ハワード・ショア サントラ紹介

◆◆◆「ハワード・ショア」関連作品のサウンドトラック◆◆◆  


「THE SILENCE OF THE LAMBS」/「羊たちの沈黙」 MCA MCAD-10194 (サントラ盤)
 「THE ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE THE SILENCE OF THE LAMBS」 音楽 ハワード・ショア (90年) 

 トマス・ハリスのベスト・セラーをジョナサン・デミ監督が映像化。本編に劣らずシリアスなサウンドは、クローネンバーグ監督とのコラボレーションで注目されたハワード・ショアが担当。同監督の作品とは若干ニュアンスが異なり、憂いを秘めた旋律の中に柔らかい木管の響きを絡ませ事件に翻弄される”クラリス”の苦悩を哀しげに描写しています。跳梁する得体の知れない快楽殺人者そして天才的な頭脳と奇行を併せ持つ謎の囚人ハニバル・レクター博士など、本編をカタチづくる曲者と呼応する息苦しいストリングスのシンフォニーは全編に淀み、その窒息感は目眩を催すほど。


「PRELUDE TO A KISS」/「キスへのプレリュード」 VICP 8062 (サントラ盤)
「MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTUER SOUNDTRACK」 音楽 ハワード・ショア(92年)   

 「キスへのプレリュード」は人気の戯曲を映画化したモノで、サントラはショアによるオリジナル・スコアと女性ヴォーカルを中心にした歌曲を数点収録しています。本編のファンタジックなラブ・ストーリーを彩る落ち着いたトーンのスコアは、”ブルース・ハープ”や”バンドネオン”を隠し味に「ミセス・ダウト」等の原型とも言える上品なアコースティック・サウンドを展開します。”デボラ・ハリー”が歌う表題曲の『プレリュード・トゥ・ア・キス』や、元ユーリズミックスの”アニー・レノックス”による『エヴリタイム・ウィ・セイ・グッドバイ』などのカバー曲も非常に秀逸で、統一感のあるアルバム構成が施されています。


Mrs.DOUBTFIRE」/「ミセス・ダウト」 0782211015−2 (サントラ盤)
「ORIGINAL SOUNDTRACK ALBUM」 音楽 ハワード・ショア (93年) 

 喜劇系列のオファーも多いショアですが、「ミセス・ダウト」で手掛けたスコアは”宮廷音楽”のようにエレガントで親しみやすい楽曲ばかり。グロッケン(鉄琴)や木管で奏でるメロディーを包む弦楽器の穏やかなハーモニーは心地よく、ショアの幅広い守備範囲に驚きは隠せません。監督のクリス・コロンバスは音楽の効果を心得た作家であり、これまでの作品に携わった作家もジョン・ウィリアムスをはじめ、最近ではジマーやホーナーなどビッグ・ネームばかり。ショアはこれらの間隙を縫っての参加ですが、監督のビジョンに準じた素晴らしいスコアを書き上げました。


PHILADELPHIA」/「フィラデルフィア」 ESCA 5919 (スコア盤)
「ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE」 音楽 ハワード・ショア (93年)

 「フィラデルフィア」はデミ監督との2度目のコラボレーションにあたり、前作同様に木管や弦楽器を中心にしたオーケストラで劇伴を組み立てています。オープニングをライトモチーフとしたバリエーションを展開しながらも”儚く”も”やさしい”旋律が、シリアスなテーマを掲げる作品を感動的に盛り上げています。主人公アンドリュー・ペケットがオペラを好むパーソナリティーから”マリア・カラス”の『さようなら、ふるさとの家』や”ルチア・ポップ”の『ノン・テルメ・アマト・ベネ』等のオペラも本スコア盤ではフォローされ至れり尽くせりの内容です。


「ED・WOOD」/「エド・ウッド」 HOLLYWOOD RECORDS HR-62002-2 (サントラ盤)
「ED・WOOD ORIGINAL SOUNDTRACK RECORDING」 音楽 ハワード・ショア (94年)

 古典的なモンスター映画に対するオマージュを臭わせる導入部、そして実に味わい深い『メイン・タイトル』と、予想もしなかったほどマニアックなスコアはモノクロの画面と呼応する様に50年代の空気を的確に捉えています。バートンの指示だと言うパーカションを絡ませた劇伴ではエド・ウッドをポジティブに描き、ベラ・ルゴシの関わるシリアスな展開にはストリングスを奏で、小編成ながら密度の高いサウンドを披露しています。エルフマンの輪郭がハッキリしたアプローチとは趣が異なり、編曲や編成など音色がしなやかに感じられます。この作品でショアはLA批評家協会・最優秀作曲賞受賞。


