BAMBOLA
バンボラ
バンボラ1996年 スペイン・フランス・イタリア映画(イタリア語)
監督:ビガス・ルナ
脚本:セサーレ・フルゴーニ/ビガス・ルナ
撮影:ファビオ・コンヴェルシ
音楽:ルシオ・ダラ
出演:ヴァレリア・マリーニ(ミーナ"バンボラ")、ステファノ・デイオニジ(フラヴィオ)、ホルヘ・ペルゴリア(フーリオ)、マヌエル・バンデラ(セッティミオ)
* sinopsis + comentarios *


 イタリアの田舎町。食堂を営んでいた母親が亡くなり、バンボラと弟フラヴィオは友人ウーゴの協力を得て食堂を継ぐことになった。ウーゴはバンボラにゾッコンだけど、バンボラにはその気はない。お休みの日に、3人で水上遊園地に行くが、バンボラを口説こうとしている男セッティミオを見て、嫉妬したウーゴはセッティミオに掴みかかり、もみ合いになった末、死んでしまう。不慮の事故ではあったが、セッティミオは殺人の罪で拘置所に入ることになる。自分のせいで犯罪者になってしまったセッティミオに面会に訪れたバンボラは、拘置所に入っているフーリオという柄の悪い男に一目惚れをされてしまう。フーリオはセッティミオを敵対視し、嫌がらせをするようになり、最初はバンボラもそれをやめさせようとするが、次第に凶暴で強引なフーリオに惹かれていく。バンボラは危険であるとは知りながら、心を奪われ、フーリオを拒みきれない。一方で、フラヴィオはセッティミオに惚れてしまう。釈放されたフーリオは、バンボラたちが住む家に住み着く。とても嫉妬深く、彼のバンボラに対する愛情表現は異常なものだった。フラヴィオはバンボラとフーリオを別れさせようとするが・・・。

 バンボラ役のヴァレリア・マリーニはイタリアのセクシー女優で見るからに色気たっぷり。知性のかけらも感じさせられない容貌は、この役にはぴったりなのでは?なんて言っても色気が勝負の作品だから・・・。野蛮で凶暴なフーリオを演じるのはキューバ出身の俳優、ホルヘ・ペルゴリア。『苺とチョコレート』で有名になり、その後、中南米やスペインの映画に多く出演している。濃い顔、がっちりとした体つきで、まさに"ケダモノ"になりきった演技を披露している。そして、ゲイの弟フラヴィオを演じるのは『カストラート』のステファノ・ディオニジ。ビガス・ルナ監督作品ということで、他の作品にも増して、性表現は過激です。過激な内容の映画だけど、水上に浮かぶ食堂とその周囲の風景は雰囲気がよくって、仔ヤギのリッリが心を和ませてくれる。同じくビガス・ルナ作品『ハモンハモン』の仔豚パブリートのようにリッリも食べられちゃうんじゃないかとドキドキしちゃったけど、大丈夫だった。(笑)

【おまけ】バンボラがフーリオに追われてトラックに乗って逃げるシーン。トラックの後ろの窓ガラスに、誰か映ってるんですけど・・・。どう見てもスタッフの人だよね。(笑)

日本劇場未公開
1997年11月ビデオ、1999年1月ビデオ[廉価版]、2000年3月DVD発売(日本コロムビア)


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