうのか 考えるのが面倒でやめた。
中華料理店「マンダリン」
夜、なんとなく中華料理が食べたくなった。わたしはスペインで無性に中華料理を食べたくなることがあるので、時々中華料理店を 利用する。このサンタンデールに中華料理店があるかどうか知らなかったけれど、この規模の町なら2、3件はあってもおかしくない 。で、あてもなく中華料理店を探しに出かけることにした。繁華街に向かって歩いて行くと、途中で中華料理店「マンダリン」 の看板を見つけた。どこかにあることだけは分かったがどこにあるのか分からない。路地を入り、適当に歩くと、いとも簡単にその お店を見つけることができた。地図があってもよく迷子になるのに食べ物のことになると動物的なカンが働くのかもしれない???。
中華料理店はスペインでも中国人が経営している。このマンダリンもそうである。中に入ると、思っていたより混んでいる。一階は満席 だったので二階に上がるとすでに一組の家族がいた。隅っこの席に座って、メニューを見るとスペイン語と英語で書かれていた。 普通は中国語もあって、日本人にも多少わかりやすいのに。このサンタンデールという土地柄、中国語のメニューは不要なのかな、と 思ってみたりする。
わたしが注文するものは大抵いつも決まっていて、サラダと酢豚とご飯(白米または炒飯)とビール。スペインの中華風サラダは レタスに春雨とハムが入っていることが多い。酢豚の中身は日本と同じようなものであるが、お店によってかなり味付けが違う。 酢豚が好き、というのもあるが、同じ料理をいろいろな店で食べてみて比べるのもけっこう楽しい。
スペインでは中華料理であってもフォークとナイフで食べる。何も考えずに出されたフォークとナイフで食べはじめた。そして、 わたしより少し遅れて入ってきた隣りのスペイン人(だと思う)二人組みを見てみると、その二人はなんと慣れた手つきで箸を持って 食べているではないか! 店員に頼んで箸を持って来てもらったらしい。なんか、ちょっとショック。彼らが箸で日本人のわたしが フォークとナイフで中華を食べる。なんだか不思議な光景であった。