「THE CLIENT」/「クライアント」 ELEKTRA 61686-2 (サントラ盤)
 「THE CLIENT MUSIC FROM THE ORIGINAL SOUNDTRACK」/音楽 ハワード・ショア(94年)        

 「依頼人」はジョン・グリシャム原作の同名法廷サスペンスを映像化した作品で、監督のジョェル・シューマッカーとショアは今作が初顔合わせ。マフィアの暗躍や法廷劇等でこそ、緊張感を煽る従来の劇伴スタイルを踏襲しますが、オルガンを挿入したテーマ曲やギターを活用したシンプルなサウンドこそが本編のドラマを無難に盛り上げ、劇伴のバランスは極めて良好です。映画の初見では、職人監督シューマッカーによる凡庸な音楽プランにショアがスポイルされたように感じましたが、改めてサントラを聞き返すとクローネンンバーグ系列では絶対に味わえない、豊かな音楽の彩りに驚きました。


WHITE MAN'S BURDEN」/「ジャンクション」  92628-2 (サントラ盤)
 「ORIGINAL MOTION PICTUER SOUNDTRACK」/音楽 ハワード・ショア(95年)        

 本CDは複数のアーティストが参加したロック系サントラであり、そのジャンルもフォークやカントリーにリズム・アンド・ブルース等々、比較的オーソドックスなバンド・サウンドを集めています。終盤にショアによるオリジナル・スコアが2曲納められていますが、ソレもロック・アレンジでまとめられており、アルバムとしての統一感はあります。本編のテーマである白人と黒人の対比という構図は、カナダ人であるショアがアメリカの伝統であるロックを忠実に再生する可笑しさに通じるモノがあり、そう考えれば音楽的には味のある内容と言えます。


BEFORE AND AFTER」/「判決前夜」 HR-62039-2 (スコア盤)
「MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」音楽ハワード・ショア(96年)

 「判決前夜」の劇判は、弦楽器を主体としたオーケストラによる、割と正攻法な楽曲が用意されています。本編の演出意図を充分に含んだであろうスコアには明確なハーモニーが存在し、様々な表情のスコアが並びます。本作はジャンルとして”サスペンス”であり翳りを帯びた楽曲も多いのですが『メイン・タイトル』を筆頭に、時折のぞく”甘美”な旋律がとても印象的です。ストリングスと木管楽器の組み合わせでは、「羊たちの沈黙」を想起させますが、ひたすら恐いソレとは異なりサントラ単体で愉しむなら「判決前夜」の方が心地良いです。


「THE TRUTH ABOUT CATS&DOGS」/「好きと言えなくて」31454 0507 2 (サントラ盤)
「ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 音楽 スザンヌ・ヴェガ etc (96年)    

 ロマンティック・コメディーのサントラということで、変に尖った印象はなく非常に聴きやすいアルバムです。参加ミュージシャンも”スザンヌ・ヴェガ”や”スティング”などビッグネームを集めながら、それぞれの”個人技”は、さほど吐出せず安定感のある楽曲が並んでいます。サントラのラストで本編の劇伴を手掛けた”ショア”のスコアを1曲のみ収録していますが、こちらはラウンジ系の”お洒落”なグルーヴをフォローしています。作品の性格上スコア盤のリリースは難しく”ショア”を目当てに購入するには物足りませんが、コンピレーションと割り切って楽しむなら問題のない内容と言えます。


LOOKING FOR RICHARD」/「リチャードを探して」 72435 56139 29 (スコア盤)
「ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 音楽ハワード・ショア (96年)

 シェイクスピアの「リチャード三世」を巡るある種のドキュメンタリーが本作であり、そのサントラは劇中で再現されたドラマ・パートの劇判を中心に構成しています。声楽と弦楽器を中心に編成されたスコアは、後の「ロード・オブ・ザ・リング」関連で昇華する原型と見ることも可能ですが、ショアの持つ特異な楽想が強く反映されており、辛辣な人間ドラマを奏でるには最適な人選だったと確信させます。アルパチーノがシェイクスピアを役者の視点で見つめたように、ショアが思いを馳せた戯曲の世界観は人間の業を捉えた鬱な趣。両者の真摯な姿勢には感嘆とするばかりです。

  ※↑この音源は”み〜ど”さんからお借りしたしました。

「THE GAME」ゲーム」 LONDON POCL−1798 (サントラ盤)
 「THE GAME ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 音楽 ハワード・ショア(97年) 

 「ゲーム」は理不尽な状況に翻弄される主人公を描いた不条理劇で、その心理状態と連動した劇判は、ひたすら重いトーンで支えられています。前半は囁くようなピアノで、粛々と緊迫感を煽りますが、弦楽器を中心に据えた悪意の密度は盤石であり、終始不快なシンフォニーが途切れることはありません。感傷的な楽曲であるプロローグと、オリジナル・バージョンの歌曲『ホワイト・ラビット』がサントラに収録されることでアクセントとは成りますが、全体の印象が変化する筈もなく本編の意図は明確に伝わります。


