大豆は,昔からとうふ,油揚げ,納豆,みそ,しょうゆ等,日本人になくてはならぬ 食べ物の原料です。そして大豆からは,油も絞れます。 大豆油は,油の中でも菜種油と並び最も代表的なものです。 日本の大豆の消費量は,466万トン(1998年)うち362万トンが製油原料として 使われ,約67万トンの大豆油が生産されています。これは,油の全消費量の 36%を占めます。その昔,白い手ぬぐいで絞っていた頃の技術では,想像の つかない量です。今ではその名称だけ残り「大豆白絞油」と呼ばれています。 大豆油は,他の油と調合され,サラダ油や,天ぷら油という名前で使用されて います。中でも菜種油,コーン油,綿実油などと調合される事が多いようです。 大豆油は,その独特のうまみとコクが特長です。大豆白絞油は,調合油として 業務用(レストラン,惣菜業,給食調理用など)に広く使われています。また 加工油脂として,マーガリン,ショートニングにも使われています。その他 マヨネーズ,ドレッシングなど,ほとんどが食用油の形で使用されます。 工業用としては,塗料や樹脂,可塑性剤などに使用されます。 古くから身近で大切にされて来た大豆,その大豆から取れる大豆油は, 日本人にとって親しみ深い植物油といえます。
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