アリカンテ 
アリカンテ滞在 1998年2月21日・22日
わたしって貧乏?
日本人観光客たち
サンタ・バルバラ城に登ろう!
*** フォト集(アリカンテ) ***
ムルシアからバスでアリカンテへやって来た。アリカンテもまた大きな町だ。バス・ターミナルに観光案内所
があったらしいが、気づかず、海岸沿いの観光案内所まで重い荷物を背負っていく。もう荷物を捨てたいくらい
肩に食い込んでくる。やっとたどり着いた観光案内所でオスタルを尋ねると1500pts程度のオスタルを
2件教えてくれた。もちろんトイレ・バスは共同だ。「バス・トイレ付きの方がいい。それにテレビもあった
方が・・・」と言うと、「1500ptsじゃそんなところないわよ。」とあっさり言われた。ちょっと待て。
誰が1500ptsで、って言ったんだ?わたしの外見から判断したのだろうか。この相場は。そんなに貧乏
そうかなー。リュックのせいかなー。結構、いい年なんだけどなー。ブツブツ。
ということで、結局、市場の近くの3000pts程度のオスタルを紹介してもらった。最近改装したばかりで
なかなかきれいだ。
訪れたスペインの町を思い出すと不思議と暗い印象がある。その中でも珍しく、アリカンテのイメージは明るい。
アリカンテにはオープンな雰囲気があった。たまたまカーニバルの時期で、その準備に追われている人たちや
仮装をした子供たち、そしてたくさんの観光客・・・町には活気がある。そしてその背後には高くそびえるサンタ・
バルバラ城が見える。マクドナルドもケンタッキーフライドチキンもバーガーキングもある。
港の近くのベンチに腰を下ろし、時折行き交う人々を眺めながら日記を書いた。
意外と熱中していたらしく気が付いたらまわりにたくさん日本人がいるではないか。目の前のホテルに泊まって
いるツアー客のようだ。アリカンテも観光ルートに入っているんだな。なんて思っていると「ラドロン!(泥棒!)」
の声が。ダーッと駆けていく中年の男性、その後を追いかける人たち。
すごく平和そうで、のんびりした空気に浸っていたときなので、一瞬目が覚めた感じ。結局、その犯人はすぐに
捕まえられて戻ってきたのだが。
しばらくすると三人の日本人が近づいてきた。「すぐ目の前のホテルに泊まっているのよ。とっても素敵な部屋
なの。よかったら寄っていきませんか。」とのこと。久しぶりの日本人だし、ご厚意に甘えることにする。
おせんべいやお茶などをよばれて、話をしているうちにどっぷりと日は暮れてしまった。この三人の日本人女性
は某旅行会社のツアーに参加していたのだが、話を聞いてみると、旅行代金がすごく安い。全食事付きで
良いホテルに泊まって、よくこの価格で催行できるものだ、と感心。おまけに彼女たちはこの旅行をとても
満足していた。「この価格でしょ。とんでもないところに泊められたり、食事なんてまずくて食べられない
んじゃないかと覚悟してきたのよ。」「ところが3人部屋ということでホテルの部屋はたいていスイートだし、
食事もおいしくって、いたれりつくせり、って感じ」なんだそうだ。ツアーに対する不満不平は嫌ってほど
聞いたことがあるが、こんなに満足している人もいるんだな。
「カーニバルには出かけないんですか?」と聞くと、「夜は外出しないように、って言われているから。」と
のこと。せっかくなのにもったいない。
その晩、カーニバル会場で異様な団体を見かけた。おそらく、あの三人と同じツアーに参加している日本人
観光客だろう。添乗員らしき人を先頭に、7、8人の日本人が夜間外出という大冒険に警戒心をあらわにして
固まって目の前を通り過ぎていった。それ以降、彼らを見ることはなかったが。
カーニバルは明け方まで続いた(らしい)。わたしは午前2時ごろに退散してしまったけれど。
オスタルに戻ると仮装したてんとう虫がたくさんいたのには、ちょっとおどろいた。
翌朝、起きたらとても良いお天気だった。アリカンテにはもう一泊するのでのんびりと過ごすことができる。
日曜日ということでものすごい人出だ。海岸沿いの散歩道に置いてある色とりどりの椅子がかわいい。みんな
そこに座っておしゃべりを楽しんでいる。Paseo de Gomizへ向かうと、サングラスやTシャツ、トレーナーなど
を道端に広げて店を出している黒人がたくさんいた。別の場所では中国人らしき人たちがおもちゃなどを
売っているのも見かけた。Paseo de Gomiz沿いにサンタ・バルバら城に登るエレベーターがあるらしい。
が、探していたつもりなのに見つからなかった。気が付くと、車での登り口に来ていた。こうなったら、
足で登ってやろう。でも、結構高いし大変そう。結局、本当に歩いて登ってしまった。
エレベーターもあるし、車でも上がれるのだから、こんな大変な思いをして登る人などいないだろう、と
思ったら、いた。一人だけ。緑のリュックを背負ったお兄さんが。仲間がいて、ちょっと心強い。
上界は風が強くてちょっと肌寒いが、下界はコートはいらないくら暖かい。気温は20度くらいだけれど
半袖の人もいるし、ビーチを見下ろせば水着で日光浴をしている人や、泳いでいる人までもいる。
サンタ・バルバラ城見学を終え、山を降りることにする。下りはエレベーターを使うことにした。でもね。
下りだけでもしっかり300ptsとるのはちょっと許せない。半額にしてよね。歩いて下山しても
よかったんだけど、エレベーターの登り口がどこにあったか知りたかったし、疲れていたのでしぶしぶ
300ptsを払った。でも、岩山をくり貫いてエレベーターを作っちゃうなんて。もし故障でもしたら
大変そうだ。
結局、エレベーター口はPaseo de Gomizの観光案内所の裏側の道路の向こう側にあることがわかった。
なぁんだ、こんなところにあったんか。
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フォト集(アリカンテ)
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