COP.LAND」/「コップランド」 7313835827−2 (スコア盤)
「MUSIC FROM THE MIRAMAX MOTION PICTURE COPLAND」 音楽 ハワード・ショア(97年)    

 警察官の不正告発というシリアスなテーマを掲げる「コップランド」は、ショア自身が好むファジーなサウンド。作品の構成や終盤の展開を考えれば、もっとドラマティックな劇伴でも良いのではないかと思えるほどショアの本質が顕著なサントラです。ストリングスやブラス等を中心にしたアコースティック楽器による”無調”なオーケストラは、最小限の音階の移動によるフレーズやハーモニーで組み立てたお馴染みのストラクチャー。今作ではデジタル・シンセサイザー等も積極的に取り入れていて、パット系の音色を中心にしたエフェクト・サウンドがトラックの隅々で耳障りな効果を上げています。


「DOGMA」/「ドグマ」 WEA WPCR−10642 (サントラ盤)
「DOGMA MUSIC FROM THE MOTION PICTURE」 音楽 ハワード・ショア (99年)   

 ユニークな作風で注目を集めるケヴィン・スミス監督は、キリストの教義(ドグマ)に斬新な解釈(不道徳な)を施した異色コメディーをリリース。経緯は不明ですが、ショアがその音楽を担当しユニークなスコアを披露します。”オルガン”や”聖歌隊”と言った教会系の音色をフィーチャーし、作品の趣旨と符合させた劇伴は、カリカチュアされた登場人物のアンダースコアとして申し分のない仕上がり。サントラの冒頭に、主要人物で出演者の”アラニス・モリセット”の手掛けた歌曲『スティル』を収録しますが、残りは全てショアのオリジナル・スコアで構成され、躍動感とケレンな味付けが楽しめます。


「THE CELL」/「ザ・セル」 RBCE-1004 (サントラ盤)
「ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 音楽 ハワード・ショア (00年) 

 サスペンスとの相性の良さでショアは作家としてのイメージを築いてきましたが、本作の第一印象は非常に混沌としたモノで”鬱”な作風に対する期待は裏切られました。劇中の半分以上が異常者”スターガー”との精神世界での攻防を描いており、劇判もソレに付随した楽曲を中心に構成されています。バグ・パイプの派手な音色など表層的な質感の違いに耳を奪われますが、”核”となる部分は弦楽器等で編成されており、本質的な部分はあくまで”ショア”です。唯一の過不足は国内盤のジャケが冴えないぐらいでしょうか。


 「THE YARDS」/「裏切り者」 SICP 19 (スコア盤)
「MUSIC FROM THE MIRAMAX MOTION PICTURE 」 音楽 ハワード・ショア (00年)

 オープニングの終焉を思わせる響きは、ホルストの組曲「惑星」から『土星』をフィーチャーした結果で、この楽曲が作品の本質を伝えます。ジェームズ・グレイとショアは初顔合わせですが、オペラ好きの同監督の嗜好に合わせて、劇的なスコアを注入。「羊たちの沈黙」ほど息苦しくありませんが、「フィラデルフィア」のような煌めきは皆無で、実にショアらしい”痛み”がサントラ全般を支配します。同時期にリリースされた「ロード・オブ・ザ・リング」で獲得したファン層の高揚感を奪うこと必死の約40分は、ソニーリリースの割に短くも感じますが、遠慮のない重苦しさにはこの位までが許容範囲でしょうか?


 「ESTHER KAHN」/「エスター・カーン めざめの時」 ND 68510 (スコア盤)
 (サントラ関連した表記無し)  音楽 ハワード・ショア (00年)

 本作は自閉症の女性が女優を志すことで自己啓発のヒントを掴もうと苦悩する物語ですが、ショアの起用からその演出が一筋縄でいかないことは容易に想像出来ます。ストリングスや木管を中心に編成されたオーケストラは苦難を滲ませるような憂鬱なスコアばかりが並び、監督の意図を鮮明に浮かび上がらせます。終盤には劇中劇の”ヘッダ・カブラー”に関連した舞台音源を聴くことが出来ますが、こちらはライブ特有の躍動感が音にあり、音響的に計算されたサントラ前半の楽曲と聞き比べてみるのも面白いかもしれません。


「THE SCORE」/「スコア」 VOLCANO CPC8−1152 (スコア盤)
「ORIGINAL SOUNDTRACK SCORE」 音楽 ハワード・ショア (01年)

