ブルゴス

ブルゴス滞在 1996年8月20日

旅の始まり

大雨のブルゴス

パパモスカスのいるカテドラル

ブルゴスのレストラン

ブルゴス観光案内


旅の始まり


通っていたレオン大学の夏期コースをお休みして旅行をすることにした。行き先は出発前夜になってブルゴス に決めた。滞在していたレオンからブルゴスまでのバスは一日一便でしかも夜、現地に到着するので鉄道で ブルゴスに向かうことにする。鉄道で行くのにはどこかで乗り換えが必要だけれども、それがどこかも知らない まま、翌朝、とりあえずバリャドリッドへ向かう列車の出発時刻に合わせて家をでた。荷物はデイパック一つ、 という身軽な旅である。駅の窓口でブルゴスへ行きたいことを告げると、「ベンタ・デ・バニョスで乗り換える ように・・・」と言って、二枚の切符をくれた。「ベンタ・デ・バニョス?」聴きなれない地名だけれども、そこ で乗り換えるということは分かった。渡された切符は一枚はレオンからベンタまでの普通乗車券、もう一枚は なんだか立派な切符で、ベンタからブルゴスまでの座席も予約されている。ちょっと贅沢だな・・・なんて思いつつ、 列車に乗り込んで小旅行が始まった。


大雨のブルゴス


ブルゴスに着いた。駅舎を出る。見知らぬ地に着いて初めて旅に出たことを実感する。まず、インフォメーション を目指して歩くことにする。駅周辺は人気が無くてさみしい。同じ列車に乗ってきた人たちも、迎えに来ていた 車に乗って、あっという間に姿を消してしまった。駅を出てまっすぐに歩き、川に出会ったところで右に曲がる。 いくら音痴の私でも道に迷うことはなさそうだ。歩いて行くにつれ、左手前方にカテドラルの尖塔がが見え始める。 「ああ、ブルゴスだ。」と、ちょっと感動。
カテドラルの付近には観光客など、人がたくさんいる。カテドラル見学は後回しにして、とにかく宿を探すために インフォメーションに向かう。カテドラルの脇の道を入り、商店街を抜けて、ひたすら歩くがいっこうにインフォ メーションらしき建物は現れない。また迷っちゃったかな・・・と思いつつもさらに歩き続けたら、ようやくインフォ メーションにたどり着くことができた。お昼休みの前にインフォメーションに・・・と思っていたので一安心する。 インフォメーションでもらったホテル(オスタル)リストの中から、場所と料金を目安に、ホテルを選ぶ。 結局マヨール広場の近くのホテルにチェックインした。これまでは安さを追求して宿を選ぶことが多かったが、 今回の旅行はちょっと贅沢になって、バス・トイレ、できればテレビ付きを選んだ。人間一度贅沢をすると もう元には戻れない・・・。
一休みして、出かける。マヨール広場の周辺でとりあえず食事をする。が、適当に入ったお店はすっごく まずくて、ほとんど食べられなかった。夜はもっとおいしいものを食べようと心に決め、翌日のバスの時刻を 見るために、バスターミナルへむかった。次の目的地は迷いつつも、サンセバスチャンに決め、切符を購入する。 そしてホテルに戻ろうとしたら・・・・モノスゴイ雨が降り始めた。さらに雷まで。ヒャー!傘はホテルに置いて 来ちゃったよー!と雨宿りをして雨雲が去っていくのを待つことにする。雨が少ないはずの夏のスペインでも 今年は雨が多いらしい。小一時間して雨がやんだ。ホテルに戻ってみると・・・窓の隙間から雨が入って、床に 水が・・・。大事なスリッパが濡れてしまった。でも、床も半分は無事であったので、まあ、いっか・・・と お昼ねタイムに突入した。


パパモスカスのいるカテドラル


ブルゴスは何といってもカテドラル無しには語れない。93年冬にレオンのカテドラルを見て、感動に浸っている時に、 一人の日本人女性に出会った。その人に「ブルゴスのカテドラルはもっとスゴイわよ」と言われ、それ以来、一度 見てみたいと思っていた。外観はさすがに迫力がある。残念なことに改修工事中で、塔はフェンスで覆われていて、 その姿を見ることはできない。そしてこのカテドラルを訪れるもう一つの目的は「パパモスカスに会うこと」で あった。ガイドブックによると、入り口を入ってすぐ左手にパパモスカスと呼ばれる像があって時報を告げる、という。 これは見なくては・・・。しかし、入り口の左手にそれらしき物はない。ついでに右手を見てもやっぱり無い。不思議に 思いつつもカテドラル内を二周する。疲れたので、ベンチで少し休み、もう一周。すると天井の方を見上げる 集団に出会った。時刻はちょうど16時になるところ。みんなはパパモスカスが時報とともに口をぱくぱく開けるのを 今か、今か、と待っているのであった。とうとう、念願のパパモスカスの姿を見ることができた。パパモスカスは 思ったより、上部にいる。それに、場所は私が入ってきた入り口とは異なる門の左手であった。これじゃ見つからないわ ・・・と、納得。でも、パパモスカスはどうしてあんなところに居るのだろう・・・。


ブルゴスのレストラン


初めての土地で食事をするのは結構悩む。ブルゴスでも最初、どこにレストランが集まっているのか分からなくて困った。 お昼は失敗しているので、夜はもうちょっとまともな物を食べようと心に決めていた。ブルゴスはカテドラルの周辺に レストランが集まっている。もちろん観光客向けであるのでメニューも英語、フランス語と用意されていることが多い。 メニューは写真付でわかりやすく、選びやすくなっている。観光客向けのお店に一人で入るのはちょっと気が引けるけど、 その一つに入ることにした。そのレストランは「don nun~o」、そこで 975pts のセットメニューを注文する。内容は サラダと鶏の焼いたものとデザートにワインとパンが付いている。店内は家族づれが多く、一人で食事するのはちょっと 寂しい。それでものんびりと食事をした。このお店のお姉さんが優しくて、わたしの注文したセットには含まれない コーヒーをサービスしてくれた。大雨に降られたブルゴスだったけど、なんだか良い思い出ができた。コーヒー一杯分 の宣伝をここでさせてもらいました。(^_^)

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