ベニカルロ&ペニスコラ
ベニカルロ滞在 1998年2月25日

バレンシアからベニカルロへ

ベニカルロ

江ノ島のような(?)ペニスコラ

*** フォト集(ベニカルロ&ペニスコラ) ***
文中でリンクしてある写真は全てフォト集に掲載してあります。


バレンシアからベニカルロへ


バレンシアからベニカルロ&ペニスコラに行くことにした。11時05分の列車に乗ることにする。 いつもの通り、駅で切符の支払いをクレジットカードで行う。スペインでは近郊線はダメだけど 長距離線はクレジットカードでの支払いが可能だ。窓口のお兄さんはわたしのセゾンカードを 見て、「サイソン、サイソン」とつぶやいている。変な人だ。何でもローマ字読みをしてしまう スペイン人の典型。カードを機械に通して、さっさと返してくれる。サインのチェックなんて 全然する気がないらしい。しかーし、わたしが漢字でサインをする段になって、「なんて書いて あるんだ?」「本当にサインなのか?」とうるさい。仕方ないので、しまってしまったカード を出そうとすると、「まぁいいよ」。やっぱりどうでもいいみたい。でも、不正使用を防止する ためにも、サインはちゃんとチェックしてよね・・・ったく。

ということで、無事、列車に乗り込んだ。すぐ後ろの席には日本人の女の子二人がすでに座って いる。目があったので「こんにちは」と一応挨拶してみる。けれど、反応が無い。なんだか 警戒心が現われている感じ。わたしって怪しい???日本語のガイドブック持ってるからやっぱり 日本人なはずなんだけどね。まぁいっか。


ベニカルロ


列車はベニカルロに着いた。降りる人はほとんどいない。駅舎を出てみるが、工場らしきものが あるだけで、他には何もない。近くにいた人に街の中心はどこか、聞いてみる。言われた通りに 駅舎を出て右手に行くと自然と道は左に曲がっているので道なりに歩く。工場や空き地しか なかった周囲の景色も変わって来て、やがて民家が現われ、市街地に入る。突き当たりにお洒落 な銀行。インフォメーションは空き地のようなところにあった。駅からは徒歩で20分くらい かかる。ベニカルロの地図をもらう。まずはオスタル探し。でも、疲れていたので、インフォメーション で「ここから一番近いオスタルはどこ?」と聞いてみる。「ほら、あそこに旗が掲げてある建物 があるでしょ。あれが市庁舎で、その隣にオスタルがあるよ。」なるほど。これなら迷わないぞ。 ホテルリストを見ると、ツインで5500ptsと書いてる。シングルはいくらかわからないけど いってみることにする。

オスタルで部屋を見せてもらう。建物の内部は絵タイルがたくさんあり、置いてある小物なんか もお洒落でかわいい。部屋も綺麗で清潔感がある。(写真) それに値段を聞いてみるとシングルは2000pts。トイレもバスもテレビも付いているし、 文句無し。即決。


江ノ島みたいな(?)ペニスコラ


ベニカルロへ来たのはペニスコラへ行くためだった。ペニスコラで有名なのは海にちょこんと 飛び出た城塞。(写真)それが15世紀にベネディクト13世 (教皇ルナ)が住んでいた城だ。ガイドブックではこのペニスコラを「江ノ島のような」、と紹介している ことがあるけれど、わたしは江ノ島を知らない。江ノ島を見た時には、「ペニスコラみたい」って 思うんだろうか。(^^)

ベニカルロのオスタルに荷物を置いて、さっそくペニスコラへ出掛けることにした。 バスのことを聞きに再びインフォメーションへ。バスの時刻表をもらうが、ちょうどバスは 出たばかりで30分ほど待たないといけなかった。バスは30分に一本。シーズン中なら もっとあるのかもしれない。バス停はインフォメーションのすぐ近くだ。時間があるので ベニカルロの街をフラフラした後でバス停へ行ってみると、4、5人待っている人がいた。 念のため、ペニスコラ行きのバスがここから出るのか確認してみる。間違っていないようだ。

5分ほど遅れてバスが来た。ペニスコラまで105pts。近代的なパラドールの横を通り ペニスコラのホテル街を抜けて行く。驚くほどたくさんのホテルが海岸沿いに立ち並んでいるが、 シーズンオフということで人気は無い。

15分ほどでバスは終点に到着した。手前にもバス停はあり、そこで降りればビーチ脇に 建つペニスコラのインフォメーションの前だ。でも、終点がどこなのか知りたかったので 終点まで行く。バスが来た道を少し戻るとレストランが立ち並んでいた。シーズンオフなので 閉まっているお店も多いが、開いていた一軒に入る。Menu' de la casaが1350pts。 パエーリャは普通一皿目にあることが多いけど、ここは二皿目だ。食べたいが、二人 以上じゃないとダメらしい。残念。海の見えるテラスでの食事。天気もいいし、のんびり と時間が流れて行くかんじ。ゆっくりと食事をとる。

食事の後、ビーチに行ってみる。だぁれもいない。独り占め。夏じゃこんなわけにはいかない んだろうな。散歩をしながら貝殻を拾い、それからCastillo(城)へ。地図なんて無くても 迷うことはない。城の下の村は迷路のようだけど、上へ上へと歩けば自然と城にたどり着く。 お土産物屋や、他のお店もほとんど閉まっている様子だ。やっぱり誰もいない。

Castilloの入り口まで来たところで日本人の女の子三人を見つけた。誰もいないなー、と 思っていたところに突然の日本人。へぇ、こんなところにも日本人って来るのね・・・って 感心していると、いるわいるわ。Castilloの中はウジャウジャと日本人だらけ。(@_@)
旅行社のツアーの一行だった。今日はバルセロナから来てバレンシアまで行くのだそうだ。 ペニスコラは丁度中間にある手頃な観光スポットになってるようだ。全部で30人くらい いそうだ。もしかして別のグループもあるのかも。それにしても若い女の子が多いツアーだな。

城からの眺めは格別。日本人観光客たちは波が引くようにスーッと消えて行った。さっき までの賑やかさが嘘のように静かになった。ゆっくりと城の内部を見てまわる。城を出て 今度はビーチとは反対側にある港の方へと下りた。もう夕方なのに、港脇の建物では競りが 行われている。様子をしばらく見てみるが、何を言っているのか全くわからない。 それとは別に屋外では一般人向けに女性たちが天秤で魚介類の量り売りをしている。周囲に いる観光客らしき人たちの会話を聞いてみると、カスティジャーノと呼ばれるスペイン語では ない。フランス語っぽいけど、カタランか?すぐ脇の駐車場にキャンピングカーがたくさん 止まっているのを見てみるとフランスからの車が多いようだ。

ベニカルロへ帰ろうと思って歩いていると女の子がわたしを見ながら歌を歌っていた。 「china japonesita・・・」(中国人、日本人)。即席で作ったのだろうか。わたしのことを 歌っているのは明らかなので、「Hola」と声を掛けると、恥ずかしそうに「Hola」と 返って来た。

今度はインフォメーションの前のバス停からバスに乗る。ベニカルロでバスに乗ったところ を通るのかと思ったら、そこを通らずに街の中に入って行くバスだった。油断すると 迷子になるところ。「ベニカルロのセントロはここだ」というのでバスを降りてみると そこは市場の前だった。ベニカルロ自体が小さな街なので、オスタルまで遠くはないし 位置もすぐわかりひとまず安心。


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