スペイン旅行の基礎知識
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 治安のこと
 スペインは決して治安はよくありません。特にマドリッドや、バルセロナなどの大都市では防犯の心がけは大切です。旅行者が被害に遭うのはスリや、ひったくりや置き引きなどの犯罪が多く、命を失うような犯罪に巻き込まれることは、まず、ないようです。でも、頻発している首しめ強盗は被害にあったときのダメージが大きいのでくれぐれも気をつけてください。
 私がスペインで聞いたり、体験した話を参考に防犯に心がけて下さい。事例1、2、3は直接本人から、事例4は知人から聞いた話しで、事例5は私自身の体験です。

事例1) 女性・二人旅
夜、マドリッドのソル付近のオスタルに戻る時、後をつけられ、オスタルの建物に入った瞬間、玄関ホールにアラブ系の複数の男が押し入ってきて、バッグなどを強奪された。最近、こうしたアラブ系複数犯による強奪がホント多い。背後には充分気を付けてね。
事例2) 男性・一人旅
マドリッドのスペイン広場付近で歩行中、警察官と名乗る車に乗った男にパスポートを見せるように要求され、パスポートを渡したところ取り上げられ、車に乗るように指示され、パスポートを返してもらおうと車に乗ったところ、脅されて現金やT/Cなど、すべて奪われた。
事例3) 女性・在住者
マドリッドの市街地を一人で歩行中、後ろから来た男に背中に何かを突きつけられ、細い路地に連れて行かれ、バッグを奪われた。
事例4) 男性・一人旅
バルで飲み物に薬物らしい物を入れられ、眠らされて所持品をすべて奪われた。
事例5) 女性
マドリッドの地下鉄でスリの集団に囲まれた。列車に乗り込む時に取り囲み、連れに近づけないようにされ、その後、ポケットの中にさりげなく手を入れてきた。でも、ポケットには何も入ってなかったので被害はなし。 スリが本当に多いので、要注意!

ほかにも、コインなどを足元に落として、気を向けさせたり、アイスクリームなどを服につけ、動揺させて金品を奪う人たちもいるようです。
あぶない場所  
観光客が集まる場所は特に危険です。
ソル、グランビア、アトーチャ、プラド美術館周辺などでの被害が目立っています。観光客がよく泊まるようなホテル、オスタル周辺も泥棒たちが目をつけているので、周囲には気を配って、防犯を心がけてくださいね。
これだけは守ろう!  
夜間の一人での外出は控える。日中でも狙われることがあるので、気を緩めないで。
外出の時は必要最低限の物しか持って歩かない。大切なものは入っていないとしてもバッグなどを持っていると、その中に貴重品が入っていると思われるので、できれば手ぶらでの外出をオススメします。
現金は外観でどこに持っているのかわからないように工夫する。 (以前出会った日本人の男の子は靴の中にお金を入れてたなぁ。そこまでする必要があるかは???)首からかけたりする貴重品袋の存在を泥棒たちは知っています。貴重品袋を過信しないでください。
気をつけよう!  
バッグは肩にタスキ掛けにしていると引ったくりに遭いにくいと言いますが、車から引っ張られた場合、危険が増します。
空港で客引きしているタクシーにはついて行かないでください。ボラれることが多いようです。タクシーを利用する場合はタクシー乗り場で並んでいるタクシーを利用すること!街中の流しのタクシーはまず、信用できます。が、念のためメーターがきちんと動いているかチェックしてね。
ひとこと  
被害の話しを聞くとなんだかとても恐ろしい気がしますが、実際はそんなに怖がることはないと思います。警戒心をあまり強く持ちすぎるとせっかくの旅行も楽しくなくなってしまいます。最低限の防犯に対する心がけは必要ですが、もし、それでも被害に遭ったら、命だけは助かって良かった・・・と思えるような心の余裕を持てると良いと思います。とにかく命だけは大切にして楽しく旅行しましょう!
情報収集  
治安に関してはそれぞれいろいろな体験や印象があると思います。1人の話を信じるのではなく、たくさんの人の話を聞いてみる(読んでみる)とよいと思います。
また、スペインにはETA(バスク祖国と自由)によるテロもあります。外務省のホームページには治安やテロに関する情報が掲載されているので、ぜひ参考にしてください。

 外務省ホームページ(スペイン)
 スペインを歩こう! ナオミのスペイン夢紀行