| プエルタ・デル・ソル |
| 最寄駅:地下鉄(1, 2, 3) Sol |
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Puerta
del Sol プエルタ・デル・ソル
門がなくても太陽の門だもん |
通称「ソル」と呼ばれるプエルタ・デル・ソルは道路が放射線状に集まる場所で、マドリードの中心でもあり、スペインの中心でもある。
プエルタ・デル・ソルを日本語に訳すと「太陽の門」。門というからには門がありそうなものなのに、ここには門はない。
その名前の由来は、カルロス1世がこの場所に、壕と城塞を作ったとき、その門に太陽の彫刻を施したのが名前の由来というのが一般的な説らしい。しかし、太陽の彫刻があったわけではなく、門の場所が太陽が出る東側にあったから、という説もある。真相は定かではないけれど、どちらにしてもかつては門があったようだ。
ソルの南側にある時計台のある建物は現在マドリード自治政府庁舎として使われているけれど、もともとは郵便局として18世紀に建てられた。シンボルとなっている時計台はそれから約1世紀後に付け加えられたという。
年越しに12の鐘にあわせて12粒のぶどうを食べるのがスペインの習慣。この時計台の鐘がその合図となるため、全国にテレビ中継される。テレビでその様子を見ていると、ソルは大勢の人であふれかえり、ものすごい熱気に包まれている。シャンパンで新年を祝う、そこまではいいけれど、シャンパンだけでなく、瓶までもが飛んでくるという話だし、無法地帯と化して危ないらしい。
ソルはマドリードの中心であるだけでなく、スペインの中心でもある。この自治政府庁舎の前の歩道には"Km.
0"(キロメトロ・セロ)、そうゼロメートル地点のプレートがある。スペインの道路の基準となる場所で、国道に示されている「マドリードから○○キロ」というのはここを基準としている。
知らなければ気付かずに通り過ぎてしまうような地味な存在。わたしもしばらく気付いていなかったし。でも、気をつけて見てみると、観光客が写真を撮ったり、上に乗ったりして、人が周りに集まっていることが多いから、案外見つけやすいかも。
そして、ここは待ち合わせのメッカ。2000年のスペイン映画で、その名前もズバリ「Km.
0」という作品があった。この映画は相手の顔を知らない複数のカップルが同じ日の同じ時間にこのゼロ地点で待ち合わせをするけれど、顔を知らないがために、相手を間違えてしまうコメディ。そんな映画ができてしまうほど、このゼロ地点は有名な待ち合わせ場所。
ソルにはもう一ヶ所、待ち合わせによく利用される場所がある。それが広場の北側にある熊とヤマモモの像。熊が立ち上がって、木に鼻を近づけている様子は愛嬌がある。市の紋章になっていて、文字通り、マドリードのシンボル。あちらこちらに支店がある大手銀行カハ・マドリードのイメージマークも熊。昔はマドリード近郊にも熊がいたらしいけれど、現在の様子からは熊が出没していたなんて、とても想像がつかない。
この熊の像の近くには、サッカークラブチームの名門、レアル・マドリードのオフィシャルショップがある。サンティアゴ・ベルナベウのスタジアムに行かなくても、ここでグッズを購入することができる。ショッピングや散策のついでに立ち寄ってみるのもいいかも。 |
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