 短いフレーズのループで組み立てられた『メイン・タイトル』のバリエーションで展開する「スコア」の劇伴は、ジャズ関連のミュージシャン(ベース/トランペット/ビブラフォン/ギター/ピアノ/ドラム」)によるバンド・セッションに、オーケストラをブレンドした渋いサウンド。打楽器を中心に据えたリズム・トラックに漂うミュートしたトランペットの浮遊感やスティール・ギター或いは、弦を擦る音のケレンな演出など、相変わらず隙のない音づくりも素晴らしい仕事です。クラブのニュアンスを伝える音響設計のバランスも抜群で、クライム・サスペンスというジャンルとジャズの相性の良さを再認識しました。


「GYANGS OF NEW YORK」/「ギャング・オブ・ニューヨーク」 UICS 1054
「MUSIC FROM THE MIRAMAX MOTION PICTURE」(サントラ盤)音楽ハワード・ショアetc (01年)

 複数のアーティストが参加した「ギャング・オブ・ニューヨーク」のサントラですが、散漫な印象は無くコンセプト・アルバムのような統一感が存在します。ギターや民族楽器が醸すアコースティックな音色からは、現実音の延長線上にある様なサウンドが集められ独自の味わいがあります。ショアによる『ブルックリン・ヘイツ』はこの作品のオリジナルではありませんが、序盤・中盤・終盤に収録された楽曲を聴く限り作品の世界観に上手く調和し、特異な楽想が”深み”を与えているようにも思えます。特に最後のスコアの放つオペラのような風情は素晴らしく、ショアの全面参加で無いことが残念でなりません。


「THE LORD OF THE RINGS」/「ロード・オブ・ザ・リング」 WPCRC11195
「ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 (サントラ盤) 音楽 ハワード・ショア (01年)

 「ロード・オブ・ザ・リング」のサントラは2種類存在し、国内向けには”通常盤”のみがリリースされました。音源の収録内容は同一ですが、それぞれに異なる付加価値を追求しており、このCDにはジャケ・サイズのコレクターカード1/6枚が封入されています。(注:コレクターカードは選べません!)それと、盤面の指輪のプリントも異なり通常盤の方がクールです。ニュージランドの美しい風景にインスパイアされたと言うオリジナル・スコアは、アカデミー作曲賞・受賞も頷ける渾身の仕上がり。要所をしめる声楽の配置や重厚なシンフォニーの力強さは、”ショア”らしい趣を宿し”黒い焔”のような激しさです。 


PANICROOM」/「パニックルーム」 302 066 346 2
「ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 (サントラ盤) 音楽 ハワード・ショア (02年) 

 「パニックルーム」はシェルターを巡るサスペンス・スリラーで、サウンド的には「ザ・セル」に近いアレンジや編成を施した上で(騒々しさは控えめ)、お馴染みの”鬱蒼”とした成分をタップリと添加します。メイン・タイトルでは輪郭のはっきりとしたスコアを提供していますが、アンダー・スコアに徹した音づくりが基本で余りメロディーを意識させません。半音ずつ上がる”テンぱった”心理状態を感じさせる”いつもの楽曲”を含め短い収録時間に厳選した”闇”が凝縮され、ファンには堪えられない内容のサントラと言えます。


「ロード・オブ・ザ・リング二つの塔」 WPCRC11385
「ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 (サントラ盤) 音楽 ハワード・ショア 
(02年)

 圧倒的な彼我兵力差を誇るサウロンの軍勢に対し、ちりぢりになった旅の仲間の苦難を描いた第二部でもショアのテンションは一向に衰えず、力強い楽曲で圧倒します。本編では割と鳴り止まぬ劇判ですが、過度に自己主張しない楽曲の潔さも頼もしい限り。エンディングでは物語の鍵を握るであろうゴラム(スメアゴル)の”恨み節”で締めくくりますが、スコアの素晴らしさに趣旨を忘れそうです。例によって豪華仕様の国内盤は未発売ですが、コレクターズ・カードなどの特典を盛り込んだ”通常盤”でも遜色はありません。


「ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還」 WPCRC11724
「ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 (サントラ盤) 音楽 ハワード・ショア 
(03年)

 指輪の力は絶大であり、簡単に火山に投げ込まれるほどヤワな展開でない事を本サントラは雄弁に語ります。これまで書かれた数々のモチーフも度々登場しますが、物語の完結に向かって流れる旋律は何処か虚ろで切なく、ショアの持つテクニックが余すことなく納められています。終盤の幾つかの楽曲で、ようやく”旅の仲間”の主題が再登場を果たしますが、登場人物毎に訪れるエピローグは、決して幸福な決断ばかりでないことを想像させるような趣で”指輪物語”の本質を称えるようです。
 サントラは仕様の異なるバリエーションがあり、本作は音源のみの通常盤です。

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