大豆の品質を維持するために

大豆をはじめ農作物はすべて生きています。その中で特に種子類は適当な温度と水分があれば発芽しようとします。卵がひよこになるときもそうですが孵化がはじめると同時のその成分は全く変わってしまい卵料理などできなくなってしまいます。それといっしょで、大豆も発芽が始まると豆腐やその他の大豆蛋白食品に対して加工適性が著しく悪くなります。また、保管温度が高すぎると大豆のPH(ペーハー)が低くなって酸性に近づいてきます。そのような大豆蛋白の変化を少なくするためにはやや低めの一定の温度を保ち続ける必要があります。丸十商店の定温倉庫はユーザ各位に品質の安定した各種大豆を供給し続ける大切なアイテムの一つなのです。真夏の暑い日、巨大な冷蔵庫の中で涼むのはとっても気持ちがいいものです。

大豆は加工品、メーカーとしての発想で

人には個性があるように、大豆にもさまざまな顔があり種類があります。PR(蛋白)の高いもの、NSI(水溶性窒素、蛋白質のなかで水に溶けて豆腐や湯葉などになるもの)の高いもの、MO(水分)の多く含むもの、GL(糖分)の多く含むもの、OC(油分)の多く含むものや収穫した時期、保管状況などの環境によってPHが高いものや低いものがあります。例えば豆腐の製造に適する原料大豆は前述したすべてのバランスがとれたものがもっとも望まれます。新穀の取れる時期以降は旧穀はPHが下がり豆腐の加工適性においては硬く凝固するという利点はあるもののみずみずしさや歩留まりにおいては問題が生じます。一方、PHの高い新穀はみずみずしく歩留まりもよく口当たりもよいのですが凝固反応に問題があります。そこでこれら二つのものをブレンドすることによってどちらの良さも生かせるような加工品を作り出すことができるのです。つまり鉄とアルミニウムを混ぜてジュラルミンという合金を作るのと同じです。また、MO,PR,OC,GLなどを調整することによって、よりよい商品を開発し、メーカーとしての機能追求を目指していきます。


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